Medical Bioのバックナンバー
2008/12/22発売号 (1月号)

Medical Bio

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■Medical Bioの目次

2009年1月号 2008年12月22日発売
定価1980円(本体1886円)

◆【特設】Special Report
下村脩博士2008年ノーベル化学賞受賞記念
GFP技術を創った偉人たち
…宮脇敦史:理化学研究所 脳科学総合研究センター

<記事概要>
2008年10月8日,緑色蛍光タンパク質(GreenFluorescent Protein,GFP)の発見と開発の業績を讃え,下村脩博士,Chalfie教授,Tsien教授に対し,ノーベル化学賞が授与された。GFP技術開発の歴史のなか,受賞者らの膝下に学んだ体験をもつ宮脇敦史博士にGFP史話を書き下ろしていただいた。(クリックすると消えます)



◆【付録】
2009年 創薬化学カレンダー

◆【特集】Special Issue
H5N1鳥インフルエンザ
─パンデミックとヒト感染メカニズム

<記事概要>
H5N1鳥インフルエンザウイルスは,世界60か国以上に拡がりをみせている。このH5N1ウイルスは,通常のインフルエンザの致死率(0.1%)に比べ,非常に高い致死率(60%強)を示す。現状では,ヒトからヒトへの感染はなく,感染鶏からヒトへの散発的な伝播にとどまっているものの,いつヒトからヒトに感染するパンデミックウイルスへと変貌するか予断を許さない。(クリックすると消えます)


(1)H5N1インフルエンザウイルス―序にかえて
…野田岳志 河岡義裕:東京大学 医科学研究所 感染症国際研究センター

(2)インフルエンザウイルスの増殖機構
…野田岳志 河岡義裕:東京大学 医科学研究所 感染症国際研究センター

<記事概要>
スペイン風邪や香港風邪など,パンデミックをおこすインフルエンザウイルスはA型に限られている。H5N1ウイルスが属するA型ウイルスによる感染は,細胞表面上に存在する糖鎖に吸着することから始まる。(クリックすると消えます)


(3)H5N1ウイルスの起源と発生状況
…高野 量 河岡義裕:東京大学 医科学研究所 ウイルス感染分野

<記事概要>
中国を中心にして発生していたH5N1鳥インフルエンザウイルスは,渡り鳥での集団発生を期に,ロシア,中東,ヨーロッパ,アフリカと世界規模に拡大しつつある。渡り鳥から家禽類へと伝播することで,ヒトへの感染の可能性も高まっている。(クリックすると消えます)


(コラム)スペイン風邪ウイルスの高病原性のメカニズム
…渡辺登喜子:ウィスコンシン大学 マディソン校 病理生物科学研究部
河岡義裕:東京大学 医科学研究所 感染・免疫部門 ウイルス感染分野

<記事概要>
著者の研究グループおよびアメリカ疾病管理予防センター(CDC)のグループは,スペイン風邪ウイルスの人工合成に成功した。(クリックすると消えます)


(4)H5N1鳥インフルエンザウイルスの高病原性発現メカニズム
…村本裕紀子 河岡義裕:東京大学 医科学研究所 ウイルス感染分野

<記事概要>
特定の動物種で受け継がれているインフルエンザウイルスは,別の動物種には容易に感染することはないと考えられてきた。しかし現在,流行している高病原性H5N1鳥インフルエンザウイルスは,家禽だけでなく,さまざまな哺乳類に致死的な感染を引きおこしている。その理由は何か? (クリックすると消えます)


(5)パンデミックウイルスの発生機構
…山田晋弥 河岡義裕:東京大学 医科学研究所 ウイルス感染分野

<記事概要>
どのようなことがおきると,パンデミックウイルスが出現するのだろうか?前世紀,人類で発生したパンデミックを検証することで,今後おこりうるH5N1ウイルスによるパンデミックについて考察する。(クリックすると消えます)


(6)H5N1ウイルス感染患者の病態
…坂部沙織 岩附(堀本)研子 河岡義裕:東京大学 医科学研究所 ウイルス感染分野

<記事概要>
H5N1ウイルスの感染によるおもな死因は,重度の肺炎から進行した呼吸不全や多臓器不全で,いまのところ致死率は63%に達している。この病原性の強さには,宿主側のウイルスに対する過剰な免疫応答が関与しているのではないかと考えられている。(クリックすると消えます)


