第58回 フィガロジャポン 編集長 西村緑さん

- 「トレンドに流されず、自分らしいスタイルを探したい」女性たちへ、モード、カルチャー、旅、インテリアなどの様々なジャンルの情報を「おしゃれかどうか」という視点で発信。“パリ・シック”なライフスタイルを提案します。


- フィガロジャポン(madame FIGARO japon)
- 一冊定価:650円
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月20日
- 出版社: 阪急コミュニケーションズ

-
阪急コミュニケーションズ
「フィガロジャポン」編集長 西村緑さん 
- にしむらみどり 1963年東京生まれ。上智大学文学部心理学科卒。1986年4月から1990年9月まで『MCシスター』(婦人画報社刊)編集部員。1998年3月から『フィガロジャポン』編集部に在籍。2000年5月から副編集長、2009年10月から現職。
―もう創刊21周年なんですね。
そうですね。私は2009年10月から編集長をしていますが、「フィガロジャポン」の編集部に入ったのは1998年ですから、長い付き合いです。
―「フィガロジャポン」というとやはりフランス、それもパリといったイメージが強いです。

提携誌「マダム・フィガロ」

表紙が飾られた編集長デスクの前で
「マダムフィガロ」の提携雑誌ですからね。しかし実際はこの雑誌からの転用は5%ほどです。基本、東京オリジナルで記事をつくっています。でもフランス、パリの雰囲気はしっかり纏っています。日本人がフランスに憧れるマインドというか気分というか、女性誌界のパリジェンヌだと(笑)。
―日本人目線で捉える麗しのフランス、パリですね。
そうなんですよ。パリ特集は必ず年1回はやりますしね。直接フランスを扱わなくても、たとえばインテリアや美容をパリテイストでやるとか、映画特集をそう見せるとか。東京にいるパリびいきに響くようなテイストを大切にしています。
―ファッションもそうですか。
日本人目線で着られるものが中心です。モード誌ですから各種ブランドもしっかり扱いますが、極端にハイクラスっぽく着るのではなく、大人の女の愉しみとして着るモード服という感じです。“パリ・シック”という言葉を私たちは使っていますが、基本は、コンサバや上から目線ではなく、自由にセレクトして、自分の目で選ぶ人たちのためのモードを提案しています。ファッションについては、本当に目利きの読者の方々が多いですから、エディターのセンスがとても大切です。面白いものを幅広く提案しようと思っています。
―読者の年齢層はどのあたりですか。
30代前半がコアですね。ただ、ファッションなどは若い人もよく読んで下さっていますし、旅とカルチャーは幅広い年齢層の読者に人気です。
―競合誌というと何になるのですか。

石井ゆかりさんはキラーコンテンツ、と編集長

旅特集では、充実した地図と情報が人気だ
やはり「シュプール」(集英社)、「VOGUE」(コンデナスト)などのモード誌ですね。私たちは夢とか憧れを表現、提案するのがこの雑誌の使命だと思っていますので、いつも何か新しい、美しいものを私たち流に出せるよう心がけています。 その意味でも、私は若い人の感性にゆだねることも多いです。常に若い人たちの流れを取り込めるようにしておかないと、雑誌ってすぐ年をとる(笑)。いまの読者とともに年齢が成長していってしまうと、それはまた違う雑誌になってしまいますから。
―キラーコンテンツというと何ですか。
発売中の最新号(2011年7月号)はもう石井ゆかりさん(笑)。「星のアドバイス」という占いを連載もしていただいてますが、大好評です。それと、・・・(次頁へ続く)
- 1.VOGUE ITALIA(洋雑誌)
-

- やはりファッション写真の見ごたえが一番。
- 2.AnOther Magazine(洋雑誌)
-

- フレッシュな写真家が撮っていてイキのいい感じ。
- 3.Lula(洋雑誌)
-

- 乙女なんですよ。女子だったら永遠に忘れたくない世界観。
- 4.Pen(阪急コミュニケーションズ)
-

- 潔い特集主義。丁寧だし、未来を捉えてるし、いい雑誌だと思います。
- 5.週刊文春(文藝春秋)
-

-
伊集院静さんが好きなので(笑)。






