クリーンテクノロジーのバックナンバー
2009/06/05発売号 (6月号)

クリーンテクノロジー

  • 出版社:日本工業出版
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2009/06/05発売号 価格: 2000円 送料別途


■クリーンテクノロジーの目次

■特集:光触媒技術の最新動向
○光触媒技術の可能性/東京大学/橋本和仁・砂田香矢乃

 生活空間にあるリスクを低減するための光触媒技術の可能性について、従来の酸化チタン光触媒を使った空気清浄ならびに室内光など、十分な紫外線が得られない可視光下においても光触媒活性を発揮する新規な可視光応答光触媒材料について紹介する。


○高性能な酸化タングステン光触媒の調整とその有機物分解/産業技術総合研究所/佐山和弘

 本稿では、各種銅系助触媒を利用した各種VOC反応について紹介し、これら銅系助触媒やPd助触媒の役割や反応機構について考察する。さらに高性能なWO3半導体粉末自体の調製法について紹介する。


○酸化タングステン光触媒の高機能化/北海道大学/阿部 竜

 有機コロイド結晶をテンプレートとして用いた手法により、大比表面積と高結晶性を兼ね備えた高活性酸化タングステン光触媒の合成を検討した。その結果、可視光領域で極めて高い量子収率(約70%)を示す酸化タングステン微粒子が得られた。


○可視光型光触媒における反応活性種の検出/長岡技術科学大学/野坂芳雄

 可視光を用い、環境浄化を行なう光触媒が最近注目されているが、その反応機構にはいくつかの種類がある。反応の特徴を区別し、高活性な光触媒を設計するために、反応初期に発生する活性種の検出方法を、窒素あるいは横硫ドープ酸化チタン光触媒を例に解説する。


○可視光型光触媒による悪臭物質の分解/パナソニック電工/野間真二郎・三木慎一郎・絹川謙作・矢口光雄・高濱孝一

 汚染物質、有害物質の低減に光触媒の応用を検討している。今回は悪臭原因物質の一つであるメチルメルカプタンの各種光触媒コーティングによる分解挙動について、どの光触媒なら完全酸化が可能か。どの光触媒が悪臭低減に優れているのか。この2点を中心に報告する。


○プラスチックへのセルフクリーニング塗工/宇部日東化成/高見和之

 プラスチック材料へのセルフクリーニング化は、新しい商品アイデアの創造性を飛躍的に拡大させる反面、プラスチックへの光触媒塗工は、様々な工夫を必要とする。本稿では、光触媒塗膜の設計指針や塗工上の工夫や商品化への試みについて、その一端を紹介する。


○高感度可視光応答型酸化チタン光触媒技術/九州工業大学/横野照尚

 近年日本、ドイツで活発に開発が進められている室内環境浄化用の可視光応答型光触媒について解説する。なかでも、市販製品中最も高性能で、著者も開発ならびに量産プロセス確立に関わった硫黄ドープ可視光応答型酸化チタン光触媒について詳説する。


○TiO2による気相中メチルスルホン酸ジメチルの光触媒分解/産業技術総合研究所/米良信昭・平川 力・佐野泰三・根岸信彰・竹内浩士/警察庁科学警察研究所/瀬戸康雄

 TiO2光触媒によるDMMPガスの光触媒反応を試みた。その結果(1)DMMPガスの除去に光触媒反応が有効であり、有毒な分解生成物は生じない(2)長時間連続使用で光触媒活性は低下するが、新たに強い吸着作用が発現しDMMPガスの大量除去が可能であることを示した。


○室内環境浄化型光触媒建材/大林組/堀 長生・奥田章子

 吸着性に優れた高機能けい酸カルシウム板の表面に、光触媒酸化チタンをコーティングした内装材を開発した。吸着した物質を光触媒酸化チタンが分解するため、特別なメンテナンス無しでも継続的に室内環境を浄化できる。


○医療現場における光触媒環境浄化装置/盛和工業/栗屋野伸樹

 光触媒技術は40年以上前に発見された日本発の技術であり、環境浄化を目的とした光触媒の利用に関する研究は、さまざまな研究機関や企業などで活発に行われている。本稿では、光触媒セラミックフィルターの医療分野での活用を中心に紹介する。



■コーヒーブレイク
○理科系のための…(その12)/服部 毅

■解説
○室内環境中のギ酸の生成および粒子化メカニズム/東海大学/関根嘉香

 ギ酸は皮膚や粘膜に対して強い刺激を有し、シックハウス症候群への関与が示唆されている。また絵画や銅像の変色・腐食の原因となり、美術館では重要な空気汚染物質の一つである。本稿では室内環境中のギ酸の生成メカニズム、ガス-粒子転換について解説する。


○クリーンルーム省エネルギー技術の光と影/高砂熱学工業/大久保義典

 クリーンルーム工場では、さまざまな省エネルギー手法が導入され、効果を上げている。しかしながら良い面ばかりが強調され、それに起因する不具合についてはあまり言及されることが無かった。今後さらなる省エネルギーを目指すためには、これらを明確にする必要がある。



■製品紹介
○Blu-ray用レーザを使って維持管理費を減らすウエーハ表面検査装置/トプコン/渡邊幸二・仲野健一・平田浩幸・三保谷雄二
○ハザードスコアを用いた、製品含有化学物質の統合評価ツール/イー・アンド・イー ソリューションズ/橋本真也/IHSジャパン/三角誠一郎

■基礎講座:進化するプリント配線板とクリーン化技術入門 5
○プリント配線板の品質保証/小林技術事務所/小林 正/長谷川技術事務所/長谷川堅一

■連載:半導体製造装置の新たなクリーン化の課題 6(最終回)
○パーティクル低減技術の知識共有の障壁/東京エレクトロン/守屋 剛/筑波大学/Caroline Benton


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業界の垣根のない内容
投稿日 2011/03/10
投稿者 みつ
会社員
★★★

自分は電機関係の製造業に携わっていますが、半導体や液晶など製造業に関する内容だけでなく、食品や建築技術など月ごとに幅広くクリーン技術に関する内容を紹介してもらえるため参考になります。ただ、その反面業界に特化した内容を調査する場合はある程度バックナンバーを調査したり、他の書籍を併用して調査を実施する必要があります。

クリーンテクノロジー
投稿日 2008/09/03
投稿者 doba
自営業
★★★★

私は洗浄関係の仕事をしているのですが、洗浄とクリーンは大きく関係が在り、毎号参考にしていますし、古い本も全部取って在ります。

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