第8回 一個人(いっこじん)   編集長 高橋伸幸さん

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休日を充実させたい。自分の時間を有意義に使いたい。そんな思いは誰にでもありますが、なかなか思うようにはいきませんね。でもこの雑誌にはそれらのヒントがぎっしり詰まっています。

一個人(いっこじん)表紙

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一個人(いっこじん)  表紙

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一個人(いっこじん)
プレゼント付き
一冊定価:680円
発行間隔:月刊
発売日:毎月26日
出版社: KKベストセラーズ
編集長プロフィール
KKベストセラーズ
「一個人」編集長 高橋伸幸さん
編集長写真
たかはしのぶゆき 1989年ベストセラーズ中途入社。92年、「ベストマガジンSPECIAL」創刊編集長。96年中学生・高校生向けのファッション誌「street Jack」の創刊編集長。2001年より「一個人」の編集長、現在に至る。

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一人一人の生き方こそが主役の時代成熟した読者のオフタイムをもっともっと充実させたい

――中高年のオフタイムをテーマにした雑誌は多いですが、貴誌の立ち位置はどんなところにあるのでしょう?

同じようなテイストの雑誌は多いように思いますが、あまり競合とかの意識をしたことはありませんね。 この「一個人」は2000年4月の創刊なので、そろそろ10周年を迎えるのですが、この手のいわゆる中高年の趣味雑誌は、当時「サライ」(小学館)くらいしかなかったと思います。

われわれも「サライ」をひとつの目標として、そのマーケットに新しい世界を切り開いていこうとしたのです。 個人個人のプライベートな時間をどう充実していくか。これは成熟した世代には欠かせないテーマですからね。 結果は、まあまあ及第点です。幅広い読者の獲得に成功し、安定した部数を保ってきていると思います。

――やはり男性読者が中心なのでしょうか?


一個人からうまれた書籍の数々
「一個人」からうまれた書籍の数々

いえ、それが、女性読者も多いのです。特集によって増減はありますが、40%が女性読者ということもありました。 年齢も、たとえば「落語」を特集すると50〜60代の読者、ワインなら30代の読者といったふうに、大きな差が出ます。

最初から扱うテーマは趣味、食、旅が多かったですね。でも、専門誌とは違うので、それを初心者にもわかるような間口の広いつくりにして、同時に専門家が見てもおもしろいと思えるほどの深い内容も織り込んでいます。 だから一冊になるまでに、時間がかかるんですよ。通常、半年くらいかけて一冊つくっていきます。編集者もみな専門家ではありませんので、浅く広く理解しながら進めていきますから。

――編集長が毎回の特集テーマを決めるんですか?

そうです。うちは基本的には、みんなから企画を集めて特集にするということはしていません。編集長の独断です。

独断といっても、私も専門家ではないので、特集テーマに応じて、専門誌の編集者や評論家などに教えを請います。音楽なら音楽、食なら食、といった具合に、さまざまな専門の編集者、スタッフに会い、企画の方向性から相談し、取材先や著者を紹介してもらったりしています。そうでないと、なかなかこれだけ広範なテーマを扱いきれないのです。

それと、実用的に落とし込んでいるので、読者に親切ですね。どうすればその世界に入れるのか、やさしく解説しています。また商品や店情報などもカタログ的になるべく多くの情報を入れるようにしています。

――特集などでは編集長の個人的な趣味が生かされる場合が多いのでしょうか?


鉄道の旅が多い編集部では、時刻表が欠かせない
鉄道の旅が多い編集部では、時刻表が欠かせない

ワイン企画などはそうですね。私はソムリエの資格をとってしまうほどワイン好きですから。

でもすべてそういうわけにはいきません。むしろ新しい世界に挑戦していくことのほうが多いかもしれません。毎回創刊号をつくっているみたいですよ。 だから大変です。でもやりがいはありますよ。毎回売れ行きも違いますし、やるたびに蓄積されるものもありますので。

売れ行きのいい特集ですか? そうですね、鉄道系はわりとかたいですね。年1回は特集していると思います。ファンが安定しているし、季節などに応じていろんな切り口がありますからね。

――雑誌作りで気をつけておられることは何でしょう?

