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■ZAITENの目次
■特集 司法書士vs.弁護士「淘汰への戦い」
不動産登記や裁判書類などを手がける司法書士。敷居の高い弁護士と違って、身近な法律家として全国各地で活躍する。その数およそ1万9000人。
2003年の改正司法書士法により、司法書士に簡易裁判所の代理権が付与された。法務大臣の「認定」を受ければ、簡裁で扱う140万円以下の訴訟で弁護士と同様の業務ができる。本人に代わって出廷し、弁論したり、相手方と調停したりすることが可能だ。
2006年、いわゆる「グレーゾーン金利」を違法とした最高裁判決が下った。以後、消費者金融などへ払い過ぎた利息分を取り戻す「過払い金返還請求」を行う認定司法書士が急激に増えている。
一方の弁護士は、一連の司法制度改革の流れで年々増加し、いまや約2万5000人に膨れ上がった。10年前と比べると、約2倍だ。超難関の司法試験にやっと受かっても、就職先が見つからないといった事態も一部で生じている。法科大学院の「勝ち組」と「負け組」もはっきりしてきた。
2009年から国民が裁判に参加する「裁判員制度」が始まる。なにかと注目される法曹界だが、とりわけ司法書士業界内部では、弁護士との職域競合に対する不安が大きく広がりつつある。生き残りをかけた熾烈な「淘汰への戦い」は、すでに始まっている。
「借金整理」で壮絶バトル
「司法書士」と「弁護士」棲み分けの終焉
本誌特集班
「一人で悩まないで」――。電車内でみかける「借金解決」の広告。いわゆる「グレーゾーン金利」を違法とした2006年の最高裁判決以後、弁護士と司法書士による多重債務者争奪戦が始まった。その内幕をレポートする。
タテ割り「司法制度改革」の欺瞞
「あと10年で司法書士は消える!」
本誌特集班
「町の登記屋さん」というイメージが強い司法書士。司法改革に一環で2003年から簡易裁判所の代理権をもつことが可能となった。だが、いずれ弁護士制度に統合されるという見方も出始めている。いったい、どういう理由で・・・。
司法試験には受かったけれど・・・
「就職難民化」する若手弁護士たち
本誌特集班
司法試験合格者の増加に伴い、新人弁護士たちの就職難が厳しさを増している。弁護士事務所に勤めることもできず、経験もなく自宅で開業を余儀なくされるケースも・・・。
司法試験合格率30%
「法科大学院」の淘汰・再編が始まった
本誌特集班
今年で3回目となった新司法試験。合格率は毎年低下し、今年は33%。法科大学院74行は当初から「乱立」と言われて来たが、ここへ来て「整理・淘汰すべき」との声も高くなった。合格者の少ない大学院は存続のピンチだ。
■特別レポート
御曹司経営者と外資系証券のドンを輩出
軽薄なる日本版フリーメーソン「慶應三田会」が経済界を席巻する
ジャーナリスト 田中幾太郎
創立150周年を迎えた慶応義塾の同窓組織「三田会」は各企業で強い結束力を見せつけ、アメーバーのごとく増殖を続けている。三越と伊勢丹の経営統合の舞台裏や、ゴールドマン・サックス証券の持田昌典社長の行動を追いながら、日本版秘密結社の深層に迫る。
■企業解剖
“葛西天皇”得意の政治闘争
JR東海「リニア新幹線自前建設」の深謀
JR東海が威勢よくぶち上げた「リニア中央新幹線」。技術的に克服しなければならない問題は山住で、経営リスクは大。“天皇”とまで呼ばれる葛西会長は、なぜ今、自費建設を掲げたのか。強引にリニア建設を押し進めるJR東海の狙いはどこにあるのか。
■企業レポート
総選挙に翻弄される電力業界
剛腕・二階経産相が待った!電気料金「値上げ圧縮」の舞台裏
ジャーナリスト 布目駿一郎
原油価格の高騰を受け、一度は決まった電気料金値上げに、経産省の二階俊博大臣が「待った」をかけた。総選挙間近と言われるなか、規制を嫌う電力業界と、大臣・経産官僚の政治的思惑が錯綜する。
今期限りで社長更迭の可能性も
シャープ「町田会長vs.片山社長」奥の院の暗闘
ジャーナリスト 出頭忠次
2007年4月に40代という若さで社長に就任したシャープの片山幹雄社長。同社はトップクラスの業績を保ち続けた「家電メーカーの優良児」だったが、新社長就任後1年で業績悪化に歯止めがきかない状態となってしまった。「院政」を敷く町田会長、「ねばる」片山社長の綱引きは始まったばかりだ。
計算ミスや設計ミスが続出・・・
