月刊 ガバナンスのバックナンバー
2011/02/01発売号 (2011年2月号)
月刊 ガバナンス 2011年2月号

月刊 ガバナンス

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■月刊 ガバナンスの目次

特集:分権改革、2011年の論点
「地域主権改革」を「一丁目一番地」と掲げた民主党政権。だが政治的な混迷の中で、「国と地方の協議の場」の法定化などを盛り込んだ地域主権改革3法が臨時国会でも継続審議になるなど改革の歩みは遅い。それでも2011年の通常国会に提出される見込みの地方自治法抜本改正の方向性が固まり、一括交付金や出先機関改革の姿も見えてきた。この特集ではそれらの論点とともに、今後のゆくえを展望してみたい。

●Interview 地域主権改革の成果と課題

【麻生渡・全国知事会会長に聞く
断固として地域主権の実現を】

地方分権は極めて現実的な必要性に基づくもの。分権を進めなければいいサービスはできない。そうせざるを得ない社会構造の変化が起こっているのだから自ずと地方分権は進んでいく。


【金子万寿夫・全国都道府県議会議長会会長に聞く
分権・地域主権時代にふさわしい地方議会をめざす】

多様な住民の意見を反映し、自治体として最終的に意思決定する機関は議会しかありえない。その議論をしっかり果たすために議会はどうあるべきかを考えなければならない時期にきている。


●「首長と議会」をめぐる論点
/廣瀬克哉
●条例制定権の拡大と枠付けの見直し
/北村喜宣
●直接請求・住民投票と住民自治
/今井照
●政治家が国の「かたち」を議論する──国と地方の協議の場の役割
/鎌田司
●出先機関の「原則廃止」──自治体が覚悟を示すときだ
/坪井ゆづる
●関西広域連合、大阪都構想の行方──関西は分権改革の“震源地”に
/大峯伸之
●地域主権改革のタイムテーブル──通常国会、法案成立が課題に
/増渕慶彦
●取材リポート 地方からのアクション
・県と市町が対等な立場で話し合う県版の「協議の場」を設置──佐賀県
・大都市の実情に応じた特養整備の独自基準を検討──東京都


【スキルアップ特集:バタバタしない!引継ぎの心得】
年度末が近づき、皆さんの職場でも、新年度に向けて人事異動が行われると思います。そこで今回は、異動の内示を受けてから短い期間で、後任者に確実かつ効率的に仕事を引き継ぐコツをご紹介します。担当者が替わっても、決して行政サービスの質が低下することのないように、スムーズな引継ぎを実践しましょう。

●担当者が替わってもきちんと機能する組織づくり
──地域主権・市民協働・行政経営時代の引継ぎ
/村林守
●内示から異動まで10日間の効率的仕事術
/水口和彦
●取材リポート
「事務処理マニュアル」で引継ぎを簡素化──茨城県筑西市


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●スキルアップ連載
・わかりやすく伝える!〜認知心理学のワザ/島田英昭
・できる人の仕事術〜職場のキーマンになろう!/伊藤章雄
・〈リーダーシップ・ストーリー〉斉田くんの挑戦/八幡紕芦史
・これで万全!部署別クレーム対応[保健所]/関根健夫
・失敗に学ぶ明日へのヒント/田村秀


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●Governance Topics
・生活と就労の一体支援をめざしライフ&ジョブカフェ京都を開設──京都府
・選挙三事務改革で民主主義の向上を──選挙事務改革フォーラム


取材リポート
●平成にっぽんの首長 自治の自画像
小林宏晨 秋田県上小阿仁村長
――高齢化率45・6%の村は50年後の日本の自治体をイメージする

合併を拒否し、「単独立村」を選んだ超高齢化の村に4年前、大学教授の村長が就任した。型破りの発言が様々な波紋を巻き起こしている。雪の上小阿仁村を訪ね、小林宏晨村長に話を聞いた──。

小林宏晨・秋田県上小阿仁村長。42年間、大学で教鞭を執り、4年前に生まれ故郷の村長に就任した。「なかなかすべては思うようにいかないというのが4年間の結論だが、引き続いて目標に向かって歩んでいく。8年で大体の結論は出るはずだし、それで成果が上らなければ無能ということ」と、きっぱりと断言した。



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●新版図の事情──“縮む社会”の現場を歩く/葉上太郎
・石見銀山になり、石見銀山にならず
──[島根県大田市]市名は観光に寄与したか(中)

「石見銀山遺跡」の世界遺産への登録準備と合併協議が同時期に進められた島根県大田市は、新市名を「石見銀山市」にするかどうかで大もめになり、新市になってからもう一度検討したうえで、旧市名のままとした。旧町名を捨てて新市名を選んだ秋田県仙北市とは逆のパターンである。「変えない」ことが市の観光戦略にどんな影響を及ぼしたのか。銀山跡を歩きながら考える。


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●逆境を乗り越える!地域の「成長戦略」
第6次産業を展開し、“びわ湖源流の郷たかしま”を発信/滋賀県高島市

琵琶湖西岸の豊かな自然環境に恵まれた滋賀県高島市は、農林水産業と製造・加工業、商業、観光などを結合させた第6次産業の展開を図っている。その一環として産業連携推進事業を導入、関係団体の連携による産業フェアや都市との経済交流などを開始した。また、“びわ湖源流の郷たかしま”の発信に向け、安心安全な高島産農産物のブランド化や高島織物などの地場産業の振興、多彩な観光資源を活かした体験型観光の確立に取り組んでいる。


