シアターガイドのバックナンバー
2006/06/02発売号 (7月号)

シアターガイド

  • 出版社:モーニングデスク
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■シアターガイドの目次

「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?」

【国内】ALBEE VS KERA『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』ケラリーノ・サンドロヴィッチ、大竹しのぶ×段田安則、稲垣吾郎、ともさかりえ/『OUR HOUSE』中川晃教、G2/劇団ダンダンブエノ『トリデ~砦』酒井敏也×山西惇×近藤芳正/『ウィー・トーマス』長塚圭史/『V.M.ーヴァギナ・モノローグス』宮本亜門/『アンデルセン・プロジェクト』ロベール・ルパージュ、白井晃/演劇集団キャラメルボックス『俺たちは志士じゃない』成井豊×マキノノゾミ/「劇団外創作から生まれるもの」赤堀雅秋(THE SHAMPOO HAT)×田村孝裕(ONEOR8)/岸田理生ー原風景と世界の間でー/三宅健/池畑慎之介×加納幸和×植本潤/清水宏/天児牛大/横町慶子/樹里咲穂/内田滋/猫田直/貫地谷しほり/小林美江/安藤玉恵/山本聡司 ほか
【海外】第60回トニー賞ノミネーション発表!/検証!『ウエスト・サイド・ストーリー』伝説/トロント・レポート『ロード・オブ・ザ・リング』舞台版/RSC入魂の大企画、コンプリート・ワークス・フェスティバル/『ターザン』 ほか

ALBEE vs KERA
『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』

 現代アメリカを代表する作家、エドワード・オルビーの代表作『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』に、現代日本をクールに疾走する作・演出家、ケラリーノ・サンドロヴィッチが満を持して挑む。ある知識階級の中年夫婦が深夜に繰り広げる、息の詰まるような“罵り合いのゲーム”。KERAならではのナンセンスかつブラックな笑いと恐怖が、一見平穏を保つ夫婦関係の裏に潜むゆがみを浮き彫りにする――。世にも哀しい人間ドラマの深層を、KERA、そして大竹しのぶ、稲垣吾郎、ともさかりえ、段田安則のキャスト陣が語る。

一人の少年が両極な二つの人生をひた走る
ロンドン・ミュージカル『OUR HOUSE』

 些細な罪をきっかけに、「良いジョー」「悪いジョー」に分裂した16歳の少年の“二つの人生”が、イギリスの人気バンド・マッドネスの楽曲に乗って、スピード感いっぱいに展開されていくロック・ミュージカル『OUR HOUSE』。03年にオリヴィエ賞を受賞した同作に挑む中川晃教が、作品に、そして自身のミュージカル活動に対して今思うこととは? ミュージカル初演出となるG2にも稽古場で話を聞いた。

ヤツらが舞台に帰ってくる!
『ウィー・トーマス』

 2003年、マーティン・マクドナー作、長塚圭史演出で大いに話題を呼んだ舞台『ウィー・トーマス』。イカれた登場人物たちを、これでもか!と過激に、そしてブラックな笑いで描いた舞台が、新たなキャストを迎え再演される。この4月、NY版『ウィー・トーマス』を観てきたばかりの長塚に、新たな演出プラン、そして作品への思いをたっぷりと語ってもらった。

“女性のための舞台”を宮本亜門が演出!
『V.M.―ヴァギナ・モノローグス』

 女性200人へのインタビューをもとに書かれ、96年にアメリカで初演された『V.M.』。女性器についての17のエピソードからなる朗読劇――その題材の奇抜さは衝撃を呼んだが、深遠な世界観で女性を中心に共感を呼び、またたく間に世界に広がった。上演国は何と50カ国以上! 日本での上演にあたり、演出を担当する宮本亜門の、女性への敬意が込められたインタビューをお届けしよう。

祝5周年! 劇団ダンダンブエノ
『トリデ~砦』

 年にほぼ1作品のペースで活動を続けている劇団ダンダンブエノが、早くも5周年を迎える。主宰・近藤芳正と酒井敏也、山西惇を中心に、俳優同士のミーティングとエチュードから生み出す舞台は、いずれも「演劇魂」がこもった力作ばかり。気になる新作は、“いい大人”たちが、未来に不安と希望を抱いていた高校時代を演じるという、ちょっと不思議な青春グラフィティーだ。

あの名作は“永遠”なのか?
検証!『ウエスト・サイド・ストーリー』伝説

 ブロードウェイ史上最強の傑作と呼ばれている『ウエスト・サイド・ストーリー』が、装いも新たにこの夏日本へやってくる。天才振付師ジェローム・ロビンズが演出・振付を手がけた初演版(57)と映画版(61)との違いの裏には何があった? 今回の来日版を演出するジョーイ・マクニーリーは何を見せてくれる? 『WWS』伝説の真実に本誌が迫る。

 その他、カツオ漁が盛んな土佐を舞台にした若者たちの群像劇『第32進海丸』に主演するV6の三宅健、劇団キャラメルボックスの代表作『俺たちは志士じゃない』で初タッグを組む成井豊×マキノノゾミ、新作一人芝居『アンデルセン・プロジェクト』で来日する注目のカナダ人演出家、ロベール・ルパージュと日本語版に出演する白井晃もピックアップ。海外情報も、ついに発表された第60回トニー賞のノミネーションをばっちり掲載します。さらに、演劇人の「現在」と「過去」を浮き彫りにする硬質なモノクローム写真とインタビュー記事で好評の十文字美信「劇顔」には、山海塾主宰の天児牛大が登場。日本の作品はもちろん、翻訳劇の話題作、来日する注目作品に迫るインタビューをはじめ、今月も幅広く舞台を楽しむための公演情報を満載して、お届けします!


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