「損害賠償請求訴訟」が示す日立「原発事業」の“危うさ”
ジャーナリスト 館澤貢次
原油高や景気低迷で電力会社も赤字経常の時代だ。原発メーカーの失態で予定の電力が得られなければ、当然「損害賠償請求」となろう。それにしても、最近の「日立」はおかしい。
進むも地獄、退くも地獄・・・
準大手ゼネコンを襲う「淘汰・再編」の嵐
ジャーナリスト 厳瑞陽
デベロッパーの破綻に続き、ゼネコンにも淘汰の波が忍び寄っている。座して倒産を待つわけにもいかず、いきおい、「不払いリスク」を抱える物件を受注せざるを得ない状況だ。はたして、このゼネコン不況に終わりはあるのか・・・。
■金融
再び国有化の可能性も
米金融危機直撃で「新生銀行」「あおぞら銀行」破綻の足音
ジャーナリスト 真野響介
リーマン・ショックをきっかけに全世界へ広がった米国発金融危機。日本は比較的影響が少ないとされているが、新生銀行とあおぞら銀行の経営危機は深刻さを増している。経営不安がさらに高まり、「再び国有化」との見方も出始めた。
カネボウ、レックスに続く“誤算”となりかねない・・・
和製優良ファンド「アドバンテッジパートナーズ」子会社「相次ぐ貸金業買収」の成否
ジャーナリスト 伊藤歩
貸金業界が逆風に晒されるなか、積極的な買収に乗り出している「かざかファイナンス」。代表の藤澤信義氏は意気軒昂だが、その親会社アドバンテッジパートナーズにとっては大きなリスクになりかねない・・・。
特定投資家への損失補填
捜査当局が重大関心 株式市場の新錬金術「DES」
ノンフィクションライター 相楽総一
「コノゴロ都ニハヤル物、夜盗強盗謀論旨」――そういって後醍醐天皇の政治を揶揄したのは有名な「二条河原落書」だが、株式市場では、“コノゴロ兜町ニハヤルモノ”としてよく耳にするのが「デス」。そのカラクリを暴くと。
■公認会計士・細野祐二が読み解く
リーンマン破綻と時価会計の罪
歴史的な金融危機は地球を飲み込んだ。9月16日のリーマンショックは、世界最大の保険会社へ飛び火し、世界を震撼させた。破綻したリーマンの直前までの決算を見ると連続増収増益の高収益体質を誇っていた。それが・・・。その原因は時価会計という特異な会計理論だった。
公認会計士・細野祐二が読み解く
ニイウスコー「循環取引」と監査法人
前号に続いてニイウスコーの循環取引について考えてみたが、ここでひとつ提案。民事再生手続き中のニイウスコーは、機関決定をもって、トーマツの守秘義務を解除してはどうか? そうすればトーマツは粉飾決算の実情を会計監査人の立場から説明でき、事件の全貌解明につながる。
■経済社会レポート
広告激減「テレビ局決算全滅」崩壊への序曲
ジャーナリスト 秋山治郎
大手テレビ局の決算が軒並み撃沈状態に陥った。スポンサーが広告費を大幅カット。さらに視聴率の異変がテレビ局の売り上げを直撃する。今やテレビは“貧困層ビジネス”になってしまったようだ。
お荷物化した老舗タブロイド紙
『夕刊フジ』休刊を見据える産経新聞の思惑
ジャーナリスト 中山雄二
駅売りタブロイドの老舗『夕刊フジ』に休刊の噂が出ている。噂の真相を探ると、意外なことに、産経新聞社の住田良能社長に行き着いた。老舗新聞を休刊に追い込むほどの理由とは、どのようなものなのか。
自民党の資金団体会長に山口信夫氏
総選挙の結果次第で“火中の栗”を拾う財界の「苦悩」
ジャーナリスト 岡好美
衆院の解散・総選挙を前に、自民党の政治資金団体「国民政治協会」の会長に山口信夫氏(旭化成会長)が就任した。協会には多くの大企業が寄付しており、総選挙の行方次第では、財界が゛火中の栗゛を拾う可能性もでてきた。
■スポーツ
「第3勢力」が撤退
リーマン・ショックで始まった国内ゴルフ場「第2次地殻変動」
フリーライター 天野隆介
外資に対抗する「第3勢力」として注目された新興不動産やファンドが一転、ゴルフ場ビジネスから撤退している。不動産不況、「リーマン・ショック」などの影響が予想以上に大きいためだ。国内ゴルフ場業界では、新たな「地殻変動」が起きつつある。
ファンはそもそも“出来山”を念頭において観戦
「八百長問題」の根源は外国人力士の教育を怠った相撲協会
ジャーナリスト 三上柊
とどのつまり、外国人の異文化を日本独特のしきたりで塗り替えることのできなかったことが最大の原因であり、それを前理事長がムキになってしまったことが、コトを大きくしてしまった。
■ザ・トップ対決
業界NO.1・2企業「経営者の器」徹底比較!
