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■ZAITENの目次
■特集 建設・不動産「大倒壊」
都心の土地もついに下落を始めたようだ。不動産を売却しようにも買い手がつかない。マンションや戸建て住宅が売れず、建築資材は高騰を続ける。スルガコーポレーションや真柄建設のように、建設・不動産の倒産ラッシュが相次いで起こりそうだ。
苦境の建設・不動産業界では、さらに追い打ちをかけるような混乱が起きている。それは11月に施行される改正建築士法により、建築が着工できないケースが出てくるのではと、第2の官製不況を心配する声が出始めているからだ。加えてニチアスで発覚した耐火材偽装問題も、建設・不動産業界に深い闇を落とす。国交省はメーカーと件数を発表したが、その数は氷山の一角でしかない。
様々な問題を抱え、建設・不動産業界では眠れない日が続きそうだ。
33万人の1級建築士を襲う改正建築士法という悪夢
本誌特集班 冨永恵子
今年11月28日に改正建築士法が施行される。新設される「構造設計1級建築士」と「設備設計1級建築士」をめぐり、現場は混乱の兆しを見せている。33万人いる1級建築士の明暗が分かれようとしている。
ニチアス・東洋ゴムだけでない
「耐火材偽装」の底知れぬ闇 メーカー50社の呆れた対応
ジャーナリスト 大山耕助
「改善だからいいと思った」「販売実績がないから問題ない」、挙句の果てには「わからない」。言い訳や主張は判押したように「今まで以上にコンプライアンスを重視し」・・・。そこには、もしかしたら人命を落とすかもしれない危険性を孕んでいるという当事者意識が明らかに欠如している。
夏を越せない企業が続出
不動産業界「恐怖の倒産ラッシュ」
ジャーナリスト 五十嵐進
先日、民事再生を申し立て破綻したスルガコーポレーション。これを機に一気に新興デベロッパーに対する信用が毀損されたが、危ないのは急成長組だけではない。中堅デベロッパーにも倒産の足音が静かに迫っているのだ。
■渾身レポート
核燃料サイクルの光と影
迷走する「3兆円プロジェクト」の真実
ジャーナリスト 山崎康志
電力業界が3兆円の総工費と4半世紀の歳月をかけて建設してきた核燃料サイクル施設(青森県六ヶ所村)が迷走している。中核施設の再処理工場は、試運転終盤になって高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)の製造設備にトラブルが発生、またガラス固化体の最終処分場をめぐる青森政界の混乱も、本格操業に微妙な影を落としている。3兆円プロジェクトは地元に何をもたらしたのか――、本格操業を控える現地を探った。
■企業
ザ・トップ対決
フジテレビ日枝久会長VS.日本テレビ氏家斉一郎議長
■企業解剖
「CX」民間転用に垣間見える
川崎重工業「国依存経営」の狡猾
「仰天人事」ではない
日本板硝子「外国人社長」でリストラが始まった
ジャーナリスト 的場新一
社長交代の裏側をいち早く書いた本誌5月号から4カ月。藤本前社長追い落としで手を組んだ出原取締役会議長とチェンバース社長の2人だが、新体制発足で早くも足並みが乱れてきた。買収した側、された側の思惑も少しずつズレはじめ、経営は危険水域に陥っている。
これは明らかに「不当表示」ではないか
マツダの内部資料が暴露する〝燃費表示〟のインチキ
ノンフィクションライター 相楽総一
ガソリン高騰の影響もあって、今や「低燃費車」に人気が集中しているが、カタログなどに記載されている燃費数値は全く信用できない。マツダの内部資料がその実態を明かしている。
販売台数激減のピンチで
中国・インドと欧州に狙い定めたヤマハのピアノ〝敵陣侵攻作戦〟
ジャーナリスト 舘澤貢次
ピアノ生産台数世界一の座を脅かす中国と、ブランド力ではこれまで歯が立たなかったピアノ市場、欧州に攻撃の狙いを定めたヤマハの〝敵陣〟殴り込み。はたしてその成否は。
その心中はいかに
宗教に嵌まる流通経営者の恍惚と打算
ジャーナリスト 須藤正彦
経営者とは孤独なものである。とりわけ、生き馬の目を抜く流通業界にあっては、トップの心労は過酷を極める。そのためか、「宗教」に救いを求める御仁も少なくない。しかし、その裏には平安への欲求のみならず、さらなる欲望も渦巻く
