美術手帖のバックナンバー
2007/05/17発売号 (2007年6月号)
2007年6月号

美術手帖

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■美術手帖の目次

◆○
○◆ 特集 ル・コルビュジエ ~ 美術と建築のマリアージュ

ル・コルビュジエ(1887-1965)は合理性と機能美に基づいた近代モダニズム建
築を完成させ、20世紀の芸術と文化に多大な影響を与えた建築界の巨匠です。
であると同時に、絵画、彫刻など数多くの造形作品を制作した芸術家でもあり
ました。偉大なる「総合芸術家」の思想と作品世界を読み解きます。

~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

●ル・コルビュジエ

1 国立西洋美術館

2 ル・コルビュジエの美術

3 ル・コルビュジエは何者だったのか?

4 ル・コルビュジエ略年譜

5 総合芸術家としてのル・コルビュジエ相関図

6 10のキーワードで読み解く 多面体としてのル・コルビュジエ

●アート&アーキテクチャーNOW!

7 美術と建築のクロッシング・ポイント20選

8 藤森照信

9 対談 関係性をつくる建築/アート

10 カラダと建築

11 もっと知りたい! 国内&海外の建築NEWS

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┃1 国立西洋美術館
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日本で見られる唯一のコルビュジエ建築

1958年に着工、59年に竣工・開館した国立西洋美術館は、日本で唯一つくられ
た、コルビュジエが直接関与した建築である。戦後フランスから寄贈返還され
た「松方コレクション」を蔵する本館にはコルビュジエの建築理念が宿ってい
る。

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┃2 ル・コルビュジエの美術
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ル・コルビュジエは生涯を通じて絵画、彫刻、版画、タピスリー、エマイユ、
壁画などの造形作品を作り続けた。「ル・コルビュジエ展:建築とアート、そ
の創造の軌跡」(5月26日~9月24日、森美術館)の出展作を中心に、彼の造形
活動の秘密を紐解いていこう。

ル・コルビュジエの原点/スケッチと初期作品/ピュリズム/女性/象徴的モ
チーフ/版画/彫刻/タピスリー

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┃3 ル・コルビュジエは何者だったのか?
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知っているようで知らない、あまりに有名でどこから入ればいいのか迷ってし
まうのが、ル・コルビュジエではないしょうか。ここでは五十嵐太郎さんに、
ル・コルビュジエの考え方を
代表作を例に挙げながら語っていただきます。分かりたいあなたのために、い
ざ入門!

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┃4 ル・コルビュジエ略年譜
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この年表は、以前別の機会に発表した年表を下敷きにしている。再構成に当た
っては、ル・コルビュジエの生涯を①出来事、②建築・都市計画案、③造形作
品の3つに分割し、このうち②と③に関しては、掲載スペースを考慮のうえ、本
誌にて掲載した作品を中心に再録する方針を採用した。なお左端の目盛りは各
作品の計画・着工年に対応しており、完成・竣工年に関しては後ろに-をつけ
て示してある。

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┃5 総合芸術家としてのル・コルビュジエ相関図
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コルビュジエの思想/美術界の流れ/デザイン・建築界の流れ/建築界の流れ
/政治の流れ

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┃6 10のキーワードで読み解く 多面体としてのル・コルビュジエ
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ル・コルビュジエは建築のみならず、思想、芸術、音楽など多様な分野に影響
を与えている。まさに「ル・コルビュジエ」という名前そのものが記号化して
いるのだ。同時代の動きを交え、10の切り口でこの歴史的建築家を解読する。


・出自と天才
・キュビスムとピュリスム
・クセナキスとフィリップス館
・ルシアン・エルヴェと写真
・モデュロール
・インターナショナル・スタイル
・ル・コルビュジエと美術館
・ジェンダー
・ユルバニスムとシチュア・シオニスム
・ル・コルビュジエと日本

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┃7 美術と建築のクロッシング・ポイント20選
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美術と建築では、制作プロセスも批評用語も異なっている。しかし、解釈の主
軸を、夢の強度や空間体験の身体性に置き換えてみれば、19世紀末のガウディ
からいま話題の石上純也まで、私たちはこの地球上のあらゆるところで美術と
建築の交差点を見つけることができる。ここでは、そんな建築家/アーティス
トたちの作品を紹介する。

・ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ
・スティーヴン・ホール
・石上純也
・ドナルド・ジャッド
・イヴ・ブリュニエ
・ピーター・アイゼンマン
・アントニ・ガウディ
・伊藤豊雄&セシル・バルモンド
・石山修武
・ブルース・ガフ
・フレデリック・キースラー
・アルド・ロッシ
・ゴードン・マッタ=クラーク
・トーマス・デマンド
・コンスタント
・ヴィト・アコンチ
・ピーター・クック(アーキグラム)
・アシンプトート
・カールステン・ニコライ
・オラファー・エリアソン

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┃8 藤森照信
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宇宙遺産をめざして

縄文建築団による素人仕上げを取り入れつつむやみに壁や床を曲げたりせずに
建築としての節度を守る“超”シロートの建築で大人気。06年のヴェネツィア
・ビエンナーレ建築展では堂々と自作を展示して国際的にも大好評。飄々と突
き進む、藤森建築の魅力とは?


