Medical Bioのバックナンバー
2008/02/22発売号 (3月号)

Medical Bio

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■Medical Bioの目次

◆【特集】Special Issue
平滑筋臓器の分子病態と新しい治療戦略

<記事概要>
平滑筋は内臓臓器の隔壁に分布し,ゆっくりと弛緩と収縮を繰り返すことで,血管や気道の径,消化管の運動,膀胱や子宮,前立腺などの泌尿生殖機能などを調節している。上市されている薬の約半数が,平滑筋を直接的または間接的なターゲットにしているといわれる。平滑筋の異常がかかわる疾病の分子メカニズムと,その薬物治療について解説し,今後を展望する。(クリックすると消えます)


(1)総論:平滑筋臓器の分子病態と新しい治療戦略
…尾崎 博:東京大学 大学院農学生命科学研究科 獣医薬理学教室

<記事概要>
平滑筋の収縮機構の解明と同時にその破綻が招く疾患についての理解も進み,またその知見を利用した医薬品の研究開発も精力的におこなわれている。(クリックすると消えます)


(2)血管平滑筋細胞の形質変換と動脈硬化
…倉林正彦:群馬大学 大学院医学系研究科 臓器病態内科学

<記事概要>
血管平滑筋細胞は,マクロファージとともに動脈硬化の進展において重要な役割をになっている。動脈硬化巣および冠血管形成術後の再狭窄病変では,増殖能を獲得した平滑筋細胞が,血管壁の構造を変化させて,病変を進展させる。(クリックすると消えます)


(3)肺高血圧症発症の分子メカニズム
…村田幸久:東京大学 大学院農学生命科学研究科 獣医薬理学教

<記事概要>
肺高血圧症は肺血圧のみに異常上昇が観察される病態の総称である。本稿では,肺高血圧症の分類,病理組織所見,平滑筋細胞を含む肺血管構成細胞の障害機構から治療法まで最近の知見を整理紹介する。(クリックすると消えます)


(4)血管攣縮発症の分子メカニズムとその治療に向けた研究戦略
…岸 博子 小林 誠:山口大学 大学院医学系研究科 器官制御医科学講座

<記事概要>
血管平滑筋の異常収縮である血管攣縮は,虚血性心疾患や,くも膜下出血後の脳血管攣縮といった,急性発症で生命にかかわる病気を引きおこす。ここでは,血管攣縮の治療をめざす研究戦略について述べる。(クリックすると消えます)


(5)肝疾患と門脈圧亢進症
…河田則文:大阪市立大学 大学院医学研究科 肝胆膵病態内科学

<記事概要>
炎症局所で筋線維芽細胞へと活性化した星細胞は,収縮能を獲得して門脈圧を亢進させる。ここでは,星細胞の活性化に関与する分子群とその微小循環動態への関与について最近の知見を報告する。(クリックすると消えます)


(6)気管支喘息と気管支平滑筋過敏症
…千葉義彦 三澤美和:星薬科大学 薬理学教室

<記事概要>
気管支喘息患者では,さまざまな軽微な刺激に対して気道が敏感に反応して収縮する。喘息患者の気管支平滑筋は,反応性も亢進している。気管支平滑筋の変化にフォーカスをあて,気道過敏性の発現機序について述べる。(クリックすると消えます)


(7)腸炎疾患における平滑筋機能異常とその治療戦略
…堀 正敏:東京大学 大学院農学生命科学研究科 獣医薬理学教室

<記事概要>
クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患では,消化管の運動機能に異常がおこることが知られている。ここでは腸管の運動機能をになう平滑筋に焦点をあて,炎症をともなう腸疾患の治療戦略について解説する。(クリックすると消えます)


(8)過活動膀胱の病態と原因
…長袋 洋:アメリカ・メルク社 メルク・リサーチ・ラボラトリーズ

<記事概要>
下部尿路症状は高齢化が進んでいる日本や欧米諸国では深刻な問題となりつつある。ここでは下部尿路疾患のうち過活動膀胱について治療薬からその原因について考察する。また過活動膀胱の新規治療薬についても紹介する。(クリックすると消えます)


(9)分娩異常と子宮収縮関連物質
…安田勝彦:関西医科大学 産科学婦人科学教室

<記事概要>
妊娠子宮筋の収縮調節機能の解明は,安全な分娩誘発・促進の観点から産婦人科臨床医にとって重要な研究テーマの一つである。ここでは,子宮平滑筋の収縮調節機構や,臨床で使用されている薬剤について紹介する。(クリックすると消えます)