■金融
プロ向け新興市場を創設
東証マザーズ市場「消滅」へのカウントダウン
ジャーナリスト 田村和行
来年10周年を迎えるマザーズ市場。だが、創設以来、その信用は傷つくことの連続。反社会的勢力の侵食も続いた。東証はここへきて改革に着手した。上場基準を見直すなど厳格化の一方「プロ新興市場」を創設する。マザーズは消滅の命運だ。
道州制も見据えた地方銀行再編
荘内・北都の地銀統合で火がついたメガバンクの〝陣取り合戦〟
ジャーナリスト 垂水 宏
山形の庄内銀行と秋田の北都銀行が県境を越えて統合。これに青森のみちのく銀行なども加わる、東北の地銀〝大統合〟の気配。その背後には
メガバンクの熾烈な戦いがある。
「いよいよHSBCが乗り出すのか」
「レイク巨額買収」の先にある新生銀行の身売り先
ジャーナリスト 真野響介
新生銀行の「レイク巨額買収」が金融界に波紋を広げている。いまだに2169億円の公的資金が入り、09年3月期以降の業績次第では、経営陣の退陣が迫られる。その行く先として、英金融大手、HSBCグループへの身売り説もささやかれている。
栗の木の売買と2億円無担保融資の因果は
三菱東京UFJ銀行が抱える渋谷明治通支店の「問題融資」
ジャーナリスト 中西昭彦
高級住宅地・成城を舞台に展開された不可思議な土地取引。それを誘発したのが岩手県の企業でシコっていた不良債権の処理だった--。
■経済
ガソリンスタンド「消滅」時代
電気自動車を全車両に導入する日本郵政の「遅すぎた決断」
本誌編集部 小野寺茂
原油高騰でガソリンスタンドが「消滅」の危機に陥っている。折しも、日本郵政は全車両を電気自動車に切り替え、充電施設「電気ステーション」を設置する方針を明らかにした。普及のモデルケースとなりうるか、全国民が注目している。
アスク社だけではない
サブプライムより恐い「病院ファンド」の落とし穴
ジャーナリスト 田中幾太郎
リーマン・ブラザーズから320億円を騙し取った医療コンサルティング会社「アスクレピオス」。架空投資話をでっち上げた巨額詐欺事件だが、一見まっとうな「病院ファンド」も危険がいっぱい。病院経営者や投資家にとっては要注意だ。
■社会
華やかな表舞台からは想像だにできない
高級ブランド「アルマーニ」が建設代金未払い
ジャーナリスト 眞尖 糺
「アルマーニ/銀座タワー」が華々しくオープンしたのは昨年11月7日。林立する銀座の高級ブランドビルの中でも、竹林をイメージした外観は夜の街にひと際映える。だが、そのビルで工費未払いトラブルが起きていた。煌びやかな表の顔に隠された舞台裏を取材した。
環境に優しい新副都心線渋谷駅の「地宙線」で熱く語るも
世界的建築家・安藤忠雄氏「外断熱」を黙して語らず
ジャーナリスト 飯村直也
世界的建築家がコンクリート建造物の「外断熱工法」をどのように考えているのか。住宅環境を実践する人ならば一度は持つ疑問だ。彼の顔といえるコンクリート「打放(うちはなし)」の対極にあるが、その彼は、筆者の追及に答えず逃げた--。
ウナギ偽装事件の深層
「農水食品Gメン・警察」連合が狙う「食品偽装アングラマネー」
ジャーナリスト 葉月陽一
ウナギは「入り口」にすぎない。一連の食品偽装事件で農水省と警察当局が最終ターゲットに見据えているのは、所k品業界に巣食う暴力団と、「アングラマネー」の一掃だ。攻防はまだ始まったばかりなのだ。
ジャイアンツ凋落を食い止めるのは江川でもなく、桑田でもない…
北京五輪のメダルの色で占う星野仙一監督の「次なる野望」
ジャーナリスト 三上 柊
北京五輪日本代表監督・星野仙一の見つめる先には何が映っているのか。WBC日本代表監督を経て、ジャイアンツ監督、プロ野球コミッショナー。そのとき、読売グループは、どう出るのか。
■永田町・霞が関・国際
組織の拡大に相反して
総務省人事で鮮明になった「旧郵政省の地盤沈下」
ジャーナリスト 青木龍彦
7月に組織改革で、一見、旧郵政省をしのぐほどの器を獲得した総務省の郵政勢力。だが、代わりに本命視された事務次官のイスを手にすることはできなかった。これで通信と放送の融合に立ち向かえるのか。
正男か、はたまた正哲か
金正日〝優雅な〟後継者選び
ジャーナリスト 井野誠一
