ZAITENのバックナンバー
2007/06/01発売号 (7月号)
2007年7月号

ZAITEN

刺激的な経済情報マガジン『ざいてん』

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■ZAITENの目次

■特集 株式市場の錬金術師たち
投資家を欺く「上場マジック」
不動産バブル再来の「J-REIT」ババを引かされるのは誰か
ジャーナリスト 稲毛ゆか
マーケット浮揚の牽引役として期待される「J-REIT」は、規制改革もあって市場は拡大している。
しかし、なかには不良銘柄も混じっているとされ、マーケットの健全性を維持したい当局側も本格
的な監督に乗り出した。

株式市場を「裏切るMBO」「裏切らないMBO」
坂田拓也
MBOにより市場からの退場を選択する企業が増えている。自由な中長期的経営のため、というの
がその理由だが、マーケットの意向を無視した経営陣による一方的な選択は、一般投資家の反発を
買っている。

M&Aで丸儲け「ファンド資本主義」プレイヤーたちの正体
一橋栄治
三角合併の解禁を機に、M&Aのさらなる激化が予想される。近年、日本でも大型M&Aが多発し
たが、三角合併解禁後に行われるM&Aはこれまでと異なり、ドルのバブルを背景とした、世界的
な業界再編を伴うものだ。

「敵対的M&A」メインバンク・主幹事証券に気をつけろ
北健一
〝利益相反〟は弁護士の世界では即、資格剥奪につながる。だが流行するM&Aの裏では、それが
常識化しつつある。証券会社や銀行が巨利を得ることができるからだ。主幹事証券もメインバンク
も信用できない恐ろしい時代の幕開けだ!

怪しいファイナンスを繰り返す「ゾンビ企業」を駆逐せよ
伊藤博敏
株価数十円で金融機関からソッポを向かれた上場企業――。マーケットから直接金融で資金調達を
行わざるをえないこうした〝死に体〟企業は、MSCBの発行や有利発行による第三者割当増資の
実施……と、その発行体としての〝資格〟は怪しいファイナンスにとっては便利な道具と化す。

「裏口上場・闇勢力の暗躍」何でもありの
藤枝静
東証マザーズをはじめ、地方の各証券取引所がこぞって新興市場を創設して、新興企業の囲い込み
を図るなか、安易な上場企業の〝粗製濫造〟が行われ、実体のない企業がマーケットを浮遊してい
る。
■企業解剖
「NTTデータ」 復讐する情報サービスの巨象
1兆円企業の仲間入りを果たし、情報サービス産業に君臨するNTTデータ。中央省庁の
情報システムを〝カネとヒト〟の呪縛で受注してきた同社だが、過去の随意契約を解
除する電子政府の進展により、その特権的地位は揺らぎ始めた。しかし、巻き返しを
図る同社にはまだ“奥の手”が・・・。

■企業
阪急阪神ホールディングス“虚妄”の経営統合(下)
まったく見えてこない「統合の6年後」
「阪神滅亡」「阪急衰退」を招いた“闇深き不動産事業”
ジャーナリスト 伊藤 歩
阪神にとっては村上ファンドを呼び寄せ、阪急にとっては1兆円を超す有利子負債の原
因となった「不動産事業」。そして、統合後もこの不動産事業が経営の要になるのは、
言うまでもない。しかし、不動産市場の“予測不可能性”が統合をさらなる霧に包み込
んでいる――。

“声高の個人筆頭株主”糸山英太郎氏との10年
日本航空「銀行団介入」を招く西松社長の“無気力”と“派閥偏重人事”
ジャーナリスト 田中幾太郎
監査法人からもNOを突き付けられ、絶体絶命のナショナルフラッグキャリア・日本航
空。危機的状況にありながら、西松社長は特定の派閥と接近して、社内の結束を乱す
愚行に出ている。怒り心頭の個人筆頭株主・糸山英太郎氏はどうケンカを仕掛けるの
か。

■シリーズ 同族・世襲企業の「明暗」
家電量販店“M&A”に背を向けるコジマ「安値日本一」のジレンマ
ジャーナリスト 舘澤貢次
7兆2000億円ともいわれる巨大市場のパイをめぐる家電量販店業界の争奪戦は、今や戦国の世
と化している。断トツトップを走るヤマダ電機に、かつての王者・コジマは追いつけるか。

■金融
数を減らし、税制を見直す――
金融庁の「普銀転換計画」でどうなる〝おらが街の信金・信組〟
金融ジャーナリスト 小泉富加支
普通銀行に転換すると地元との密着性は薄れる。他方、税制や数の問題でみると、消滅の道を辿る
ところがでてくる。地元密着を標榜してきた地域金融機関の行く末は……。

