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■ZAITENの目次
■ 徹底特集 「地銀・信金・信組」――終わらぬ悪夢――
地方銀行109、信用金庫281、信用組合164――これがわが国の「地域金融機関」である。
地元企業を育成し、地方経済を振興する役割を担う地域金融機関にいま、大きな“異変”が起こっている。牧歌的な時代は、もうすでに終わった。これからは「適者生存」という殺伐とした論理しか通用しない。それはまさに“悪夢”とでも呼ぶべき状況である。
しかし、この悪夢、まったく終わる気配がないのだ。地銀、信金、信組の悲惨な現状を追った――。
「サブプライム」「不動産バブル崩壊」「地方経済衰退」・・・
地方銀行を閉塞させる“5つの悪夢”
金融ジャーナリスト 原口勝彦
いま、全国の地方銀行が未曾有の“閉塞感”に苛まれている。それもそのはず、「前門の虎、後門の狼」、どちらを向いても、憂鬱な状況しかないからだ。壊れゆく地元経済、世界的信用収縮、越境戦争・・・この悪夢はいつ覚めるのか――。
緊急調査 全国地銀109行「財務危険度」リスト
金融ジャーナリスト 伊藤歩
かつて128行あった地方銀行は、現在は合併等で109行に減った。メガバンクやゆうちょ銀行の攻勢を受け、今後、地銀はどうなっていくのか。公表資料を基に「財務危険度」を緊急調査した――。
問題地銀を見て見ぬふり「金融庁」偽りの“強面”
金融ジャーナリスト 岡田四郎
金融機関を厳しく監督し、預金者・投資家を守る官庁――そんな金融庁のイメージは幻想でしかない。崩壊寸前の地方経済に喘ぐ地域金融機関を見て見ぬふりする、なんとも、霞が関な役所。それが同庁の真の姿である。
ワイドコラム 全国「地方銀行」狂騒曲
東和銀行(群馬)西京銀行(山口)みちのく銀行(青森)問題地銀の重すぎる過去
ジャーナリスト 田中幾太郎
野村証券に弄ばれた八千代銀行(東京)の“浮き足経営”
金融ジャーナリスト 岡田四郎
地元文化財旅館を取り壊しの瀬戸際に追い込む
地銀の雄 横浜銀行の品格
ジャーナリスト 高田学
“地銀界の孤児”スルガ銀行(静岡)が頭を抱える「後継者問題」
ジャーナリスト 田中幾太郎
“シブ銀”静岡銀行が招いた!?クレディア債務者の家庭崩壊
金融ジャーナリスト 伊藤歩
大証のトラブルメーカー平和奥田に貢ぎ続ける滋賀銀行の“胸の内”
金融ジャーナリスト 原口勝彦
“劣等性”島根銀行争奪戦
迎え撃つ地元・山陰合同銀行と攻める広島銀行その他大勢
ふくおかFGの軍門に下った
親和銀行(長崎)に囁かれる水面下の“再生劇”
金融ジャーナリスト 岡田四郎
サブプライムで撃沈“受難”はじまる「信用金庫」
ジャーナリスト 川端康
先日、瀧野川信用金庫(東京)がサブプライム関連商品で大損失を出し、資金支援を受けることが決定。サブプライムで経営が悪化した日本初の金融機関の“汚名”を受けることになった。はたして、これは一信金の問題だけなのか――。
“自閉”する信組業界
底抜けたバケツ「信用組合」に水を注ぐ「全信組連」
ジャーナリスト 谷崎潤
経営不安が各地で顕在化する信用組合。哲の結束を誇る業界は各信組の救済に努めているが、内部での足並みは必ずしも揃っていない。それどころか、金融庁にも見放され、中央機関「全信組連」の支援もいつまで続けられるのか――。
“永久不滅”の業界共同システムNTTデータ
「信金・信組」籠絡術
金融ジャーナリスト 小山田遼
信金・信組の業界共同システムを構築し、30年以上にわたって利益を独占しているNTTデータ。旧電電公社の安定感もさることながら、持ち前の“阿吽の呼吸”は他社の追随を許さない――。
■企業
米ウェスチングハウス買収の成果は・・・
原発覇権狙う東芝 西田社長「博打ビジネス」の臨界点
ジャーナリスト 布目駿一郎
世界を驚かせた東芝の米ウェスチングハウス買収から2年――。その後も元祖「選択と集中」を自負する東芝・西田厚聰社長の大型投資は止まらない。しかし、原発市場では、そのパソコン流博打ビジネスに疑問の声も・・・。
■金融
全国に散らばる投資家と保険契約者
配当月5% 保険料タダ 大和生命の「黒い保険」
