ZAITENのバックナンバー
2009/04/01発売号 (5月号)
2009年5月号

ZAITEN

刺激的な経済情報マガジン『ZAITEN』

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■ZAITENの目次

■特集 「家元制度」の金脈・人脈

日本奥の院をも動かす「茶道・三千家」の素顔
ジャーナリスト 仁科剛平
皇族や故・福田赳夫元首相から連なる政界人脈、京都財界のお歴々。“茶の湯”を学ぶ会員は20万人を越えるといわれる巨大組織「裏千家」と出自は同じながらも方向性を異にする「裏千家」「武者小路千家」の内に迫る。

大手流派以外は「個人商店化」「華道の家元制度は消滅する」
「華道にっぽん」主宰 羽根田整
「3000」とも言われた華道界の流派は、いまやその4分の1程度。生け花人口も下降の一途を辿っている。池坊、草月、小原など大手流派以外の圧倒的多数の家元は、個人商店のように細々と教室を開いているのが現状だ。

「日本舞踊」家元に舞い込む金のカラクリ
ライター 北野音澄
400年以上も続く伝統芸能の日本舞踊。家元をトップに末端からもお金を吸い取る仕組みは、さながらネズミ講のようだ。星の数ほどあると言われている日本舞踊の流派だが、実際に儲かっているのは五大流派だけのようだ。

花柳幻舟インタビュー
「領収書すら出さない家元は諸悪の根源です」
本誌 冨永恵子
1980年2月。国立劇場の楽屋で起きた家元刃傷事件。三世宗家であった花柳寿輔を切りつけ全治1週間の怪我を負わせたとして、逮捕された花柳幻舟。彼女はなぜ、家元制度に反対したのか。あの事件から30年経た今も「打倒家元制度」を掲げる彼女に、家本制度の罪を語ってもらった。
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■フィクション
創業100年目の転落
喘ぐ出版界の雄「講談社」華麗なる一族「野間家」の苦悩
ジャーナリスト 舛子泰樹
出版界の雄「講談社」が苦境に喘いでいる。かつてない大赤字を計上し、優良資産を手放して穴埋めを図るが焼け石に水。さらに子会社「光文社」の業績悪化が追い討ちをかけ、来期の社長就任が噂される創業家の御曹司・野間省伸副社長は厳しい舵取りを迫られる。

■企業解剖
三菱自動車の「転落」「復活」そして再び「地獄」
10年以上にわたりリコールによる失地回復に努めてきた三菱自動車を襲う「世界同時不況」。3割減となるロシア向け輸出に、国内では“タマ不足”。600億円の赤字は、象徴的だった「パリ・ダカ」撤退をも決意させた。再び「再編銘柄」となった同社の行く末は。

■企業レポート
投資会社化でイビツな収構造
未だバブル醒めやらず三菱商事の〝どんぶり経営〟
ライター 飯田橋 徹
従来型の商社スタイルから自らリスクを取って事業に投資する投資会社化に転換した三菱商事。ただ過去の成功体験から抜け出すのは容易ではない。「いけいけどんどん」の企業風土に思わぬ落とし穴があった。

「異例」が続けば「通常」になる
政府・日銀が「救う企業」「見捨てる企業
2兆円のCPを買い取り、1兆円低利融資の「危機対応業務」という資本注入制度に“駆け込む”資金繰り悪化企業が殺到しているという、そしてまた国家管理型資本主義経済が続いていくのだが、手を差し延べられる企業とはどのような企業なのか。

資産隠し」「違法配当」疑惑に加え……
破綻「SFCG」を揺るがす「不良債権隠し」疑惑
ジャーナリスト 伊藤 歩
2月23日、商工ローン大手のSFCGが民事再生法適用を申し立てた。業界で“異彩”を放ってきた同社の呆気ない幕切れであった。しかし、そんな倒産劇に追い討ちをかけるような疑惑が持ち上がっている。「不良債権隠し」だ。