(10)平滑筋細胞写真館

◆【緊急取材!】
世界に衝撃を与えたiPS細胞
─特別シンポジウムでみえてきた,これからの研究体制と課題
…斉藤勝司:サイエンスライター

<記事概要>
昨年11月に発表されて以来,熱狂的に報道された「iPS細胞」。体細胞ながらES細胞のように多能性を備えた細胞を作出可能であったことから,そのニュースは世界を駆け抜けた。(クリックすると消えます)


海外メディアにみる“ヒトiPS細胞の衝撃”
…三森八重子:科学技術政策研究所 国際研究協力官

◆【解説1】Mining Column 01
肝臓が糖代謝能を獲得するしくみ
…関根圭輔:明海大学 歯学部 口腔生物再生医工学講座

陳 彦榮 宮島 篤:東京大学 分子細胞生物学研究所 機能形成研究分野

<記事概要>
胎児期の肝臓は主要な造血器官であり,発生が進むにつれてその細胞が増殖分化し,成体での代謝器官としての肝臓に分化成熟する。血糖値を調節するために必要な糖代謝調節酵素の発現が開始され,胎児肝臓が糖代謝能を獲得するしくみを紹介する。(クリックすると消えます)



◆【解説2】Mining Column 02
脳を守るタンパク質プロサイモシンα
…植田弘師:長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科 分子薬理学研究室

<記事概要>
脳虚血における急性期に中心的な役割を果たすネクローシスは,実は内在性のタンパク質プロサイモシンαによって自己抑制されていることが明らかになり,新しいタイプの「脳を守る」機構解明の手がかりもつかめた。(クリックすると消えます)



◆【カレント・レビュー】Current Review

<細菌学・腫瘍学>
ピロリ菌がつくるタンパク質の発がん活性を証明
…畠山昌則:北海道大学 遺伝子病制御研究所 分子腫瘍分野

<生物物理学・イメージング>
従来の8倍の高画質で生体分子1個を見る顕微鏡法を開発
…大野睦人:京都大学 ウイルス研究所

<哺乳類学・進化学>
レトロトランスポゾンに由来する胎児成長に重要な遺伝子の機能と,哺乳類の進化
…関田洋一・金児-石野知子・石野史敏:東京医科歯科大学 難治疾患研究所 エピジェネティクス分野 ほか

<細胞学>
セントロメア構造はどのようにして作られるのか?
…岡田晃明・舛本 寛:名古屋大学 大学院理学研究科 生命理学

◆【技術コラム】Technology Column
microRNA精製とクローニングの新手法
…林田幸信 西部隆宏:和光純薬工業株式会社 ゲノム研究所

◆【連載】Serial Articles

新ミクログラフィア
カミロ・ゴルジの見たゴルジ装置
…牛木辰男:新潟大学 大学院医歯学総合研究科

人体再生に挑む
もう一度光を─臨床応用が近づく角膜再生医療(2)
…東嶋和子:科学ジャーナリスト

メーカーインタビュー 明日のバイオを探る!
タカラバイオ株式会社
加藤郁之進 代表取締役社長・バイオ研究所長

マウスを使って実験をしよう
マウスの遺伝学にチャレンジ(1)
…田中成和 岡 彩子:国立遺伝学研究所 哺乳動物遺伝研究室

石浦教授のEnjoy!生命科学
抗うつ薬が寿命を延ばす?
…石浦章一:東京大学大学院総合文化研究科

バイオの巨人─ノーベル賞に迫った日本人科学者たち
不朽の業績「岡崎フラグメント」発見 岡崎令治
…内村直之:ジャーナリスト

科学研究者になるためのサイドメニュー
複雑に見えて単純
…和田昭允:理化学研究所 ゲノム科学総合研究センター特別顧問

◆【社会との接点】Social Impact

(3)医療・医科学政策,ここが焦点
“病理診断科”の誕生
…NPOサイコム・ジャパン

(2)バイオベンチャー・ウォッチ
苦節7年,ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングが上場
…水月ゆう子:バイオベンチャー・ウォッチャー


DATABASE
Tools & Products/Information/Release Clips

ライフサイエンスQ&A
なぜ上下さかさまの顔だと区別しにくいの?/寒い時期の食中毒ってどんなもの?

【書評】Book Shelf
『心はプログラムできるか』『動きが生命をつくる』『NEXT』『フードファディズム』



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