核開発譲歩とテロ国家支援リスト解除で一気に米国と念願の「雪解け」を目指す北朝鮮。そんな中、国内外の関心事だった後継者問題で金正日総書記が新たな布石を打つ。〝王子〟たちの相次ぐ外遊は「華麗なる一族」そのものだ。
■
レポート:真綿で首を絞めろ
民主党の深謀「福田をやめさせるな」
ジャーナリスト 白鳥洋一
北海道洞爺湖サミットを終え、首相、福田康夫は自らの手で衆院解散を果たそうと思い始めている。民主党にとっては思うつぼであり、「福田おろし」が始まらないようにと政権をおもんぱかる。自民党にはまさに悪夢のシナリオである。
■経済社会裏話:
証券取引等監視委員会が関心を寄せるダヴィンチ・ホールディングスの現在
大量保有報告書提出で「モック」株に妙な噂飛び交う
本格的に動き出した京都・崇仁地区再開発プランの全容
タンクトップ銘柄に気をつけろ
■ZAITENすくらんぶる:
原子力事業の戦略転換を行う日立製作所の「勝算」
ZAITENすくらんぶる:
経産省の幹部人事をめぐり「お家騒動」再燃の兆し
ZAITENすくらんぶる:
元の木阿弥になったグリーン購入法「見直し」の欺瞞
ZAITENすくらんぶる:
航空会社のマイル取得問題で政府の交渉窓口となる財務省
ZAITENすくらんぶる:
納入業者に協賛金を強要する小売業者の「地位乱用」
ZAITENすくらんぶる:
「現場派」より「赤レンガ派」?新特捜部長・佐久間氏の「評判」
ZAITENすくらんぶる:
佐久間新体制の特捜部が狙う東証1部上場企業のM&A案件
ZAITENすくらんぶる:
大分県教委の教員採用汚職事件で最大の焦点と化す「日教組枠」
ZAITENすくらんぶる:
政界再編で前原・民主党元代表に期待を寄せる小池百合子議員
ZAITENすくらんぶる:
北京五輪阻むロケット問題と気象予報
ZAITENすくらんぶる:
郵政民営化のもう一つの目玉全国の中央郵便局跡地再開発
■ZAITENのバックナンバー
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読者レビューは他のお客様によって書かれたものです。感想には個人差がありますのでご了承ください。
- 毎号楽しみ
- 投稿日 2012/04/11
- 投稿者 えみりの父
- 会社員
- ★★★★★ 5.0
デジタル定期購読しています。紙で購読していた時のように新聞で見出しを見てから本屋さんやネットで購入する必要がなくなりました。PCのほかにIpadやIphoneでも見ることができ、読み終わった雑誌を処分する必要がなくなりました。独特の記事があり、毎号楽しみにしております。
- 中々おもしろい
- 投稿日 2011/01/31
- 投稿者 t11189t
- 会社員
- ★★★★ 4.0
取り上げているテーマが他の雑誌にはないものが多く年に数号購入している。特に専門職に関する特集がおもしろい。もう少しページ数があれば読み応えがあってなおよいと思う。
- クレーマーズレポートが面白い
- 投稿日 2010/08/21
- 投稿者 peachjohn
- 会社員
- ★★★★★ 5.0
名前はクレーマーと銘打っているが、その実内容は面白い。クレーマー扱いされるからといって文句を言わない消費者よりも、適切な苦情を言ってくれるお客のほうが企業はありがたいだろう。私もサービス業だが、本当の信頼関係をお客様と築くためにはとても参考になる。
- 財界展望から・・・
- 投稿日 2010/05/02
- 投稿者 ほげほげ
- 会社員
- ★★★★★ 5.0
名前と大きさが変わりましたが。。以前と比べると、多少硬さが無くなった感じはいなめませんが、他の経済紙よりは深く追求しているところがあり、面白いと思います。
- 様々な経済模様
- 投稿日 2009/12/16
- 投稿者 底抜け落下傘部隊
- パート
- ★★★ 3.0
『噂の真相』が廃刊してから何を購読しようかと思って購読したのがこれでした。まあ、当然ながら内容は『噂の真相』とは畑違いで全然違うわけですが、経済情報を裏から、あるいは斜めから読み解くという意味では通じるところがあるかもしれません。興味深い情報源になっていて毎号楽しみにしています。
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