第43回 PHaT PHOTO(ファットフォト) 編集長 テラウチマサトさん

- 「クール」と同じ意味をもつスラング「ファット」をタイトルにした、まったく新しい写真ライフスタイル誌です。創刊10年、「写真+α」のライフスタイルを提案し続けています。


- PHaT PHOTO
- 一冊定価:840円
- 発行間隔:隔月刊
- 発売日:偶数月20日
- 出版社: シー・エム・エス


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シー・エム・エス
「PHaT PHOTO」編集長 テラウチマサトさん 
- てらうちまさと 富山県出身。出版社の写真部を経て1991年に独立。2000年、20代向けフォトカルチャー誌「PHaT PHOTO」を創刊。編集長&発行人として、若者マーケットが不在と言われた写真業界に新ジャンルを確立した。近年は、独自の写真による映像表現と企業や商品、及び、地方自治体の魅力を伝えるブランドプロデューサーとしても活躍中。写真集『The Land Hope Resides』など。
―テラウチさんは本当に若々しくていらっしゃいますが、なんか秘訣でもあるのでしょうか。すみません、最初っから雑誌と関係ない質問で(笑)
いや〜若くはないです。もう56歳ですから。何年か前になりますが、屋久島に撮影で行ったとき、森のなかでへばっちゃって、こりゃヤバイって思って、それから走るようになったんですよ。
それが秘訣といえばそうなのかもしれませんが、専用コーチについてもらってホノルルマラソンに参加したり・・・いまでは体脂肪8%です。
―それはすごい。ストイックなんですね。
いや、走って、飲んでってスタイルですよ(笑)。
いまメジャーリーガーのイチローさんが勧めているジムが池袋にあって、そこはハードなことはしないで肩甲骨を伸ばしたりするところらしく、通おうかと思っているんです。
で、ジムが終わったら飲むと(笑)、そんなスタイルが好きなんですよ。一緒に通いませんか?
―いいですね。もっとも私は飲むくらいしか能のない人間ですが(笑)

編集長が走りながら撮るランナーズ・フォト
“ランナーズ・フォト”というのもやってまして、つまり走りながら写真を撮るんですね。これが楽しい。
フットワーク軽く、独自の目線で自由にいろんな場所に入っていける気軽さも手伝って、僕はいますごく気に入っている撮影スタイルなんですよ。
―そんなテラウチさんが、写真雑誌を創刊されてもう10年ですが、そもそもどういう経緯でこの「ファットフォト」を創刊されたんですか。
僕は日本実業出版社というところで12年サラリーマン編集者をやってたんです。途中から写真部で社カメ(社内カメラマン)やりながら、いろんな外部のカメラマンに仕事を発注する立場になったんですね。
ある時、外部のカメラマンに僕の写真をみせて、冗談で「僕ってプロになれるかなあ」って訊いてみた。その人は普通なら仕事をもらう立場なので僕に気をつかって「いや〜お上手ですね〜」くらいは言うかと思ったら、「光が見えないうちはプロにはなれませんね」とピシャリ。
僕はこの言葉がショックでね。で、会社を辞めた(笑)。別に辞めなくてもよかったんですよ、好きな仕事でしたから。でもここで何かが吹っ切れたんですね。
―それでフリーになられた。

創刊号はこんなにエキゾチックだった

若いスタッフが元気なオフィス
そうです。それが退社の原因で、それからフリーでやってたのですが、「全体の繁栄なくして個人の繁栄は続かない」とある人から言われて、それがまた自分のなかにひっかかっていた。自分ひとりじゃダメなのかなあと。
そんなときMIT(マサチューセッツ工科大学)の知り合いから講演を頼まれて、しばらく向こうで過ごし、撮影の仕事もして戻ってきたら、なんだか日本の写真をとりまくシーンが暗く感じちゃって。おいおいこれで大丈夫かなと不安になった。
全体がハッピーになれるような、なんかみんなの憧れの場所になるようなものができないだろうかと思ったんです。写真を好きになる若い人たちが増えたらいいな、希望がわくなと。そんな気持ちから誰でも参加できるような写真雑誌を考えたんですよ。
それで、僕は20代のときに・・・(次頁へ続く)
- 1.BRUTUS(マガジンハウス)
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- やはり企画がおもしろいです。
- 2.Pen(阪急コミュニケーションズ)
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- 好きな企画やおもしろい企画のときに買います。
- 3.Safari(日之出出版)
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- ファッション知るのに一番いい本です。
- 4.papyrus(幻冬舎)
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- 昔から好き。じっくり読める内容のものが多くて。
- 5.美術手帖(美術出版社)
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- 写真がアートになっている現状をしっかりおさえておかないと。