本誌編集部 北原伸一
夢のような商品だった。だが、「うまい話には落とし穴」が世の常、この話も大いに問題があった。「架空の投資話」に「まっとうな保険」をセットしたポートフォリオ。大和生命の社員も複数関与していたことから投資家は疑う余地などなかった。
■社会
日本経済の“顔”が務まるのか―
キヤノン「大分疑惑」で見せた縁故資本主義者「御手洗冨士夫」の素顔
ジャーナリスト 伊藤博敏
昨年末、新聞報道で明るみに出た大分コンサルタント脱税疑惑。その延長線上に登場したのが御手洗冨士夫氏だっただけに、疑惑の根の深さが窺われる。しかし、その前に問われるべきは、日本経団連会長としての“品格”なのかも知れない・・・。
■メディア
オーベン「株価操作」事件がきっかけに・・・
フジテレビ日枝「特命記者」が産経新聞・住田社長を“極秘調査”
ジャーナリスト 古谷円
結論からいえば大山鳴動にして、ということだが、大メディアのあの人が手足となる記者を動かし情報戦。それが人事抗争の武器となるなら、「記者魂」はなんとも情けないものとなってしまう。
■企業
認識の甘さが瓦解に繫がる
日本板硝子「買収英国企業に母屋乗っ取られ」
ジャーナリスト 的場新一
「小が大を呑む」を地で行った日本板硝子だが、社長の愛嬢を自社CMに出演させるなど、経営の甘さが後手に回って、気がつけば「母屋乗っ取られ」の事態に・・・。
携帯電話加入者獲得戦争のウラ(1)
ソフトバンク好調の推進力「光通信」に“架空販売”
ジャーナリスト 中山雄二
「0円携帯」「ホワイトプラン」と、何かと話題豊富なソフトバンクモバイルだが、携帯電話加入者増加の裏側には、またしても不穏な動きがあった。光通信と手を組んでの「寝かせ」の実態に迫る。
携帯電話加入者獲得戦争のウラ(2)
「プリペイド携帯加入者水増し」KDDIが目をつむる闇
ジャーナリスト 青木龍彦
携帯純増数でソフトバンクと激しい争いを続けるKDDI。だが「au」の純増数はプリペイド携帯の大量販売による「水増し」だったのだ。さらには、全社員によるキャンペーンは社長すら知らなかった。目標達成のためにはプリペイド携帯が犯罪に利用されるという現実はかなぐり捨てられた。
■金融
かつて銀行では前頭取と熾烈なトップ争い
三菱UFJ証券五味会長の「ダーティー人脈」
ジャーナリスト 大沢飄平
その奇妙な人脈は、都内一等地の2000坪に及ぶ広大な不動産を動かしたかと思うと、ある特別背任事件への関与、はたまた不可思議な宗教団体にもつながるという御仁。“清濁併せ呑む”にしては――。
迷走する巨象
三菱東京UFJ銀行永易新体制に「行員の悲鳴」
ジャーナリスト 真野響介
4月から新体制に移行する三菱東京UFJ銀行。新役員人事は、相変わらず旧三菱の論理を優先した政治色の強い人事となった。内紛を続ける巨象に対して、金融関係者の間からは嘲笑さえ出ている。
レポート:許されざる“公的資金投入”
■企業
「税金700億円を無心」IHIロケット事業の奈落
ジャーナリスト 横田一
当初予定から大幅に遅れている中型ロケット開発計画。民間側の中心企業IHIは巨額の予算超過状態で、ついには国に「700億円の追加負担」を求めている。もし実現すれば、一企業を助けるための公的資金投入の色合いが余りにも強い。
■同族・世襲経営の「明暗」(12)
「私で世襲経営は終わりです」
YKK2代目吉田忠裕社長の決断
ジャーナリスト 舘澤貢次
松下電器から「松下」が消えるのと同じように、社名から「吉田」が消えて17年。ファスナーの世界シェア45%、世界70カ国に118社の連結子会社と4万人の社員を擁する“異色グローバル企業”YKKを牽引する2世社長の本音に迫る。
名門はいかにして戦いに挑むのか
「ミタルの次なる目標」新日鉄“古典的防衛策”の薄氷
ジャーナリスト 出頭忠次
三村氏から宗岡氏に社長が交代した新日鉄。依然として、ミタルの買収攻勢に戦々恐々としている。ミタルの“ハイテク金融部隊”に対して、迎え撃つ新日鉄の“竹槍部隊”と揶揄される防衛策は、はたして有効なのか――。
レポート:緊急アンケート
回答拒否続出
百貨店はデパ地下「惣菜」の食材原産地をなぜ隠すのか?