カネは出したが手詰まり
「すかいらーく再建」野村HDの暗澹
ジャーナリスト 館澤 貢次
06年に創業者・横川兄弟に載せられ、筆頭株主となった野村証券クループ。だが再建は思うようにいかず、オーナー社長を追放したものの、不況の大波で悪戦苦闘。スライラークの行方は……。

殺到「会社売ります」
市場空前の買い手市場「M&Aビジネス」のイビツ
ノンフィクションライター 相楽総一
不況の影響で売れ残りマンションの“叩き売り”が常識化しているが、それはM&Aの世界でも同じこと。買い手の付かない会社の売り物が巷に溢れ出した。

創業家退場でも問題は山積み
四面楚歌のビックカメラにエディオンという〝脅威〟
ジャーナリスト 出頭忠次
ビックカメラが未だかつてない危機に陥っている。有価証券等の虚偽記載で、創業家の新井隆二会長が取締役を辞任したものの最悪の場合は、市場から退場しなければならない可能性も。そして、提携解消をしたエディオングループまでもが、ビックに挑戦をしかけようとしているのだ。

PHS技術の存続ありき
総務省をも巻き込む「ウィルコム」の身売り話
ジャーナリスト 小池雅人
PHS専業の看板を下ろしたウィルコム。その身売り話が再浮上している。大株主の意向や日の丸技術であるPHS技術の存続など様々な思惑が絡み合い総務省も水面下で暗躍している。
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■金融
4~6月にも実施か
金融庁が画策する大手銀行への「公的資金再注入」計画
ジャーナリスト 真野響介
3メガバンクを含む大手行に1兆円規模の公的資金注入――。こんな仰天計画が極秘裏に進められていることがわかった。問題企業の救済が狙いというが、こんなことが許されていいのか。

「資産価値はゼロ」
「投資銀行」「法人向け証券」開店休業の悲惨
“リーマン・ショック”以降、投資銀行ビジネスは壊滅的な打撃を受けている。法人向け証券も大苦戦中だ。世界的な再編成もまだまだ続く中で、国内証券の行方も混沌状態にある。
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■日本郵政
公認会計士・細野祐二が読み解く
「かんぽの宿」減損会計の不正適用
赤字で世論を煽ってから減損会計を導入し、資産価値を低く見積もって一括譲渡したとして、明治初期の「開拓使官有物払い下げ事件」との類似性まで指摘された「かんぽの宿」のオリックスへの一括売却問題は、鳩山総務相が吼え、白紙撤回で一応の落ち着きをみせた。では、そもそも会計学上ではどのように見たらよいのか、あらためて検証してみる。

スタートから疑問
東京中央郵便局「建て替え」5つの疑惑
ジャーナリスト 小谷洋之
鳩山邦夫総務大臣が噛みついたものの、部分保存を増すことで決着した東京中央郵便局の建て替え問題。だが、この建て替えには当初から数々の問題や多くの瑕疵が潜んでいた。

逮捕された首謀者のみが暴利を貪っただけでない
『郵便割引制度』悪用事件朝日広告社・アド印刷の「見過ごせない取引」
ジャーナリスト 中西昭彦
優遇制度を悪用した事件は2月、司直の手にゆだねられた。だが事件は終わったわけではないはずだ。日本郵政の怠慢はもとより、取引に絡んだ両社の主張には疑問が残る。「甘言」に乗せられて、制度利用の便乗したのではないか。

偽装部数は全国紙全てがアウト
読売新聞「郵便法違反の常習犯」
ジャーナリスト 黒薮哲哉
障害者団体向けの郵便割引制度を不正利用ウした郵便法違反事件が起きたが、こうした不正はなんと大新聞社も無縁ではなかった。第三種郵便物の規定を超えて広告が半分以上という新聞がたびたび出現している。
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■経済・社会
「西松建設マネー」に染まった政治家たち
「小沢代表秘書逮捕」に燻る“狙い撃ち捜査”の疑問符
ジャーナリスト 横田 一
政界を揺るがす小沢一郎民主党代表の秘書逮捕事件。各種報道では「小沢バッシング」が目立つが、はたして、小沢氏周辺だけが断罪されるべきなのか。自民党、とりわけ二階俊博経済産業相にも疑問が持ち上がる。

