画像ラボのバックナンバー
2009/06/05発売号 (6月号)

画像ラボ

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2009/06/05発売号 価格: 2000円 送料別途


■画像ラボの目次

■特集:'09画像センシング展 各社の見どころ

■解説
顔特徴点追跡による単眼視線推定/ATR 知能ロボティクス研究所/山添大丈・内海 章・安部伸治

 単眼カメラを用いて、顔特徴点の追跡により視線方向をリアルタイムに推定する手法について述べる。提案手法では、眼球中心と虹彩中心を結ぶ3次元ベクトルとして視線方向を推定する。


分光イメージング系による絵画の表面推定とレンダリング/千葉大学/富永昌治

 油彩画のディジタルアーカイビングを目的として、分光イメージング系による美術絵画の分光画像の獲得、解析、およびレンダリングの方法を説明する。


画像融合空間による複数の光源を持つ陰影画像の生成/山口大学/守田 了

 ある光源で照明された感度自動制御機能がある一眼レフを用いて撮影した画像と別の光源で照明された画像を入力とし、両方の光源で照明された画像を生成する。本研究では、従来提案されている画像融合法の隣接関係を記述する画像融合空間を導入し、画素ごとに画像融合空間から適応的に適した融合法を選択することで、複数の光源を持つ画像をそれより少ない光源を持つ画像と複数枚融合することで生成する。


VRシステムにおけるバーチャル指先に関する考察/富山大学/石井雅博/電気通信大学/長谷川晶一/東京工業大学/佐藤 誠

 VR空間におけるポインタを点から面に拡張することを提案し、面の向きを決定する手法を考案した。VR空間内において物体操作に関する評価実験を行い、点型から面型ポインタに拡張することで操作性が向上することを確認した。


Tiled Displays Wallを活用したテレイマージョン環境/大阪大学/江原康生

 高臨場感な遠隔コミュニケーションの実現に向け、複数のLCDをタイル状に配置し、大画面・高解像度の情報提示を可能とするTiled Displays Wallを活用したテレイマージョン環境を構築した。本稿では、その概要を紹介する。


表情認知を用いた小児うつ状態の簡易検査/静岡大学/杉浦彰彦

 CG技術により顔画像合成を行い、うつ状態固有の顔認知特性に着目した“うつ”の自己診断を試みてきた。今回、同様の技術を利用し、小児のうつ状態の簡易検査に適用できる可能性が見出された。


新生児用呼吸評価システムの開発/慶應義塾大学/佐々木顯/国立成育医療センター/伊藤裕司・名取道也/慶應義塾大学/中島真人・青木義満

 FG視覚センサを用いて非接触で新生児の呼吸を監視するシステムを開発した。さらに本システムにより取得した呼吸波形を詳しく解析することによって、新生児の呼吸機能の成熟度を定量的に評価するという試みも行っている。


歩行時の足底圧情報による個人識別の可能性/大阪工業大学/井上裕美子・大須賀美恵子・橋本 渉・中泉文孝

 若年から高齢者まで歩行時の足底圧情報を調べた結果、個人差が非常に大きいパラメータがあることが明らかとなった。本稿では、個人識別判定に使用できるパラメータを提案し、足底圧情報による個人識別の可能性を述べる。


○撮影条件の違いにロバストなまばたき検出を利用したベストショット画像の自動生成/電気通信大学/金子正秀・尾崎勇也・今井順一

 テンプレートマッチングによる目領域の切出し、正規化相関によるまばたきの開閉判断、開眼画像の合成によるベストショット画像の自動生成方法を提案する。撮影条件の異なる画像に本方法を適用し、まばたき検出、開眼画像の合成のいずれにおいても逆光のように極端に暗い画像を除いて、正しい処理結果が得られ、ベストショット画像を出力できることを明らかにした。


時間方向に安定したSuperpixelの算出手法/東京工業大学/森 純一・長谷川修

 過去のSuperpixel算出結果を用い、フレーム間における画像の違いをピクセル単位の信頼度として受け入れることにより、短い処理時間で安定なSuperpixelを算出する手法を提案する。


○方向性特徴は何故有効なのか?/NTTコミュニケーション科学基礎研究所/坂野 鋭

 画像パターン認識における方向性特徴の重要性は、当初文字認識研究の中で指摘された。文字認識における特徴からの画像再構成技術を用いてその重要性の根拠が特徴ベクトルの線形性にあるという仮説にたどり着いた。


携帯電話に搭載する肌診断アルゴリズム/中央発條/竹内英世/ディー・ディー・エス/保黒政大・吉嶺達樹/名古屋工業大学/梅崎太造

 指紋センサから採取された肌画像の診断を行う肌診断アルゴリズムについて紹介する。本アルゴリズムは、指紋認証機能付きモバイル機器などに搭載可能である。


孔内水の熱対流を防止した画像分析技術を用いた3次元流向流速計の開発/飛島建設/小林 薫・熊谷幸樹・松田浩朗

 地下水流動場の特に低流速場における3次元流向流速をボーリング孔内で測定できるシステムの概要や測定手法および孔内水の熱対流の防止効果を確認するために実施した室内実験と測定精度の検証結果について述べる。


高速・高画素外観検査システム/FAビジョン/浅野裕一

 「超高速・外観検査システム」は、順送プレス機で生産される製品・部品の加工精度、および外観などの品質を保証するための画像検査装置として開発された。このシステムを更新して、従来では対応できなかったカメラにも適用範囲を広げ、拡張された適用事例について実際の検査ソフトウエアと機器の構成について検討方法を交えて考察する。



■話題の製品と技術
独自のリアルタイム・オペレーティングシステムを搭載、画像処理ライブラリやOpenCVの組み込みに対応した高性能インテリジェントカメラ/シムコ/田中彰人

 インテリジェントカメラやスマートカメラと呼ばれるマシンビジョンシステムは、従来、映像入出力機能を主としていた工業用途向けカメラに、アプリケーション処理が可能な画像処理機能を内蔵させることで、マシンビジョンの世界を大きく進化させた。本稿では、VisionComponents社製高性能インテリジェントカメラ「VCシリーズ」を紹介する。


高速、高解像度マシンビジョンシステムMYVIS YV260/安川電機/下川秀春

 高解像度カメラに対応し、画像入力などのハードウェア機能を強化し、高速・高解像度・高機能な画像認識を可能としたMYVIS YV260を紹介する。



■シリーズ
環境と画像処理技術 第2回
 川面を流れるマングローブ葉の画像処理による自動カウント/電力中央研究所/堤 富士雄・立田 譲

 川面を撮影したビデオ映像から、画像処理によって葉の数を精度良く自動計数する手法を考案した。延べ5時間の映像を用いて性能評価し、約2万枚の葉に対し、計数漏れ、過剰計数ともに5%程度を達成した。



■コラム:マルコーニの彼方へ
○子どものシアワセ/ヤマネコ

■NEWS&PRODUCTS


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画像処理の仕事に関わっている方にお勧めです
投稿日 2009/12/22
投稿者 サク
会社員
★★★★

最近継続購読を始めましたが、画像処理を使った新しい技術紹介が詳細な技術の説明とともにされており、画像処理の仕事に携わる方にはお勧めです。本誌に掲載されるような技術の中身を解説している書籍は少ないので情報を入手する良いツールになっています。

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