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■画像ラボの目次
■解説
TOF3次元レンジファインダの最新動向/静岡大学/川人祥二
本稿では、3次元レンジファインダとして、半導体技術を用いた方式を中心に解説し、特に光飛行時間法(TOF)に基づく距離画像センサについては、最近報告されている代表的な方式に関して、その動作原理や特徴について解説する。
○熱画像を用いた実机上空間での接触検出とその投影型複合現実感応用/大阪大学/岩井大輔・佐藤宏介
本研究では、2種類のカメラを組み合わせて、安価に高解像度映像を得る方法を開発した。また、全方位高解像度映像配信を配信するためのプロトコルを設計し、サーバとクライアントを実装することでその有用性を明らかにした。
1ショット3Dプロファイラ/オムロン/長谷川友紀・光本大輔・諏訪正樹
本論文では、広い視野を持つラインセンサと1回の撮像で位相算出が可能な空間縞解析法を用いてカメラ移動と撮像をパラレルに行うことで、広範囲を高速に3次元計測する技術を提案する。
2値画像における高速2回走査ラベル付けアルゴリズム/愛知県立大学/何 立風/名古屋産業大学/巣 宇燕/シカゴ大学/鈴木賢治/名古屋工業大学/中村剛士・伊藤英則
本稿では、2値画像における高速2回走査ラベル付けアルゴリズムを紹介する。本アルゴリズムは原理的に単純で実装が用意という特徴を持つ。様々な性質の画像を用いた従来手法との比較評価実験により、現存のラベル付けアルゴリズム中、本アルゴリズムが最速であることを示す。
三次元人体スキャンデータからの衣服製作のための特徴点抽出/慶應義塾大学/辛 貞殷/愛知工科大学/小沢慎治
三次元形状計測装置を用いて人体に三次元スキャンデータを獲得し、衣服製作に必要な23個の特徴点を被計測者にランドマークを付けずに精度良く自動抽出する手法について紹介する。
○印象情報の付与による類似画像検索性能の評価/産業技術総合研究所/小林 匠・大津展之
本稿では、マルチモーダル情報を異なる割合で扱う様々な多変量解析手法を類似家紋画像検索に適用し、その結果を定量的に比較することで、画像検索への印象情報の寄与について論じる。
番組内容理解度と多人数の視線分布の関係/ATR/澤畠康仁
番組視聴時の視線と内容理解度の関係について調べたところ、多人数の視線が個人に依らず定まるようなシーンの理解度が高いことがわかった。すなわち、情報伝達の際、無関係な情報を同時に提示すると、情報伝達の効率が落ちることが客観的に示された。
車載カメラによる道路標識認識のための生成型学習法/名古屋大学/石田皓之・井手一郎・村瀬 洋/岐阜聖徳学園大学/高橋友和
道路標識を自動認識し、運転を支援する技術が注目されている。本稿では、悪条件下で撮影された低品質の標識を高精度で認識するための学習法を紹介する。
全方位高解像度動画像配信システム/大阪大学/岩井儀雄・長原 一/映蔵/鈴木俊哉
本稿では、熱画像センシングの新たな応用として、ユーザが特殊な道具を把持・装着することなしに、その掌や指の実物体への接触を検出する手法を提案する。これは、接触時に伝達され、接触後に実物体上に残るユーザの熱を検出することで実現する。
粗インテグラルボリューム表示による3次元ディスプレイ/筑波大学/掛谷英紀
従来の裸眼立体ディスプレイ方式が有していた弱点を全て克服することが可能である、粗インテグラルボリュームイメジング法に基づいた3次元ディスプレイについて、その原理と現時点における開発状況を述べる。
■特集1:医療と画像処理
脳腫瘍患者MR画像からの脳溝抽出と3次元可視化/岩手県立大学/亀田昌志・上野育子
脳神経外科の臨床の現場での医療支援を目的として、診断や治療方法の検討において重要な特徴である脳溝を、患者のMR画像から抽出した後、それらを脳実質と併せて3次元的表示を行う手法について紹介する。
