Medical Bioのバックナンバー
2007/06/22発売号 (7月号)

Medical Bio

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■Medical Bioの目次

◆【特集】Special Issue
中枢神経の機能再生
─細胞治療と人工臓器─

<記事概要>
1990年代,中枢神経の細胞が新生し,回路に組み込まれ機能しうることが判明した。さらに神経幹細胞の培養技術が発達してきたことで,中枢神経の再生治療への期待が高まっている。
今回は,中枢神経の再生医療技術を取り上げ,将来に向けた神経器官の機能再生までの道のりについて検討する。あわせて,失われた感覚器官の機能を補完する人工臓器の技術開発を展望する。(クリックすると消えます)


(1)細胞移植による網膜の再生
 …高橋政代:理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 網膜再生医療研究チーム

<記事概要>
網膜の再生能力を増強する方法が最近発見され注目を集めている。細胞移植による網膜再生の戦略を紹介し,ES細胞など移植の供給源となる細胞をめぐる問題についても考えてみたい。(クリックすると消えます)


(2)ミューラーグリアが網膜を再生する
─神経再生をめざした薬物治療の可能性
 …小坂田文隆:理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 網膜再生医療研究チーム

<記事概要>
網膜は一度傷つくと再生しないと考えられてきた。しかし,網膜のグリア細胞「ミューラーグリア」が網膜神経細胞を新生することが明らかになり,薬物による網膜再生治療の可能性が拓けつつある。(クリックすると消えます)


(3)新しい刺激法を用いた人工網膜の開発
 …澤井 元:大阪大学大学院医学系研究科 システム生理学講座

<記事概要>
失明者の視機能を回復させる治療戦略として,外界の視覚情報にもとづき疑似光覚の集合体としての視知覚を与える,人工網膜に関心が集まっている。新たな刺激法「脈絡膜上-経網膜刺激法」を用いた人工網膜を開発した。(クリックすると消えます)


(4)脳神経の再生とニューロモデュレーション
 …高橋 淳:京都大学再生医科学研究所 生体修復応用分野

<記事概要>
神経幹細胞の発見は,脳疾患の治療にも影響を与えている。「脳の再生」を,細胞移植や脳深部刺激を含め,神経組織に修飾を加えて機能の再建をはかる「ニューロモデュレーション」という概念で捉え,研究の現況を紹介したい。(クリックすると消えます)


(5)臨床応用をめざす脊髄再生
 …北村和也:慶應義塾大学医学部 整形外科 ほか

<記事概要>
脊髄再生には,薬剤や神経栄養因子の投与,細胞移植,リハビリテーションなどさまざまな治療法が検討されている。ここでは,神経栄養因子の投与や細胞移植についての現状や問題点について述べたい。(クリックすると消えます)


(6)内耳再生のストラテジー
 …中川隆之:京都大学大学院医学研究科 耳鼻咽喉科頭頸部外科

<記事概要>
哺乳類の場合,内耳の感覚細胞である有毛細胞や1次ニューロンであるラセン神経節細胞は,再生能力に乏しく,一度障害を受けると感音障害が残る。これらの細胞を再生させようという試みが進められている。(クリックすると消えます)


(7)人工聴覚臓器の現在と未来
 …熊川孝三:京都大学大学院医学研究科 耳鼻咽喉科頭頸部外科

<記事概要>
人工内耳などの人工聴覚臓器は,臨床応用され,成功している数少ない人工感覚臓器だ。高度難聴者にとっての福音となっている人工聴覚臓器は,バイオニクス治療がめざす目標の一つでもある。(クリックすると消えます)



◆【解説1】Mining Column 01
臓器・器官発生からアプローチした「歯の再生」
 …中尾一久 辻 孝:東京理科大学基礎工学部生物工学科

<記事概要>
「臓器置換再生医療」が新しい治療法として期待されるている。しかし複数種の細胞から構成される臓器や器官を再生する技術の開発はほとんど進んでいない。生体での臓器・器官の発生する試みについて「歯」を例に紹介する。(クリックすると消えます)



◆【解説2】Mining Column 02
MHC IIの新たな発現調節メカニズム
 …石戸 聡:理化学研究所 免疫・アレルギー科学総合研究センター 感染免疫応答研究チーム ほか

<記事概要>
哺乳類は,病原体の侵入に対して自らを防御する,免疫とよばれるしくみをもっている。この防御機構を起動するクラスII主要組織適合抗原複合体(MHC II)を制御する分子が,最近の研究で発見された。(クリックすると消えます)



◆【カレント・レビュー】Current Review

<薬理学>
薬物依存にかかわる分子の発見
 …丹羽美苗・鍋島俊隆:名城大学大学院 薬学研究科

<血液学>
血液は体の外からやってきた?
 …イーゴル M. サモクヴァロフ・西川伸一・南波直樹:理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター

<発生学>
未受精卵における分裂停止のしくみを解明
 …大江宗理・井上大悟・佐方功幸:九州大学大学院 システム生命科学府 分子発生細胞生物学

<イベント・展示会報告>
『 BIO 2007』バイオの集積地ボストンで開催
 …三森八重子:科学技術政策研究所 国際研究協力官

◆【連載】Serial Articles

新ミクログラフィア
生きている骨組織
 …牛木辰男:新潟大学 大学院医歯学総合研究科

石浦教授のEnjoy!生命科学
植物状態では意識があるのか?
 …石浦章一:東京大学大学院総合文化研究科

人体再生に挑む
脊髄損傷という足かせから解き放たれる日へ
 …東嶋和子:科学ジャーナリスト

科学研究者になるためのサイドメニュー
“のめり込み”が差を付ける
 …和田昭允:理化学研究所 ゲノム科学総合研究センター特別顧問

マウスを使って実験をしよう
マウスの生活環について知ろう
 …梅森十三:国立遺伝学研究所 マウス開発室

プレカーサー(先駆者)
新留琢郎氏(九州大学大学院工学研究院応用化学部門准教授)
次世代の遺伝子治療を下支えする高機能遺伝子キャリアーの開発
 …斉藤勝司:サイエンスライター

バイオの巨人─ノーベル賞に迫った日本人科学者たち
MPF の発見者 増井禎夫
 …内村直之:ジャーナリスト

◆【社会との接点】Social Impact

(1)海外ヘッドライン de ライフサイエンス
混迷する遺伝子組換え作物問題
 …粥川準二:科学ジャーナリスト

(2)バイオベンチャー・ウォッチ
ジャスダックに新市場,先端企業が対象
 …木元ゆう子:バイオベンチャー・ウォッチャー

(3)医療・医科学政策,ここが焦点
基礎医学が崩壊する?
 …NPOサイコム・ジャパン


DATABASE
Tools & Products/Information/Release Clips

ライフサイエンスQ&A
麻疹(はしか)はなくならないの?/人の体で,再生するものしないもの

【書評】Book Shelf
『赤を見る』『脳は空より広いか』『人類最後のタブー』『これからレポート・卒論を書く若者のために』



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