本誌編集部
デパ地下「お惣菜」について、主要百貨店15社に緊急アンケート。結果は、安全意識の高い百貨店がある一方で、不可解な対応をする消費者不在の百貨店もあり、はっきり明暗が分かれた。
レポート:わずか1時間で決着
突然ゴルフ場事業から撤退した
ゼクスの無責任
フリーライター 天野隆介
突然ゴルフ場事業から撤退したゼクスの無責任
会員側とゼクスが過去に交わした協定書には、「経営権の譲渡など重要事項には、理事会の同意を得る」とある。ところが、理事会の同意を得る前に、すでに譲渡先は内定していた。
レポート:サミットまでもたない
「政権瓦解」
福田は「キレて」官邸を去る
ジャーナリスト 白鳥洋一
一方的な突っ張りで「日銀総裁空白」という事態を招いた福田首相。福田と小沢の赤い糸も切れ、福田を支える人もいない。首相の問責決議の可決も確実の様相。今や何が起きてもおかしくない。
レポート:ブッシュの足元を見ながら
金正日が描く「米朝和解」
「後継者指名」の青写真
ジャーナリスト 井野誠一
NYフィルハーモニーの平壌公演にも姿を見せなかった金正日総書記。その背後には、米朝関係や北朝鮮軍部との思惑がある。今年2月に66歳を迎え、後継者問題もますます現実味を帯びてきそうだ。
レポート:突撃取材「この人に聞く」
国土交通省建築指導課
水流潤太郎課長
改正建築基準法“官製不況”
深く反省しております」
レポート:華々しく開幕したその裏では――
野球機構と選手会の「ボス交」が
プロ野球界をダメにする
ジャーナリスト 三上柊
「ボス交」つまり、「下交渉」が両者で行われ、そしてまた決定する。だが、よく考えると野球機構の選手関係委員長を務めるのが巨人の代表である以上、「ボス交」は一部人気球団の利益にしかならない。
兜町裏話:
「オーベン」上場廃止で取引所が憂慮する“3つのA社”
橋本 雅人
ライブドアの残党たちが上場会社に蘇った
倉田大道
異常な事態が続くクオンツの背後に“謎の女”
奥村順一
ZAITENすくらんぶる:
「価格凍結」から「値上げ」に転じたイオンの大誤算
イーモバイル千本会長の目くらまし「犬猿の対決」CMの意味深長
消費者金融の過払い金請求で国税当局が弁護士報酬に注視
「アジア・ビジネスマン」受賞で膨らむ森ビル社長の夢と借金
「花王」か「小林製薬」か注目を集めるエスエス製薬の売却先
ゴルフ場ビジネスにも触手をのばしていたスルガコーポレーション
「現場重視」の新人事はJALの起爆剤となるか
たばこ成人認証カード導入で「売り上げ3割減」の衝撃実験結果
プラズマの生産中止でパイオニアに浮上する「身売り」
全社横断的な人材活用策三井物産「槍田流慣例破り」の波紋
新銀行東京の不正融資で警視庁と東京地検が綱引き
放送各局が通販ビジネスから相次ぎ撤退する裏事情
偽装の反省まったくなしかつての名門・栗本鉄工所の惨状
クレーマーズレポート
大手電機メーカーの悪辣「下請けイジメ」
連載:名門ゴルフ場覆面調査
小野ゴルフ倶楽部の巻
六角弘の「奇怪・痛快・怪文書」
著者インタビュー
『世界を動かす人脈』中田安彦
連載:広告「ウラ読み・斜め読み」
売れないケータイを買わせる手段
連載:あの人の自宅
崖っぷちの会社再建
釜和明IHI社長
連載:B・フルフォードの憂国対談
衆議院議員 鈴木宗男
ようやく世論が見方になりました
佐藤優の「獄中日記」
連載:玉木正之の「スポーツと金」
プロスポーツの新しいビジネス・モデル「独立リーグ」の
連載:情報のキーパーソン
札幌国際大学観光部教授
松田忠徳氏
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読者レビューは他のお客様によって書かれたものです。感想には個人差がありますのでご了承ください。
- 毎号楽しみ
- 投稿日 2012/04/11
- 投稿者 えみりの父
- 会社員
- ★★★★★ 5.0
デジタル定期購読しています。紙で購読していた時のように新聞で見出しを見てから本屋さんやネットで購入する必要がなくなりました。PCのほかにIpadやIphoneでも見ることができ、読み終わった雑誌を処分する必要がなくなりました。独特の記事があり、毎号楽しみにしております。
- 中々おもしろい
- 投稿日 2011/01/31
- 投稿者 t11189t
- 会社員
- ★★★★ 4.0
取り上げているテーマが他の雑誌にはないものが多く年に数号購入している。特に専門職に関する特集がおもしろい。もう少しページ数があれば読み応えがあってなおよいと思う。
- クレーマーズレポートが面白い
- 投稿日 2010/08/21
- 投稿者 peachjohn
- 会社員
- ★★★★★ 5.0
名前はクレーマーと銘打っているが、その実内容は面白い。クレーマー扱いされるからといって文句を言わない消費者よりも、適切な苦情を言ってくれるお客のほうが企業はありがたいだろう。私もサービス業だが、本当の信頼関係をお客様と築くためにはとても参考になる。
- 財界展望から・・・
- 投稿日 2010/05/02
- 投稿者 ほげほげ
- 会社員
- ★★★★★ 5.0
名前と大きさが変わりましたが。。以前と比べると、多少硬さが無くなった感じはいなめませんが、他の経済紙よりは深く追求しているところがあり、面白いと思います。
- 様々な経済模様
- 投稿日 2009/12/16
- 投稿者 底抜け落下傘部隊
- パート
- ★★★ 3.0
『噂の真相』が廃刊してから何を購読しようかと思って購読したのがこれでした。まあ、当然ながら内容は『噂の真相』とは畑違いで全然違うわけですが、経済情報を裏から、あるいは斜めから読み解くという意味では通じるところがあるかもしれません。興味深い情報源になっていて毎号楽しみにしています。
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