第46回 dancyu(ダンチュウ) 編集長 町田成一さん

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日本初の「食のエンターテインメント・マガジン」として創刊された「ダンチュウ」ですが、創刊20周年を迎えました。食への関心が高まるなか、「オピニオンリーダー」としての役割はますます重要になっているようですね。


- dancyu(ダンチュウ)
- 一冊定価:860円
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月6日
- 出版社: プレジデント社


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プレジデント社
「dancyu」編集長 町田成一さん 
- まちだせいいち 1960年2月3日東京生まれ。中央大学卒業。「ダンチュウ」には1990年の創刊より携わり、2006年11月より現職。和洋の料理はもとより、酒も甘いものもこなす。
―2010年12月号で創刊20周年になるわけですね。

20周年記念号の表紙が出来上がってきた
お陰さまで。
ですから、12月号は「創刊20周年の結論。いま本当に食べたいもの、行きたい店」という特集を組みました。ちょうど表紙が刷り上ってきたところです。
―創刊以来「ダンチュウ」はこの世界をリードしてきたと思いますが、料理の世界ってその間に飛躍的加速的に進化したんじゃないのかなと思うんです。20年前だったらたとえば、“アルデンテ”という概念をどのくらいの人が意識できていたか、とか。
確かにおっしゃるとおりですね。この20年の進化というのはすごいと思います。みんな口が肥えましたね。
でも外食やお取り寄せなどの世界ではそうであったかもしれませんが、逆に退化した部分もあるなと思うんです。たとえば普通に母親の手作りの料理をちゃんと食べられる人がいまどのくらいいるでしょう。そういったふつうの食卓の風景は退化しているのかもしれません。
―「「ダンチュウ」ってユニークなネーミングですが、この由来は。

市場を特集していた創刊号
その頃弊社社長だった本多(作家・諸井薫氏)が名付け親です。「男子厨房に入るべからず」をもじってるんです。男も積極的に厨房に入って料理に参加するのがある意味ブームでもありましたし、まぁ、おいしいものを求める気持ちは男も女も同じですからね、どんどんやってほしいといった気持ちも込められているんでしょうね。
ビジネス書中心の会社でしたから、何か遊びの要素のあるものをつくりたかったんです。ビジネスマンの遊びって食べ物かゴルフか(笑)、限られてますよね。それに「食」は難しいといわれてもいたんですが、ほんとお陰様でここまでやってこられたって感じです。
そんなに背伸びしないところのネタをやってきたつもりなんです。創刊号なんか市場の案内ですから(笑)。でも、本音で取材して書いてきましたから、その志は評価をいただけたのだと思っています。
―特にどういったところに気をつけてつくってこられたんですか。

午前中はまだ人がいない編集部
編集者は愚直にネタやお店を探して歩こう、ということでしょうか。これが基本です。足で探して食べることを積み重ねていく。そのうち、ここでは何を伝えたら面白いかが見えてくる。上から目線ではなく、あくまで自分の経験の積み重ねから記事をつくっていく。そんなスタンスで仕事をするということでしょうか。
もちろん企画段階でネットの情報を使ったり、ネット上で評価の高い店をロケハンしたりはします。ネットの世界は双方向ですし、情報は満載ですが、でもその評価は当てにしません。あくまでわれわれは自分たちの独自の視点でお店の評価をします。逆にネットの評価とは違いのある視点がユニークだと評価をいただいているのだと思います。
―取材はライターと編集が一緒に動くスタイルですか。
そうですね。それとカメラですが、通常30人くらいライターさんがいますので、その人たちとうちの編集者が共同で取材するスタイルです。
うちの場合は・・・(次頁へ続く)
- 1.料理通信(角川春樹事務所)
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- 料理人の顔がたくさん掲載されていて、先端の人が誰かよく分かるんです。
- 2.週刊プロレス(ベースボール・マガジン社)
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- 昔から読んでます。レスラーの生きざまに迫っているところがいいですね。
- 3.ザ・フナイ(船井メディア)
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- ある意味、世の中のわけのわからない世界の最先端という感じがします。
- 4.プレジデント(プレジデント社)
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- 管理職になるとこの雑誌からいろいろ学べます。
- 5.オレンジページ(オレンジページ)
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- 一般的な読者がどのようなものに関心があるのか、ということがよく分かります。






