第15回 レタスクラブ 編集長 土屋美和子さん

- おいしい情報が満載された主婦の強い味方、といえばこの雑誌。掲載レシピの多さ、食を中心にした生活情報の豊富さでは他を圧倒しています。今夜の食事は・・・と迷ったときなど、ぜひ一読を。

- レタスクラブ
- 発行間隔:月2回
- 発売日:毎月10・25日
- 出版社: 角川グループパブリッシング

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角川SSコミュニケーションズ
「レタスクラブ」編集長 土屋美和子さん 
- つちやみわこ 1968年神奈川県生まれ。1991年婦人画報社入社。「モダンリビング」編集部を経て「トランタン」創刊に携わる。1998年福音館書店入社、「おおきなポケット」編集部を経て2002年マーサ・スチュワート・ジャパン入社。「MARTHA」編集部を経て2003年角川SSコミュニケーションズ入社。「レタスクラブ」編集部勤務。2006年2月より「レタスクラブ」編集長。
―料理を扱った媒体は多いですが、貴誌の一番の特徴といったら何でしょうか。また競合にはどんな雑誌があるのでしょう。

資料に埋もれる編集長のデスク

「レタスクラブ」から生まれたベストセラー
掲載レシピ、つまり情報量が一番多いということでしょう。
テーマが身近で価格も手ごろなので発行部数は微増しています。「レタスクラブ」は“料理を中心とした生活情報誌”という位置付けですが、隔週発行ということでは「オレンジページ」に一番近いですね。
併読誌で見ると「エッセ」(扶桑社)、「サンキュ!」(ベネッセ)がよく上がります。「今日の料理」「ビギナーズ」(NHK出版)も近いですね。主婦軸で見ると「すてきな奥さん」(主婦と生活社)、「おはよう奥さん」(学習研究社)もそうでしょうし、「Mart」(光文社)もそうだと思います。
―掲載レシピがNo1というのはデジタル時代においては心強いですが、「クックパッド」(http://cookpad.com/)のようなレシピを読者が提供するようなメディアがどんどん登場すると、雑誌の存在理由が薄れるといったことはありませんか。
弊社でも掲載レシピはデータベース化してさまざまに活用し、また読者にもさまざまな形で提供しています。
「クックパッド」のユーザーとレタスクラブの読者、ネットユーザーは結構重なっているんです。料理を盛り上げるという意味では逆に相乗効果が出ているような気もします。うちもネットに寄せられた読者発の料理を厳選して雑誌に載せるといった試みもしています。
やはり雑誌の形で編集されたものとネットの世界とでは読者の接し方が違うと思うんです。ネットではどうしても検索していって目的に辿り着くといった手間が必要ですが、雑誌はぱっとページを開けばそこに全体像がある。
編集面で言えば、季節感を前面に出していますので、素材のセレクトから食べ方まで雑誌のほうがその時作りたい料理に手っ取り早く辿り着けると思います。情報のセレクトショップのようなものだと思うのです。
―「レタスクラブネット」(http://www.lettuceclub.net/)もかなり充実していますね。
はい。「レタスクラブネット」はクロスメディア事業推進部というところが担当していますが、編集部のすぐ隣にあって、編集と常にやりとりして協力しあっています。
PCと携帯電話のサイトを扱っていますが、いま20万人以上の会員がいます。20代後半から30代の既婚者が中心に集まるサイトです。プロがつくったレシピを紹介したりユーザーが提案する料理を載せたり、コミュニティ・サイトとしても充実していると思います。
クロスメディアはなかなか難しい要素があるのですが、角川グループでは早くから取り組んでいたことでもありますし、紙の雑誌だけでは行き詰まりますから、ますます積極的に推進していくことになると思います。
―創刊の経緯を教えてください。