「趣味はM&A」と豪語する“平成の鞍馬天狗”
みずほコーポレート銀行頭取・齋藤宏氏が独奏する「M&A狂騒曲」
ジャーナリスト 安部大作
マルハとニチロの統合、みずほ証券と新光証券の合併を主導し、投資銀行の装いを纏
いつつあるみずほコーポレート銀行。しかし、そのドン、齋藤宏頭取に眉を顰める向
きも少なくない。楽天‐TBS問題の泥沼化、日興コーディアル支援・買収構想の蹉跌――
いまや、行内では“恐怖政治”すら到来しようとしているともいわれる。

捜査当局「夏の陣」
「東京地検は政治家」「大阪地検は経済事件」にメス
ジャーナリスト 青木龍彦
IXI事件や梁山泊事件。大阪地検と大阪府警は経済事件に積極的に取り組んでいる。経済ヤクザ
排除に新たな風が吹く様相だ。一方、東京地検は政治家をターゲットに捜査続行中。

九州“金融大戦争”の波紋
福岡銀行が地銀トップに躍り出て「地銀再編淘汰」は新序章へ
ジャーナリスト 垂水 宏
急ピッチな経営統合で、福岡銀行グループが横浜銀行を抜いて地銀トップの座につき、地銀の再編
に火がついた。その裏には旧大蔵と日銀の勢力争いも。

■ゴルフ
両雄並び立たず
「アコーディア」vs.「パシフィック」外資系ゴルフ場徹底比較
フリーライター 天野隆介
日本のゴルフ場2大勢力となったローン・スター、ゴールドマン・サックスの、上場ゴルフ場会社
。日本のゴルフ場業界に新たなビジネス・スタイルを持ち込んだ、2ゴルフ場会社の経営とは。加
えて、プレイヤーにとって優しいのはどちらのゴルフ場か。

■政治・経済
随意契約で高コスト
「1兆円石油備蓄基地」経産省と三菱重工の癒着構造
ジャーナリスト 横田 一
石油備蓄基地。今、日本は年間1兆円以上の金を使って原油を備蓄している。委託されているのは
独立行政法人「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」。だが、この壮大なライフラインにも天下りと
企業の癒着構造が指摘されている。

安倍首相「靖国供物奉納」の舞台裏
安倍首相が温家宝首相と交わした「ある密約」
国際ジャーナリスト 国渡 薫
4月に訪日した温家宝・中国首相。安倍首相との会談での合意内容をまとめた「日中共同記者発表
」には、安倍首相の靖国参拝をめぐる日中間の「密約」が見え隠れしている。
レポート:現時点で強行するのは大変な〝見込み違い〟

■経済
ドコモ・au・SBに要求した総務省「安売り携帯ダメ」の錯誤
ジャーナリスト 井上 学
総務省が今、「携帯電話会社(キャリア)は端末開発から手を引け!」という政策を、NTTドコ
モとKDDI(au)、ソフトバンクモバイルに押し付けようとしている。海外では不振が続く国
産メーカーのためとの名目だが……

「金のなる木」を取れ
総務省「新規参入企業優先」で「次世代高速無線通信」争奪戦は大混沌
ジャーナリスト 北島敬介
「金のなる木」といわれる次世代無線通信「WIMAX」。総務省が新規参入企業を優先する方針
を固めたことで、携帯事業者は単独参入の道を閉ざされた形だが、大同団結による事業参入を呼び
かける企業も現れ、事態は混沌。

巨額の税金がまたしても役人の「おもちゃ」に
失敗濃厚「国産検索エンジン」またしても“日の丸プロジェクト”の愚を繰り返す経産省
ジャーナリスト 倉田大道
「シグマシステム」「第五世代コンピュータ」「TORON計画」。霞が関の懲りない官庁・経産
省は官製プロジェクトの大風呂敷を広げて失敗を繰り返してきた。そして、今度は「国産検索エン
ジン」の開発だという。300億円の税金がまたも役人のおもちゃに費やされようとしている。

■株式市場地獄耳

JASダックが反社会的勢力と関わる企業を「上場廃止へ」

なんとか危機は回避されたが
自ら起こした民事裁判で明かされたYOZAN「倒産の危機」ジャーナリスト 相楽総一
担保に差し入れた株式が市場で処分されていた。損害賠償請求訴訟を起こされたもの、巷の目はな
ぜか冷やかだ。

その時期は株価操縦を行っていた時期だった――
アメリカ上場させていた「梁山泊」と上場支援会社の「素性」
ジャーナリスト 九十九 蘭
リョウザンパク・インターナショナルなる会社が米・ナスダック市場に株式公開をしたのは04年
5月のことだった。一方その時期、日本ではビーマップ株を使い株価操縦していたとされる。そし
て、このリョウザンパク社を上場させた支援会社にもさまざまな憶測が……。

ヤマハ「中興の祖」川上一族も巻き込まれた……
ソリッドグループホールディングスの「インサイダーで社長告発」までの〝醜い確執〟
ジャーナリスト 飯村直也
副社長が社長を告発、同時刻に役員会で副社長を降格。まさに泥沼の確執といって過言ではない同
社が堕ち行くさまをつぶさに検証する。