時代の流れを考えるということでしょうか。

いま、どういう時代なのか。 たとえば、最近では不況ということが深刻な問題です。われわれも雑誌が売れなくなると困るので真剣に考えます。一般読者はみな内向きになっている。では、自宅で楽しめるものは何か・・・と考えて去年の秋に男の料理特集をやってみた。すると売れたんですね。ちょうど「居酒屋おつまみ」(レタスクラブMOOK)という本も売れていたので、相乗効果もあったのでしょう。

――編集長のライフスタイルを教えてください。

いやぁ、私は仕事人間で、別にこれといって語れるようなライフスタイルはありません。

だいたい11時には寝て6時に起きる生活で、当然ですが人と会うことも多く、酒席も多いです。休日にゴルフなどもやっていたのですが、五十肩以降ダメです(笑)。 土、日も休めない場合が多いので、まあ ・・・ (次頁へ続く)

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編集長の愛読誌

1. ワイン王国(ワイン王国)
AERA表紙
ワインが好きなので買ってしまう。特集テーマがいい。
2. ダ・ヴィンチ(メディアファクトリー)
CasaBRUTUS表紙
作家や作品の情報が豊富で、企画を立てる際の参考になる。
3. BRUTUS(マガジンハウス)
週刊文春表紙
毎回特集が幅広く新鮮。見習いたいところも多い。
4. 週刊東洋経済(東洋経済新報社)
ナショナルジオグラフィック日本版表紙
世の中の流れに沿ったニーズの捉え方がうまい。
5. AERA(朝日新聞出版)
VOGUE NIPPON表紙
小さな記事の扱いがうまい。つい読まされてしまう。


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一個人(いっこじん) の最新号

一個人(いっこじん)
一個人(いっこじん)  表紙
プレゼント付き
一冊定価:680円
発行間隔:月刊
発売日:毎月26日
出版社: KKベストセラーズ
定期購読
バックナンバー

■最新号の目次

≪保存版特集≫
日本の神様と神社入門


◇日本の最高格
伊勢神宮の秘密

◇神社って何?
神社基本の「き」
○神社の概要の知る
○神社参拝の仕方
○神職の1日を追う
○神社の起源の歴史
○神社とは何か?

◇日本の神話を解読する
『古事記』『日本書紀』に描かれた謎を解明する

◇【特別付録】
日本の神影像を拝する

◇一度は参拝したい全国有名古社を徹底解説!
日本の神社を巡る旅
○出雲大社の謎に迫る
○「天孫降臨」ゆかりの神社
○イザナギ、イザナミゆかりの神社
○「一の宮」を巡る旅
○日本の守護神「八幡神」
○熊野三山と熊野権現
○地方の開拓神たち
○歴史上の人物が祀られた神社
○ご利益別全国神社マップ
○ご利益御守り図鑑

ほか

<好評連載>
◇日本の風景遺産
茨城県・大洗海岸 神礒の鳥居

◇料理の達人が教える「男の料理」
谷昇さん(ル・マンジュ・トゥー)

◇大人の週末ドライブ

◇大人の逸品

■読者レビュー

他の雑誌と比較して・・・
投稿日 2009/07/10
投稿者 MAX79
自営業
★★★★★
同じようなコンセプトの雑誌が、各出版社からいろいろ出ていますが、値段や内容をよく吟味して、これの定期購読を決めました。毎月、興味ある特集を、全部読み切れるような、分かりやすい編集になっていると思います。

興味の入門雑誌
投稿日 2009/07/08
投稿者 まっちゃん
経営者
★★★★
毎月のテーマが、興味の入門になっています。興味の薄いモノはそれなりの知識として、興味深いモノは、さらなる探求の入門として、毎月楽しませていただいております。別冊の案内と、購読ができれば有り難いのですが・・・。

保存したい雑誌
投稿日 2009/04/08
投稿者 えの
会社員
★★★
雑誌なんてものは読み捨てが常だとおもっていたが,一個人は違う。何べんも繰り返して読みたくなる。そんな特集があり、巻末の「通販」と「お取り寄せ」も魅力。買わずとも、見ているだけでも楽しい。男女問わず、嵌ること間違いなし

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