創刊号は縦組みで、いまとは違う印象だ

「LIVING」を参考に打ち合わせラフをつくるスタッフ
1987年に西友の資本で創刊したわけですが、スーパーで配っているチラシをもっと掘り下げてよりよい生活提案まで行うようにし、内容を読むことで消費を喚起していくということが目的だったようです。
創刊号を見ると「クロワッサン」(マガジンハウス)のような感じがしますね。当時は定価200円。スーパーのレジの脇に置かれてました。
―土屋さんはどういう経緯で「レタスクラブ」に来られたのですか。
私は2003年に角川SSコミュニケーションズに入社しました。編集者として最初に仕事をしたのは「モダンリビング」(アシェット婦人画報社)です。
それから同社の「トランタン」創刊編集部を経て、福音館書店の「おおきなポケット」の編集者になりました。それを4年間やったときに、大好きだった「マーサ・スチュワート・リビング」の日本版を発行するということでこちらに来たのですが、残念ながら休刊になってしまい、いまに至っています。「レタスクラブ」の編集長になったのは2006年2月からです。
―編集部の構成はどうなっているのですか。
私を入れて16人と進行が1人。連載は1人の担当者が通しで担当していますが、特集は2班に分かれて進めています。
朝10時台に出社して19時から21時の間にはもう帰宅するというスタイルです。取材対象が料理関係であったり主婦であったりするので、健全な時間帯で仕事をしています。
―いま雑誌のなかで料理が占める割合はどのくらいですか。また写真を見ているととてもおいしそうですが、撮影で気を付けておられることは?
料理の記事が多く見えますが実際は5割か6割です。それ以外は暮らし全般を扱っています。家事、美容、生活情報、旅行・・・などですね。広告が厳しくなってきているので編集タイアップは積極的に取り入れています。地方の旅の企画はよくタイアップでやりますが、人気があります。
写真は点数が多いので、自然光ではなく、料理家の自宅やスタジオでライティングしてどんどん撮っていきます。編集部のすぐ近くにキッチンスタジオがあるんですよ。そこで撮ることが多いですね。
気を付けているのは季節感です。一年中食べられる料理についてはお皿や敷物の色などでうまく季節を演出します。でもやっかいなのは・・・(次頁へ続く)
- 1.MARTHA STEWART LIVING

- 日々の生活をここまで美しく楽しく見せてくれる雑誌はないと思います。私のバイブルです。
- 2.オレンジページ(オレンジページ)

- レタスクラブと同じ隔週雑誌で、本屋さんの棚を分けあっている仲間といった感じでしょうか。
- 3. サーフトリップジャーナル(エイ出版)

-
サーフィンが趣味なのでよく読みます。忙しくて海に行けない日は眺めるだけでほっとします。
- 4. たくさんのふしぎ(福音館書店)

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1冊1テーマの子どもの科学誌です。子どもに分かりやすく編集することは大人の雑誌以上に難しい。初心を思い出させてくれます。
- 5. ナンバー(文藝春秋)

- 特集で買います。ひとつのジャンルを深く追求し育てていく姿勢には敬意を表します。
レタスクラブ の最新号
レタスクラブ
- 発行間隔:月2回
- 発売日:毎月10・25日
- 出版社: 角川グループパブリッシング

■最新号の目次
□ 2012/02/10発売号
フライパンで10分おかず
ハンバーグ定食が10分!
ベースを作っていつでもおいしい
スープストックトーキョーの
おかずスープ
■ 次号予告
■読者レビュー
- お料理記事ならこの雑誌
- 投稿日 2009/10/11
- 投稿者 まっぴー
- 会社員
- ★★★
- お料理記事がメインの雑誌は多いですけれど、我が家にある雑誌からのお料理記事の切り抜きはレタスクラブのが一番多いです。見た目・味・コストパフォーマンスのバランスのとれたお料理が多いので主婦にとっては味方になってくれると思います。むずかしい技やそこらへんのスーパーで簡単に手に入らないような食材を使ったお料理はないのですごく便利です。
- 超ベテラン主婦なのに…
- 投稿日 2009/09/10
- 投稿者 超ベテラン(歳だけ)ママ
- 主婦
- ★★★
- 主婦暦が何十年も経って…マンネリ化した毎日のご飯(ーー;)歯医者さんの待合室でレタスクラブを見て心ときめきました!直ぐ手に入る材料で、作り方も案外簡単!これで初心に変えってときめきながらお料理してみようと思いました。
- 手頃なお値段で
- 投稿日 2009/08/29
- 投稿者 meg
- 専業主婦
- ★★★★★
- 中身の充実度はすごいと思います!身近な食材で簡単に出来るレシピが数多く掲載されているので、とても重宝しています。家事や美容に役立つ情報が色々特集されるのも、毎号楽しみです。






