第26回 ベジィ・ステディ・ゴー! 編集長 吉良さおりさん

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ベジタリアン?日本では馴染みが薄かったこの言葉も、この数年でしっかり定着し、自然食、菜食中心で健康的な生活を送る人も増えています。そんなハッピー・ベジィ・ライフをおくりたい人に「最強の雑誌」といえば、この雑誌です。
 

ベジィ・ステディ・ゴー! 表紙

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ベジィ・ステディ・ゴー!
一冊定価:890円
発行間隔:隔月刊
発売日:奇数月10日 
出版社: キラジェンヌ
編集長プロフィール
キラジェンヌ
「ベジィ・ステディ・ゴー!」編集長  吉良さおりさん
編集長写真
きらさおり 1974年、大分県生まれ。イギリス、フランスへ留学し、帰国後はフリーライター、翻訳の仕事に携わる。結婚と同時に雑誌「ベジィ・ステディ・ゴー!」を創刊し、出版社「キラジェンヌ株式会社」を立ち上げ、現在に至る。クシマクロビオティックレベル1終了。フランスにてシヴァナンダヨガTTC終了。

ベジタリアンの基本Love & Peaceの精神でポジティブにいきます

―東京ベジフードフェスタに行ってきました。盛況でしたね。

2009年のべジフードフェスタでもポスターが大活躍
2009年のべジフードフェスタでもポスターが大活躍

私どももブースを出しましたが、お客さんは去年の倍の規模に成長してますね。こういうムーブメントってこれからますます大きくなっていくと思うんです。

やはり、食の安全についてこれだけ騒がれたり、流行の部分ではLOHASなどの影響もあるんだと思います。エコへの関心の高さもこの手のイベントには影響が大ですね。若い人たちの関心の高さが現状を物語っていると思います。

―私はベジタリアンではありませんが、菜食で過ごした経験はあります。そのとき確かに身体が綺麗になった気がするし、何より感度が高くなった覚えがあります。

確かにそうですね。アーティストや知的な仕事に従事されている方にベジタリアンが多いというのも、うなずけます。私の経験からいってもベジタリアンになって悪いことはひとつもないというか(笑)。

だからといってベジタリアンになれと強制するつもりはありません。みんながそれぞれに自分で考え行動していくなかでベジタリアンという道もあって、それはまた充分に自分にとっても社会にとっても役立つんだよ、と言いたいだけなんです。

―社会にとっても有益ですか。


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ベジタリアンになると食にこだわりますから、よく食をチェックするようになります。そしてちゃんと考えて消費して余分なゴミを出さない方向へ向かいます。大げさかもしれませんが、物事を地球規模で考えることができるんです。

それが正しく行われれば、富が一部に集中することなく、まずしい人たちにもちゃんとモノが循環する社会になるのではないかと思っているんです。

楽観的だといわれるかもしれませんが、基本は「Love & Peace」の精神で、食生活と平和とが結びついているんです。 それを阻害というか見えなくしているのはマスコミの悪い部分。スポンサー企業に気を遣って真実を報道しないでいる場合も多いですよね。

―清濁併せ呑まないと人間としての幅が出ないとも言いますが。

いまは世の中が行くところまで行っちゃった感じがあって、物欲の限界をみんな知ってしまったと思うんです。だからモノよりもココロの豊かさのほうに重きを置くほうが幸せになれると気づいたんです。菜食生活をしているとそんな単純なことに気づかされるんです。

それは、世の中には清濁ありますから、綺麗ごとで単純にすまないことは多いと思います。

でもできる範囲でいいんです。その人のできる範囲で負担やストレスにならない程度で気持ちをシフトする。それだけで、少しずつ変わることってあると思うんです。その気持ちを持ちたい、分かちあいたいということが私のメッセージなんですね。

―吉良さんはどういう経緯でこの雑誌を出すようになったのですか。

本棚には洋書資料がいっぱいだ
本棚には洋書資料がいっぱいだ

私、もともと肉が苦手だったんです。それがイギリスに留学中に、そこは画家のおばあちゃんの家にお世話になったのですが、このひともベジタリアンで、非常に精神的に豊かな暮らしをしていたんです。これで私のベジタリアン人生は決定したんです(笑)。

それからフランスに留学したんですが、 最初、食事が変わると肌がひどく荒れ始めたんですね。たぶん乳製品の影響だと思うんですが。

それでマクロビオティックを扱う「ラルクアンシエル」という店を紹介されて、有機の野菜をとりはじめたらすっかり肌が治ったという経験があります。そこでやはり私にはベジタリアンがあっていると確信したんです。

日本に帰って翻訳やライターをしながらヨガを実践し、ベジタリアン・ライフの良さを人に説明する生活をしていました。結婚した夫がたまたま出版関係で、そんな私のやりたいことを理解してくれて、どうせならちゃんとやりなさいと私のメッセージの具現化への協力をしてくれたんです。

しっかり届くメッセージを出したかったので、・・・(次頁へ続く)

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