第44回 おとなの週末 編集長 奥裕好さん

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職場などでの回読率も高く、バックナンバーも好評な「食を愛する・街を楽しむ・旅に恋する」おとなの雑誌です。表紙からいきなりおいしいそうな写真が続きます。空腹時にはご用心!

おとなの週末 表紙

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おとなの週末 表紙

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おとなの週末
一冊定価:680円
発行間隔:月刊
発売日:15日
出版社: 講談社
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編集長プロフィール
講談社
「おとなの週末」編集長  奥裕好さん
編集長写真
おくひろよし 1956年生まれ。早稲田大学卒業後、講談社入社。営業で販売促進を4年間、その後、「週刊少年マガジン」に異動。
今はなきアイドル誌「月刊オーレ」、「FRIDAY」、「週刊現代」を経て、2003年9月より「おとなの週末」編集長。
※覆面調査をするため、顔写真は失礼させていただきます。

外食というちょっとした非日常に少しの夢を

―なんと言っても料理写真のインパクトがすごいですよね。すごく旨そうです。

ちょっと恥ずかしいくらい(笑)。でも、これは創刊時の編集長だった鈴木哲の思いなんですよ。彼は「大きいことはいいことだ」の人でしたから、何でもどーんと行けと、気取ってちゃいかん、と。画面いっぱいに旨いものの写真があると、そりゃインパクトありますよね。われわれだって校了してるときに掲載する料理の写真見てると本当に腹が減ってきちゃって目の毒ですよ(笑)。

そういう分かりやすい表現なんですよね。よく女性誌などで見られるような綺麗な体裁や空間を生かしたようなレイアウトは私自身も好きじゃない。どーんと大きく、ストレートに読者の本能に訴えるんです。

でも電車なんかで読んでるとやっぱり隣のひとの目線が気になります(笑)。

―いやぁ本当にお腹がすいてきちゃいます。

まだコンセプトが固まっていなかった創刊号
まだコンセプトが固まっていなかった創刊号
創刊2号めからはもう今の形に近い
創刊2号めからはもう今の形に近い

この雑誌は、もともと「週刊現代」の増刊で出したんですよ。当時の鈴木哲編集長中心にグラビアの延長で何か別冊やってみようと。あのころの週刊誌はまだ余裕があったので、結構外部の人たちと毎日飲み歩いてたんです。で、いろいろ口が肥えたりしてたし、食がブームだったりで、そのあたりでやってみようかと。

創刊は2001年7月でしたが、創刊号はなんでもごちゃまぜで、「週刊現代」のグラビアの拡大に過ぎなかったんです。ですからあまり売れませんでした。

で、考えた。アンケートとってみると、やはり食のニーズが高いんですよ。

じゃあ、いっそ食を前面に出した構成にしてみようじゃないの、ということで2号目からは、いまと同じ路線になりました。表紙から寿司がどーん、です(笑)。月刊化して私が編集長になったのが2003年9月でした。

でも、会社の経費で飲み食いできる人はいいけど、普通はそうはいかないですよね。サラリーマンが自腹でいけるのはやはりひとり5000円くらいかなと。なのでお酒を飲んでもひとり7〜8千円くらいで、そこそこいいと思える店を中心に紹介してみました。これはうけましたね。

―年齢はそこそこ高めですよね。

写真や資料はきっちり整理されている
写真や資料はきっちり整理されている

45、6歳ですね。男性6割弱、女性4割強といったところでしょうか。女性のほうが読者は若いです。まあ経験値が高くて同時にいろんなものを客観視できる、いわゆるおとなですね。ちょうど「サライ」が注目されてもいたので、その辺りも目標に考えたりもしました。でも、基本は自腹で行けるということに主眼をおいてます。

―あとは覆面調査ですね。

はい、これも最初から守っているコンセプトです。正直に自分たちが感じたことをやろうと。ですから店の宣伝はやりません。まずは評判の店や自ら探した店などへうちの編集とライターがペアで食べに行きます。そして、 それが納得いくものであれば、そこで初めて取材許可をとって撮影、掲載となります。

もちろんなかには掲載不可の店もありますが、・・・(次頁へ続く)

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