「引責辞任」の真相
日テレ社長辞任劇で露呈した読売グループの゛お家事情゛
テレビジャーナリスト 岡部由美
日本テレビの報道番組「バンキシャ!」が虚偽証言に基づく岐阜県の裏金づくりを報じた問題で、同局の久保伸太郎社長が辞任した。「引責辞任」とされるが、突然の辞任劇の裏には、読売グループ内部の゛確執゛が見え隠れしている。

夕方ニュースが変わる!?
「報道ゴッコ」をタレ流すテレビ各局のお粗末
ジャーナリスト 与那覇瑛太
TBS系列の新番組「総力報道! THE NEWS」が民放ニュース番組として初めてゴールデン枠に登場し、午後7時台の新たなニュース戦争が勃発した。しかし、報道番組の急ごしらえは、「素人集団」によるバラエティ企画をかえって乱造させている。

タワーは本当に完成するのか
東武鉄道「東京スカイツリー」資金集めの〝孤立無援〟
ジャーナリスト 黒川誠一
2012年開塔予定の「東京スカイツリー」。東京タワーの倍近い高さで地デジ放送用の電波塔だが、着工してもなお、東武鉄道は資金繰りに困窮しているという。頼みの綱のテレビ局も業績悪化ときて、東京スカイツリー計画は暗礁に乗り始めたようだ。

着々と手が打たれている
韓国サムスングループ御曹司復権への布石
ジャーナリスト 井野誠一
三星グループ内部に動きが見られる。腹心といわれた李副会長と崔社長が新設二部門のトップとなり、長年くすぶっていた夫人との離婚にもケリがつき、スキャンダル続きだった一族の長男、在鎔氏に復権の兆しがあるからだ。早ければ今夏にも復帰すると言われているのだが…。

学校&企業スポーツの限界を検証
五輪スピードスケート「早期内定」見直しは他スポーツに何をもたらすか
ジャーナリスト 三上柊
トリノ「メダル0」というどん底を味わったスピードスケート。惨敗から導き出した改
革は「五輪内定制度」の是正だった。結果はどう出るか判らないが、他スポーツにおい
ても、これまで学校&企業スポーツを勝敗だけにこだわってきたことを見直すいい機会
になるはずだ。

大学側に課題山積
国が進める外国人留学生30万人計画の「欺瞞」
ジャーナリスト 小島誠
2020年をメドに外国人留学生を30万人に増やすという「留学生30万人計画」が本格的に始まった。企業の国際競争力を高めることなどが目的だが、留学生を受け入れる大学側では早くも実現を疑問視する声が上がっている。
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■経済社会裏話:
元大蔵官僚も携わる「節税コンサル」の真相
中山雄二