■社会
制度導入376校には救済措置――
巨大メディア利権争いの「産物」高校野球「特待生制度」の喜劇
ジャーナリスト 三上 柊
歴史の違い……。高野連は他スポーツとの垣根をこう一蹴した。確かにこれまで甲子園では幾度と
なく名ドラマが生まれたが、どうしても歴史でなく、人気を独占したいと考える連中の利権の奪い
合いとしか見えない。

有名人客員教授氾濫のウラ事情
小室哲哉から毒蝮三太夫まで「有名人教授」で大学〝必死の学生集め〟
ジャーナリスト 黒川誠一
アノ人が知らぬ間に大学教授になっていた。週に1度の講義でも「大学教授」の肩書きで、テレビ
のコメンテーターをしていたり、副学長にもなれたり、大学教授は有名人にもおいしい仕事のよう
だ。しかし、一方で〝人寄せパンダ〟との非難もある。

大盛況
白熱「政界裏話から防衛問題まで」インターネットラジオ「史上最強のトークバトル」
編集部 冨永恵子

■ZAITEN「すくらんぶる」
松岡農水相の疑惑捜査を一時中断、今秋へ持ち越し

自民党本部となりにオープンした「サロン」の正体

参院選後の内閣改造で急浮上する平沼元経産相

参院選で自民「大敗」説理由はタカ派改憲ムード

次官人事で駆け引き激化国交省の複雑な内部事情

福岡銀行がひた隠す融資案件に〝新たな火種〟

エッチ画像流出よりも深刻な部品メーカーの現場

新聞業界の将来を占う産経グループ再編の行方

新型インフルエンザで台湾のWHO加盟問題浮上

ブッシュ大統領が称賛するバイオ燃料の「危険度」

三宅島バイクレース開催に固執する石原都知事

新OS発売を延期したアップル&MSの「お家事情」

当世「マンション」最新情報秋以降に「新新価格」登場へ

西武裏金問題の処分人事で後藤社長が示した「意思」

■連載

新連載スタート!
佐藤優の「獄外日記」

高杉良の「現代の眼」
日経新聞との訴訟判決報道で見えたメディアの〝栄枯盛衰〟

玉木正之の「スポーツと金」
アマスポーツの利権代がプロスポーツビジネスの発展を妨げる

B.フルフォードの憂国(You)対談
社民党党首・福島みずほ 憲法を守るためならあらゆる人と協力していきます

クマーズレポート
東芝ノートパソコンの部品交換拒否

六角弘の「奇怪・痛快・怪文書」&六角文庫の「お宝ご開帳」

情報のキーパーソン
『週刊朝日』編集長 山口一臣氏

私の主治医
プロボクサー 西澤ヨシノリさん

CM広告が語る企業の台所事情
広告「裏読み」「ナナメ読み広告出稿量No.1(NHK)

永田町ひそひそ話
タレント候補出馬の「ウラ事情」

舞台裏が見たい!
皇居一般参観の巻

マスコミ人御用達の「極楽酒場」&女性広報にこっそり聞いた「お勧めランチ」

〝ゴルフ会社社長〟の「私のゴルフ」
セイコーエスヤード 山中信六社長

著名人の御宅に勝手に訪問
ABCマート 三木正浩会長
安売りで儲けた「スニーカー御殿」


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ZAITENの読者レビュー

  • 総合評価:★★★
  • 投稿数:36
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中々おもしろい
投稿日 2011/01/31
投稿者 t11189t
会社員
★★★★

取り上げているテーマが他の雑誌にはないものが多く年に数号購入している。特に専門職に関する特集がおもしろい。もう少しページ数があれば読み応えがあってなおよいと思う。

クレーマーズレポートが面白い
投稿日 2010/08/21
投稿者 peachjohn
会社員
★★★★★

名前はクレーマーと銘打っているが、その実内容は面白い。クレーマー扱いされるからといって文句を言わない消費者よりも、適切な苦情を言ってくれるお客のほうが企業はありがたいだろう。私もサービス業だが、本当の信頼関係をお客様と築くためにはとても参考になる。

財界展望から・・・
投稿日 2010/05/02
投稿者 ほげほげ
会社員
★★★★★

名前と大きさが変わりましたが。。以前と比べると、多少硬さが無くなった感じはいなめませんが、他の経済紙よりは深く追求しているところがあり、面白いと思います。

様々な経済模様
投稿日 2009/12/16
投稿者 底抜け落下傘部隊
パート
★★★

『噂の真相』が廃刊してから何を購読しようかと思って購読したのがこれでした。まあ、当然ながら内容は『噂の真相』とは畑違いで全然違うわけですが、経済情報を裏から、あるいは斜めから読み解くという意味では通じるところがあるかもしれません。興味深い情報源になっていて毎号楽しみにしています。

独自の味があります
投稿日 2009/09/23
投稿者 NECORO
経営者
★★★

様々なジャンルの業界の内面、実情がわかりやすく取り上げていて毎号楽しみです。

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