住まいと電化のバックナンバー
2008/10/05発売号 (10月号)

住まいと電化

  • 出版社:日本工業出版
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2008/10/05発売号 価格: 1400円 送料別途


■住まいと電化の目次

■特集:もっと知りたい!住宅構造
○住宅からはじまる構造技術/佐藤淳構造設計事務所/佐藤 淳

 住宅建築は大規模建築よりも構造的な制約条件が緩い場合が多い。しかしそんな中でも安全性を確保しながら、新たな工夫を添えることで空間に面白みを増すことができる。ここでは私が関わったプロジェクトの中から次ぎへと繋がる可能性を持った事例を紹介する。


○知っておきたい木造住宅構造の基礎知識/山辺構造設計事務所/山辺豊彦

 木造住宅の建替えは、わが国の木造住宅が、短寿命で環境・ゴミ問題など深刻な社会問題を起こしている。建物の長寿命化は、これから取り組むべき、共通の最重要課題である。高耐久性の木造住宅を造るには、構成材の構造上の役割を知ることが大切である。


○木造住宅の耐震・制震・免震/信州大学/五十田博

 木造住宅の耐震化の方法として制震構造が注目を浴びている。本稿では制震構造を耐震構造や免震構造と対比しながら説明するとともに“利く制震”とはどんなものかを概説した。また、ハウスメーカーなどで公開されている資料に基づいて制震構造と免震構造のコスト、性能を整理した。


○木造建築の防耐火技術/桜設計集団一級建築士事務所/安井 昇

 2000年以降、木造の防火法令は緩和されており、それまでに想像もできなかった木造建築が建設可能となっている。木造の防耐火性能を向上させるとはどういうことか、その概念と応用例(伝統木造、耐火木造)を紹介する。


○木質ラーメン構造で住宅を作る/京都大学生存圏研究所/小松幸平

 木質ラーメンの魅力は、1階に造り付けのガレージや、小規模な店舗を展開できる空間を確保しつつ、同時に地震や台風などの大きな力に耐える壁のない構面を確保出来る点にある。本稿ではこの木質ラーメンの鍵となる接合部の特徴と施工例、今後の展
開を紹介する。


○既築木造住宅の耐震補強設計/設計工房佐久間/佐久間順三

 既存木造住宅の耐震診断から耐震改修工事までの手順と注意点を、実例を用いて分かりやすく解説している。実例は昭和50年に建築された一般的な木造在来軸組工法である。一般診断法を用いて現況建物の診断、補強後の診断を行っている。


○住宅業界を取り巻く環境変化と住宅関連法について/ハウスプラス住宅保証/杉原広央

 少子高齢化の進行や環境問題の深刻化などの社会経済情勢の変化は、住宅業界にも例外なく影響を及ぼしている。住宅政策は「量」から「質」へと方針が転換されており、 早急な対応が必要となる「住宅瑕疵担保履行確保法」と「長期優良住宅普及促進法(案)」について解説する。


○エコキュートの据付工事に便利な組立基礎/中部電力/横倉一洋

 エコキュートを据え付けるために必要な基礎工事には、高い安全性、短い工期、安価な費用という相反する要求がある。これらの要求事項をクリアすべく、新たに製品化したエコキュート用組立基礎「エコベース」について紹介する。


○平地式住宅のすすめ/ルネッサンス/西尾雄二

 建築専門家でも、なじみのない言葉ですが、グローバルスタンダードな工法で、特に米・豪では広く建築されています。従来の日本建築技術との融合で、床がマンション
の利点を、壁・屋根は木造在来工法で、そんな戸建住宅がこのたび完成し、その効果を紹介します。


○R1301 rhythm/日比生寛史建築計画研究所/日比生寛史

 優れた建築には用(機能)、強(構造)、美(デザイン)が不可欠であり、それが相互に連動することによって誰もが納得する合理性をかもしだす。特に住宅のような小さな建築には用強美が合理的に表現されることが最も重要なことである。