(7)H5N1ウイルスのヒト感染に必要な変異とは
…山田晋弥 河岡義裕:東京大学 医科学研究所 ウイルス感染分野

<記事概要>
H5N1鳥インフルエンザウイルスのヒトからヒトへの効率よい伝播はおきていない。ではH5N1ウイルスはなぜ,鳥からヒトに感染するものの,ヒトからヒトへは伝播しないのか。どのような変異をおこすとヒトでパンデミックを発生しうるのか。(クリックすると消えます)


(8)H5N1インフルエンザワクチン
…村上 晋 堀本泰介 河岡義裕:東京大学 医科学研究所 ウイルス感染分野

<記事概要>
現行のヒト用インフルエンザワクチンには,亜型の異なる鳥ウイルス感染に対する効果はない。そのため,H5N1ウイルスによる世界的大流行(パンデミック)の発生に備え,先進諸国を中心に,ヒト用H5N1プレパンデミックワクチンの製造と備蓄が進められている。(クリックすると消えます)


(9)H5N1ウイルスと抗インフルエンザ薬
…木曽真紀 河岡義裕:東京大学 医科学研究所 ウイルス感染分野

<記事概要>
抗インフルエンザ薬は,鳥インフルエンザがパンデミックをおこしたときに,重要な対抗手段となると考えられている。本稿では,現在認可されているM2阻害剤,NA阻害剤の特徴やそれらに対する耐性ウイルス株の発生状況について解説するとともに,その他の薬剤の可能性について探究する。(クリックすると消えます)



◆【解説1】Mining Column 1
臨床応用からみた間葉系幹細胞の増殖・分化能
…大串 始:産業技術総合研究所 セルエンジニアリング研究部門

<記事概要>
ヒトiPS細胞の再生医療分野での応用のためには,すでに臨床応用されている“間葉系幹細胞”との対比が重要である。ここでは,成人骨髄由来間葉系幹細胞による疾患治療の経験を通じて,幹細胞と幹細胞関連技術の現状を概説し,今後を展望する。(クリックすると消えます)



◆【解説2】Mining Column2
環状ホスファチジン酸をめぐる話題
─脂質メディエーターとその応用(1)
…室伏きみ子:お茶の水女子大学 大学院人間文化創成科学研究科

<記事概要>
いま,脂質は,注目すべきシグナル分子として,生体の多様なはたらきを調節するとともに,がんや神経疾患などの疾病とも深く関連していることが明らかにされつつある。(クリックすると消えます)



◆【技術コラム】
人工遺伝子合成―遺伝子はクローニングからクリエーティングへ

◆【カレント・レビュー】Current Review

<顕微鏡技術・発生学>
胚まるごとのライブイメージングを可能にする顕微鏡DSLM
…野中茂紀:基礎生物学研究所 時空間制御研究室

<インタビュー>
韓国バイオベンチャーはいま?
…三森八重子:科学技術政策研究所 国際研究協力官

◆【新連載】Serial Articles

Sayer Says!
研究で使う言語
…斎藤成也:国立遺伝学研究所 集団遺伝研究部

◆【連載】Serial Articles

新ミクログラフィア
伸縮自在な弾性線維
…牛木辰男:新潟大学 大学院医歯薬総合研究科 顕微解剖学分野

石浦教授のEnjoy!生命科学
ブラッドオレンジジュースとビタミンC
…石浦章一:東京大学大学院総合文化研究科

人体再生に挑む
心臓に幹細胞があった
…東嶋和子:科学ジャーナリスト

生命科学者のための創薬化学ABC
医薬のベストバランス
…佐藤健太郎:サイエンスライター

プレカーサー(先駆者)
塚本康浩氏(京都府立大学 生命環境科学研究科 教授)
…斉藤勝司:サイエンスライター

ネオ★バイオ産業論
新しいマーケットへの進出・創出
…坂口謙吾:東京理科大学 理工学部 応用生物科学科

◆【社会との接点】Social Impact

海外ヘッドライン de ライフサイエンス
「ビスフェノールA」のリスク論争に,利益相反か?
…粥川準二:科学ジャーナリスト

バイオベンチャー・ウォッチ
新型インフルエンザ対策にベンチャーが名乗り
…水月ゆう子:バイオベンチャー・ウォッチャー

医療・医科学政策,ここが焦点
医療安全調査委員会設置への動き
…NPOサイコム・ジャパン


DATABASE
Tools & Products/Information/Release Clips

ライフサイエンスQ&A
食品にメラミンが混入されたのはなぜ? 食べたらどうなるの?/iPS細胞研究の記事でみかける“テラトーマ”ってなに?

【書評】Book Shelf
『1冊でわかる科学哲学』『社会の中の科学』『サイボーグ・フィロソフィー』『雌と雄のある世界』



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