神田神保町に時ならぬ異変 アジア人の古地図・古文書探し
神田太郎

“大物財界人“の名を掲げる富裕層向け証券会社
淡路 英司

映画『プラガール』を成功させたJDC証券株への思惑

上場企業3社の大株主に見る 「ヤクザマネー」市場浸食度
九十九 蘭

■「すくらんぶる」
リストラを進める人事部長が早期退職第一号となった時事通信

危機的状況が続く輸入車販売不況の二番底と化す可能性も

西松建設違法献金事件で浮上する小沢民主党代表と二階経産相の「共通点」

コミュニティFMの規制緩和にラジオ局が猛反発する「理由」

「大分キヤノン」に絡む脱税事件で特捜部が注目する「大金が動いた時期」

今どき超高級物件を販売する故・高橋治則氏の元側近会社

旧住友系の地銀再編実現で「関西銀行」誕生を狙う三井住友

トヨタが要請した夜回り自粛で報道陣に広がる「杞憂」

携帯電話端末の販売不振で進むauショップの「KDDI離れ」

毎日・産経7万部減、講談社が赤字 止まらない新聞・出版業界の凋落

メーカーの出展見送り相次ぎ東京モーターショー存亡の危機

関東つくば銀と茨城銀の合併破綻で地銀に広がる〝再編慎重ムード〟

不況で閑古鳥が鳴く繁華街在中日本人を襲う「上海クライシス」

関経連の〝単身赴任会長〟で「2年後は関電社長」説が濃厚に

イランの人工衛星から見えたロシア・北朝鮮・イランの緊密関係

パシフィックHD破綻でREIT市場に再び動揺

■連載
高杉良の「良薬は口に苦し」
横綱審議会委員長交替に連綿と続く〝負の体質〟

玉木正之の「スポーツと金」
アメリカの「オコボレ」に与る日本のWBC経済効果

佐藤優の「獄外日記」

クレーマーズレポート
ドコモショップによって異なる異なるケータイの価格

六角弘の「奇怪・痛快・怪文書」
子会社のスキャンダルを消しこむFM局

「広告・斜め読み」
当たりハズレの多いソフトバンク

国際「パワーネットワーク」解体新書
米国大使就任前に浮上した「小沢事件」

黒木亮の飲まずに書けるか!

西川聰の「雑談経済論」

人気ゴルフ場「辛口スコア」
東急セブンハンドレッドクラブ

永田町は今日もノー天気

女性広報にこっそり聞いた「お勧めランチ」
小田急百貨店 丹野晶恵さん

あの人の自宅
三菱商事
小島 順彦社長宅


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ZAITENの読者レビュー

  • 総合評価:★★★ 3.0
  • 投稿数:37
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読者レビューは他のお客様によって書かれたものです。感想には個人差がありますのでご了承ください。

毎号楽しみ
投稿日 2012/04/11
投稿者 えみりの父
会社員
★★★★★ 5.0

デジタル定期購読しています。紙で購読していた時のように新聞で見出しを見てから本屋さんやネットで購入する必要がなくなりました。PCのほかにIpadやIphoneでも見ることができ、読み終わった雑誌を処分する必要がなくなりました。独特の記事があり、毎号楽しみにしております。

中々おもしろい
投稿日 2011/01/31
投稿者 t11189t
会社員
★★★★ 4.0

取り上げているテーマが他の雑誌にはないものが多く年に数号購入している。特に専門職に関する特集がおもしろい。もう少しページ数があれば読み応えがあってなおよいと思う。

クレーマーズレポートが面白い
投稿日 2010/08/21
投稿者 peachjohn
会社員
★★★★★ 5.0

名前はクレーマーと銘打っているが、その実内容は面白い。クレーマー扱いされるからといって文句を言わない消費者よりも、適切な苦情を言ってくれるお客のほうが企業はありがたいだろう。私もサービス業だが、本当の信頼関係をお客様と築くためにはとても参考になる。

財界展望から・・・
投稿日 2010/05/02
投稿者 ほげほげ
会社員
★★★★★ 5.0

名前と大きさが変わりましたが。。以前と比べると、多少硬さが無くなった感じはいなめませんが、他の経済紙よりは深く追求しているところがあり、面白いと思います。

様々な経済模様
投稿日 2009/12/16
投稿者 底抜け落下傘部隊
パート
★★★ 3.0

『噂の真相』が廃刊してから何を購読しようかと思って購読したのがこれでした。まあ、当然ながら内容は『噂の真相』とは畑違いで全然違うわけですが、経済情報を裏から、あるいは斜めから読み解くという意味では通じるところがあるかもしれません。興味深い情報源になっていて毎号楽しみにしています。

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