○「襲の家」/セルスペース/早草睦惠

 エネルギー負荷の少なく快適な居住環境を、光と熱の考察により形から 導き出すことをテーマとした住宅。面を折り曲げて生活領域をつくり、重ね、ずらすという3つの操作を立体的に行うことによって、建物全体の構成からディティールに至るまで一貫してデザインを行っている。


○新しい構造体の開発と可能性/アトリエ・天工人/山下保博

 4年前に開発したガラスブロック造は構造と機能を一体化させることで、低コストと合理性を目指した。その考えをベースにし更に進化させて、壁全体が構造体の為、外壁の素材をも機能により選択できる工法を開発した。チャレンジする事で新たな世界が切り開けるそれが建築家の役目でもあると考える。


○蓄熱式電気暖房器のリフォーム事例紹介/日本スティーベル/後藤宏彰

 深夜電力を利用し“ふく射熱”で部屋を暖める蓄熱暖房器。その市場は機能の向上、高い断熱性能を持った住宅の普及、そしてオール電化住宅の増加を受け年々拡大している。ここでは既設住宅に蓄熱暖房器を導入する際の手順を事例を交え紹介する。



■Topics
○団塊世代向けの平屋建て住宅 『ふたりスタイル』/パナホーム/寺谷信弥

 団塊世代を中心とした、新しい熟年層のライフスタイルに応える住まいのあり方を提案。階段のないフラットな住まいはエコ&UDの考え方をベースに、夫婦それぞれに自分時間を楽しむ空間を実現。田舎暮らしや故郷へのウターンについてもサポートします。



■Product Navi
○電場電磁カット ホットカーペット「EHC 720」発売/エレクトロラックス・ジャパン
○コロナ エコキュート 寒冷地仕様2 機種を発売/コロナ
○コロナ エコキュート高性能 HXシリーズを発売/コロナ

■連載
○住宅の経済と文化70
 静岡教の暮しの文明論/加納義種

 16歳のころ、東京夜11時ごろ発の鈍行で、大阪まで下ったことがある。翌朝私は、車内に静岡の人びとの生の暮らしを見た。生々として、生気に満ちていた。しかし現代文明は、そんな生の人間性を失わせる方向へと進化しているのではないか。そのさらに向こうを見るのは、ちょっと怖い。


○死ぬために、如何に生きるか 23
 老いの徒然/川上正夫

 人の生き様は、六道での転生流転に非ずして、現世にても事象は日々に熾されているのだ。その行為は、畜生にも劣り、己の生き様には、飢餓の貧(むさぶ)りに比類する行為になっている。人の有り様の究極には、[生と死]があるのみであり、「月日を送れば、事々なくして、身は老いぬ」と言う。ならば心鎭静し、邪心なく肝胆して侍するを得とす。


○住宅の未来とこれからのオール電化住宅 対談シリーズ 5
 小さい頃から住まいと街並みの事を考える文化を持ちたい/SDI/馬渕裕嘉志

 対談シリーズの五人目は、リクルート・住宅カンパニー主任研究員の藤井繁子さん。住宅の環境性能が上がっても、そこで暮らす人の意識が変わらなければ、環境に良い住まいはできないと言う点でうなづき合う二人は、子供の頃からの住教育の大切さを強調します。


○子育て真っ最中!団塊jrの住まい考 28
 空と柿/藤原千秋

 12階の自宅窓から見える空は広い。筆者の育った山間部の、しかも平屋の縁側から仰ぎ見た空の広さとは雲泥の差である。この広い空の季節による色の移り変わりを、筆者が病臥していた10年前の記憶に重ねてみることで、今を生きているという厳然たる事実と向き合う、秋の日の随想。


○行きたい!触れたい!感じたい! ベトナムの人と暮らし
 第55回 ベトナムならではの花の登場シーン/昭和女子大学国際文化研究所/内海佐和子

 熱帯の国ベトナム。でも、地形は南北に細長く、標高差もあって気候は多様。そのため、花の種類も豊富で、近年は輸出も盛んです。誕生日などの記念日や先祖を祭る祭壇に花が欠かせないのは日本と同じですが、「ベトナムならでは」の花の登場シーンもあるんです。



■Abstracts


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