第53回 GINGER L。 編集長 菊地朱雅子さん

- 創刊前から評判の高かった文芸誌です。幻冬舎の女性誌「GINGER」のブランドをうまく生かしたお洒落なつくりが、女性だけじゃなく男性読者も獲得しています。電車やカフェでさりげなく読める感じがいいですね。

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- GINGER L。(ジンジャーエール)
- 一冊定価:880円
- 発行間隔:季刊
- 発売日:3,6,9,12月の6日
- 出版社: 幻冬舎

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幻冬舎
「GINGER L。」編集長 菊地朱雅子さん 
- きくちすがこ 1966年生まれ。立教大学文学部卒。ぴあ株式会社を経て95年1月幻冬舎に入社。「星星峡」編集長、幻冬舎文庫編集長を歴任して現職。唯川恵氏、湊かなえ氏らの文芸、ミステリ作品をはじめ、さだまさし氏、小林聡美氏、などの幅広い執筆陣を担当している。
―ずっと文芸畑を歩いて来られた方とお聞きしているのですが。

菊地編集長が最近つくった単行本

と文庫の数々
いえいえ、最初は私、「ぴあ」に就職して、情報誌を編集していたんです。幻冬舎の公募で95年にこちらにやってきて、それから書籍中心に編集者として働いてきました。
それも文芸だけというわけではなく、けっこう幅広く、いろいろ作っている方だと思います。
―でも本が好きだったんですよね。どういう作家を担当されているのですが。
本を読むことが好きで、時間があればずーっと読んでいたい。小説家の方は唯川恵さん、群ようこさん、井上荒野さんといったベテランから、湊かなえさん、豊島ミホさんといった若手まで、本当にいろんな方々を担当させていただいています。
また、タレントの方々も、小林聡美さん、川原亜矢子さん、さだまさしさん、片桐はいりさん、小雪さん、内田恭子さん、雨宮塔子さん・・・など多彩な方々とも仕事をさせていただいてます。
―そういったタレントの方々には、最初からいきなり本を書いてください、ってお願いするのですか。
そうですね、やはり本にすることを前提にお話させていただきます。これは幻冬舎の伝統かもしれないのですが、まずは書いてもらいたい著者にお手紙を書いて、自分の意図をお伝えします。それでOKがもらえたら会っていただき、どういう形でつくっていくかを相談します。雑誌があれば、まずはそこで連載を持ってもらって、それを本という形にすると説明しやすいのですが、ない場合は最初から1冊の本をイメージして書いていってもらうことになります。
入社したてのころは、まだそのへんの呼吸がわからなくって、先輩の石原(現専務)などにいろんなところに連れて行ってもらって、作家の方々を紹介してもらったりして、勉強しました。
才能のあるタレントさんが、ものを書くという違うジャンルで新しいチャレンジされるのって、すごく面白いし、やりたかったことでした。
―「GINGER L。」って個性的な文芸誌だと思いますが、創刊前夜の話など教えてもらえますか。
創刊の前年まで6年間文庫の編集長をやっていたんです。でもとにかく点数をそろえなければならないし、もちろんそれに見合う成果も要求されます。やはりだんだんネタが不足してきて(笑)。
結局、文庫を作るには、その大元となる原稿をいただかなければならない。幻冬舎にも「papyrus」「星星峡」「PONTOON」といったPR誌など媒体はありますが、他社と比べたら、まだ足りないな、と。そこで、ストレートな文芸誌を創刊することを考えました。それが2年ほど前のことです。
会社にあるブランドをうまく利用しようということで雑誌「GINGER」の名前を使わせてもらい、「GINGER L。(エル)」としたんです。このLはレディとリテラチュアの意味を込めました。
―へー、「ジンジャーエール」じゃなかったってことですか。
読み方を「エール」にしたのは見城(社長)です(笑)。
小説はなるべく書き下ろしで取るようにいわれてましたので、この雑誌には反対されるかもと思っていたのですが、意外とすんなりOKをくれたんです。ただし、ひとつだけ条件がある、と。・・・(次頁へ続く)
- 1.週刊文春(文藝春秋)
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- 読み物連載が好きで買います。林真理子さんは20年くらい読み続けています。伊集院静さんの人生相談も面白いです。
- 2.ダ・ヴィンチ(メディアファクトリー)
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- これも穂村弘さんはじめ、好きな連載が多いです。
- 3.家の光(家の光協会)
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- 農家の方が語る手塩にかけた旬の野菜の話や調理法を読むのが好きなんです。
- 4.ブルータス(マガジンハウス)
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- 特集によってなのですが、手に取ることが多いです。
- 5.グラツィア(講談社)
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町田康さんの猫の連載が好きです。
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