医用画像工学の現状と展望/奈良先端科学技術大学院大学/湊 小太郎・中尾 恵
本稿では医用画像工学の発展を振り返り、現在注目を集めている若干のトピックス、すなわち、医用画像の相互利用、計算機による診断支援、医用VR、および分子イメージングについて簡単に紹介する。
超高感度・超高速度撮像技術の医療分野への応用/NHK放送技術研究所/久保田 節・丸山裕孝
放送用撮影技術の医療分野への応用について、アバランシェ増倍現象を利用した超高感度HARPカメラと、画素ごとにメモリーを有し、高速動作が可能なCCDを用いた超高速度カメラを例に取り、紹介する。
脳神経外科手術ロボット「NeuRobot」の改良について/信州大学/後藤哲哉・本郷一博
NeuRobotは日本で開発された臨床使用された脳神経外科専用ロボットである。06年に本誌に紹介した本機を再紹介する。脳神経外科手術とNeuRobotの視野について、今回行った改良と残る問題点について解説する。
○3次元画像処理の自動構築/横浜国立大学/中野雄太・矢田紀子・長尾智晴
3次元画像処理の事例(原画像と目標画像)を与えるだけで複雑な3次元画像処理手順を自動で獲得することができる3次元画像処理自動生成システム3D-ACTITを用いてPET画像から肝臓領域を抽出する処理を自動構築した結果を示す。
■特集2:インテリジェントカメラ
インテリジェントカメラの可能性/東京大学/小室 孝・石川正俊
本稿では、インテリジェントカメラとはどういうものか、また、インテリジェントカメラの特長や用いることの利点を解説し、将来の可能性についての期待と展望を述べる。
実用型高速ビジョン画像処理システム/東京大学/田畑友啓・小室 孝・石川正俊
1秒間に1000フレームの高速ビジョンや1kHzの高速ビジュアルフィードバックをロボット制御や検査などの産業分野でより容易に利用するための画像処理システムを2種類示す。
インテリジェントカメラとイメージセンサ/奈良先端科学技術大学院大学/太田 淳
インテリジェントカメラは今後より一層高速で柔軟な機能搭載が期待されており、そのためにはイメージセンサそのもののインテリジェント化が有用であると考えられる。本稿では次世代のインテリジェントカメラを実現するためのキーデバイスであるインテリジェントセンサに関して最新動向を解説する。
■シリーズ
映像が繋ぐ技能伝承 第1報/職業能開発総合大学校/澤 武一・海野邦昭
日本の製造業では、技能伝承が重要な課題である。本研究では、熟練技能者から若手技能者に対する教え方に注目し、その潜在的な問題点について吟味した。そして、技能教育に適宜、映像を使用することにより、効果的な人材育成ができることがわかったので報告する。
■話題の製品と技術
眼球回旋撮影装置/ニューオプト/飯田 重寿
弊社で製造されている眼球回旋撮影装置は、医療目的だけではなく、セキュリティー目的の基礎研究をはじめ、様々な用途に使われることが増えてきた。本稿では、その一部を紹介する。
■コラム:マルコーニの彼方へ
○プレカリアート ~ツナギを隠したのは誰だ?~/ヤマネコ
■NEWS&PRODUCTS
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読者レビューは他のお客様によって書かれたものです。感想には個人差がありますのでご了承ください。
- 画像処理の仕事に関わっている方にお勧めです
- 投稿日 2009/12/22
- 投稿者 サク
- 会社員
- ★★★★
最近継続購読を始めましたが、画像処理を使った新しい技術紹介が詳細な技術の説明とともにされており、画像処理の仕事に携わる方にはお勧めです。本誌に掲載されるような技術の中身を解説している書籍は少ないので情報を入手する良いツールになっています。