野副州旦・富士通社長 VS.矢野薫・NEC社長
■経済社会裏話
進学塾大手・栄光ゼミナール「カリスマ」経営者引退の“真相”
在京テレビ局の幹部を狙った“スキャンダル怪文書”乱舞
政府“お墨付き”で大流行出稼ぎ中国人の偽装結婚で「新たな手口」
総選挙の結果に関係なく小沢政権に落ち着く公算
リネンサプライ業界の談合告発に動かぬ公取委
賠償額過去最高「1000億円」「蛇の目ミシン」株主代表訴訟の衝撃
第三者割当増資を再三にわたり変更させるコネクトテクノロジーズへの「非難」
「天下に恥を晒した」ジャスダック市場の終焉
■ZAITENすくらんぶる:
米国発金融危機の影響で少なくとも2地銀が破綻危機
米金融に救済出資する日本勢でみずほFGだけが沈黙する理由
イオン・岡田社長が激怒した名門「三越」の2店舗閉鎖
三菱重工の国産ジェット機を政府が10機「救済購入」
国内半導体メモリー大手メーカー「エルピーダメモリ」の赤字拡大
「関空・伊丹・神戸」3空港の役割分担めぐる調整論議が再燃
意気消沈続く金融庁中川大臣ショックと日銀人気
中曽根弘文外相誕生で省内に出始めた不安の声
森ビルの上海超高層ビルはオフィス入居率の低さ「世界一」
総選挙で野党過半数確保なら総理に岡田・民主党副代表が濃厚
世界恐慌への理論的お墨付き与えたノーベル経済学賞廃止の声
検察が狙う「キヤノン案件」にいよいよ窮地の“財界総理”
来年から下がる燃油サーチャージで「笑う人」「泣く人」
■連載
《あの人の自宅》
持田昌典ゴールドマン・サックス証券社長の“ご自宅”
高杉良の「良薬は口に苦し」
小泉に代表される世襲政治家にまた未来を託すのか――。
B.フルフォードの憂国対談
矢野絢也・元公明党委員長
国会に呼ばれれば知っていることをお話します――。
玉木正之の「スポーツと金」
世界を直撃する金融危機が「東京五輪」を実現させる
佐藤優の「獄外日記」
クレーマーズレポート
――キリンビール
キリンビールの「缶から蚊」の一方的封印
六角弘の「奇怪・痛快・怪文書」
――大和生命「破綻の真相」
広告「ウラ読み・ナナメ読み」
化粧品でしくじった富士フィルム
国際「パワーネットワーク」解体新書
ロシア石油企業の支配権をめぐる英ロの暗闘
情報のキーパーソン
――宗教学者 島田裕巳
人気ゴルフ場「辛口スコア」
戸塚カントリー倶楽部
気まぐれ掲載!伏せ字で失礼
〇X生命トップの許されざる「セクハラ発言」
■ZAITENのバックナンバー
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読者レビューは他のお客様によって書かれたものです。感想には個人差がありますのでご了承ください。
- 毎号楽しみ
- 投稿日 2012/04/11
- 投稿者 えみりの父
- 会社員
- ★★★★★ 5.0
デジタル定期購読しています。紙で購読していた時のように新聞で見出しを見てから本屋さんやネットで購入する必要がなくなりました。PCのほかにIpadやIphoneでも見ることができ、読み終わった雑誌を処分する必要がなくなりました。独特の記事があり、毎号楽しみにしております。
- 中々おもしろい
- 投稿日 2011/01/31
- 投稿者 t11189t
- 会社員
- ★★★★ 4.0
取り上げているテーマが他の雑誌にはないものが多く年に数号購入している。特に専門職に関する特集がおもしろい。もう少しページ数があれば読み応えがあってなおよいと思う。
- クレーマーズレポートが面白い
- 投稿日 2010/08/21
- 投稿者 peachjohn
- 会社員
- ★★★★★ 5.0
名前はクレーマーと銘打っているが、その実内容は面白い。クレーマー扱いされるからといって文句を言わない消費者よりも、適切な苦情を言ってくれるお客のほうが企業はありがたいだろう。私もサービス業だが、本当の信頼関係をお客様と築くためにはとても参考になる。
- 財界展望から・・・
- 投稿日 2010/05/02
- 投稿者 ほげほげ
- 会社員
- ★★★★★ 5.0
名前と大きさが変わりましたが。。以前と比べると、多少硬さが無くなった感じはいなめませんが、他の経済紙よりは深く追求しているところがあり、面白いと思います。
- 様々な経済模様
- 投稿日 2009/12/16
- 投稿者 底抜け落下傘部隊
- パート
- ★★★ 3.0
『噂の真相』が廃刊してから何を購読しようかと思って購読したのがこれでした。まあ、当然ながら内容は『噂の真相』とは畑違いで全然違うわけですが、経済情報を裏から、あるいは斜めから読み解くという意味では通じるところがあるかもしれません。興味深い情報源になっていて毎号楽しみにしています。
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