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┃9 対談 関係性をつくる建築/アート
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塚本由晴(アトリエ・ワン)× 土谷享(KOSUGE1-16)

建築のみならず、パブリック・スペースでの人の動きをデザインしようとする
アトリエ・ワン。また、ワークショップという手法により、人が関わることで
成立するアートを追求するKOSUGE1-16。彼らが目指す建築とアートの可能性、
見えないものから生まれる新しい「価値」とはどんなものなのだろうか。

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┃10 カラダと建築
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荒川修作+マドリン・ギンズが、「有機体としてのカラダ」の実践として計画
した集合住宅《三鷹天命反転住宅》。竣工して半年経ち、そこではすでに生活
が営まれている。はたして、カラダはひらかれたのか?人間と建築をつなぐ関係
のひとつとして、身体というテーマから考えてみる。

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┃11 もっと知りたい! 国内&海外の建築NEWS
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国際建築展から美術館建築の動向、日本で見られる建築展、映画情報まで、建
築と美術にまつわる注目のトピックを集めました。


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┃ マルレーネ・デュマス
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南アフリカ出身で現代最高峰の画家──マルレーネ・デュマス。時代のポート
レートのように描かれる政治犯、黒人、娼婦、そして恋人、友人たち。こうし
たリアルなモチーフに回収しきれない、デュマスの「絵画」にある自由さと豊
かさはどこからくるのか? オランダ留学経験のある画家・長谷川繁がオランダ
絵画の伝統とのつながりから読み解く。東京都現代美術館で開催中の個展にあ
わせて来日したデュマスと荒木経惟とのポートレート・セッションも実現!

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┃ アントン・ヘニング
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[画家の喜び]

シック&カラフル、POP&JAZZY。熟成した色彩と自在にうねる線が、
極上のコンポジションを奏でる。眩しいイリュージョンが、絵画のフッレーム
を超えて現実空間の中へと、ダイナミックに融合する。ヨーロッパを中心に躍
進中のヘニングの作品は、まさに「リビング・ペインティング」、まるごと「
描く=生きる喜び」で覆い尽くされていた。それは「総合芸術(トータル・ア
ート)」という夢の最新形態だろうか?日本初個展記念インタビュー。

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┃ 絶唱の30年 石内都と歩く横須賀
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横須賀美術館4月28日開館

横須賀美術館が4月28日に開館した。東京湾のみなもが照り返すぎらぎらとした
光の粒が、まるで水槽中の人工珊瑚のような建築のシェルを照らして、白昼夢
のように目に飛び込んでくる。見上げると、観音崎公園の深い木々のなか、美
術館を見下ろす一隅に、砲台の遺構が不気味に赤茶けて、かすかな木漏れ日を
も吸い取りつくしている――。横須賀という土地に巣食う光と影。幼少~青春
の時期を過ごしたこの地に、愛憎ないまぜな気持ちを抱き続けてきた写真家、
石内都さんとともにそぞろ歩いてみよう。『絶唱・横須賀ストーリー』(1979)
から30年。バブル経済とその後の失われた10年……絶唱の余韻を聴きつつ、こ
の国の姿をいまいちど振り返ってみたい。

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┃ 対談 椹木野衣 × 松井みどり
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1990年以降のアート──ポップ/マイクロポップ[後編]

松井みどり企画による「夏への扉ーマイクロポップの時代」展をきっかけに実
現した、日本の美術界を代表する美術評論家二人の初対談。ドゥルーズ=ガタ
リという同じ出発点からそれぞれ「ポップ」(椹木)と「マイクロポップ」(
松井)という対照的な概念を導きだした二人。後編では、21世紀の閉塞した「
日常」からのアートによる内在的な超越の可能性を語る。

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┃Around the Globe 海外のアートシーンから
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■パリ / 「ジャン・ポール・ゴルチエ/レジーヌ・ショピノ ファッショ
ンショー展」、「ジャン・シャルル・ド・カステルバジャック」展

■ロンドン / 「ザ・シークレット・パブリック・ブリティッシュ・アンダ
ーグラウンド最後の日々」展

■ニューヨーク / 「消滅の記録と失踪の記憶」展、「グローバル・フェミ
ニズム」展

■デンバー / ザ・ラボ The Lab

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┃連載
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■子供と美術 25 なぜいま図工が必要か? ~ 対談:藤幡正樹×原島博

■やっつけメーキング 42 輪ゴムをやっつける

■Go! Artst Go! 26 今井俊介



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