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●「環境」で自治体が変わる!/杉本裕明
都市河川など地域課題を掘り起こす──名古屋市の地域委員会

選挙で選ばれた住民が地域の課題を解決するため予算の使い道を決める──。河村たかし・名古屋市長が導入した地域委員会が、モデル地域で立ち上がって1年。8つの地域で市民ボランティアの委員が議論し、事業を決めた。イベントや街路灯の設置など、地域の課題と住民要望が十分に一致しないケースもあるが、予算づくりを任された委員らは、悩みながら案を練った。歴史的建造物や都市河川に注目した千種区と瑞穂区を歩いた。


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●“地域”というセーフティネット/野澤和弘
障害者施策はどうなるのか?──自立支援法改正案の成立をめぐって

年末の臨時国会で議員立法による障害者自立支援法等の改正案が成立した。民主党政権がマニフェストで自立支援法の廃止を掲げ、障害者総合福祉法の制定をめざすなかで、なぜ改正が行われたのか。その概要と政治的な意味を考えてみたい。


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●議会改革リポート【変わるか!地方議会】
決算特別委が事業評価を行い、市長に提言書を提出──静岡県藤枝市議会

静岡県藤枝市議会は2010年6月に決算特別委員会を設置。決算審査に合わせて事業評価を実施し、11月1日、市長に対して「11年度予算編成に向けての提言書」を提出した。10~11月には初の議会タウンミーティングも開催。議会改革の機運が高まる同市議会を取材した。


連載
●童門冬二の日本列島・諸国賢人列伝
大塩平八郎(二) 大坂勤務は幕府のエリートコース
●〈女性首長リレー連載〉仕事のモットー ワ・タ・シ流
長谷川典子 茨城県常総市長
●続・アサノ・ネクスト/浅野史郎
社会保障制度改革の行方
●ザ・キーパーソン/清水真人
●金丸弘美の「食と地域」の旅日記
●分権改革を追う/青山彰久
●市民の常識VS役所のジョウシキ/今井照
●地域主権改革と自治体実務──政策法務型思考のススメ/分権型政策法務研究会
●自治体職員 冬の時代の「人事戦略」/稲継裕昭
●市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹
●公務職場の人・間・模・様/金子雅臣
●もっと自治力を!広がる自主研修・ネットワーク[一国多制度推進ネットワーク]
●「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭
●リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』若宮健]
●カラーグラビア


「地方主権」へのビジョン
三村申吾 青森県知事
――権限・財源・人財がそろった元気な青森県に書籍編集者、町長、衆院議員などを経て青森県知事に就任した三村申吾氏。昨年12月には東北新幹線が全線開業。新幹線開業をテコに「青森力」向上を“編集”する三村知事に地方分権、地方主権への思いを聞いた。



●つながり2011──人、ここに生きる/大西暢夫
“よりあい”というつながり──宅老所「よりあい」(福岡市)
●島の唄を訪ねて──小川島(佐賀県唐津市)/芥川仁
●自治クローズアップ
東北新幹線全線開業を機に、青森の魅力を全国発信!
●リアルとネットをつなぐ ご当地愛キャラ
ハッスル黄門(茨城県)
●FACE/鈴木淳
●DATA・BANK2011
●霞が関エクスプレス


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月刊 ガバナンスの読者レビュー

  • 総合評価:★★★★ 4.0
  • 投稿数:19
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読者レビューは他のお客様によって書かれたものです。感想には個人差がありますのでご了承ください。

地方自治についてのトレンドがわかります。
投稿日 2010/08/13
投稿者 小諸の風
公務員
★★★★★ 5.0

特集記事を読んでいるだけでも、地方自治についての今のトレンドがわかります。また写真も多く読みやすいです。図書の紹介コーナーも大変参考になります。

広がる自主研修・ネットワークが参考になる。
投稿日 2010/07/31
投稿者 metropolitanist
公務員
★★★★★ 5.0

「もっと自治力を!広がる自主研修・ネットワーク」のページが大変参考になる。意識の高い公務員が全国でどんな取組みをしているのか、その「しかけ」作りに触れることのできるコーナー。受け身体質と呼ばれ勝ちな公務員の「自発的な」活動は注目に値する。

視界が開けました
投稿日 2010/02/07
投稿者 mit
公務員
★★★★★ 5.0

これまで自治体職員としての意識というものは自分なりに持っていたつもりでしたが、知識や情報を持ち合わせていなかったために、行動に移せていませんでした。この「ガバナンス」を読むようになってからは、実際に現場で先進的な発想や行動を実践している方々の生の様子が伝えられており、後を追う者としての心構え、自分の職務における発想の転換などなど、大きな刺激を受けています。

仕事のヒントがいっぱい
投稿日 2009/11/23
投稿者 ともパパ
公務員
★★★★★ 5.0

市役所で働いています。世の中の動きの大きな視点、スキルアップなどの身近な視点など、仕事をする上でのヒントや刺激がいっぱい詰まった雑誌です。特に、公務員の方にお勧めします。

月額800円は妥当
投稿日 2009/11/01
投稿者 原監督大好き
公務員
★★★★★ 5.0

町役場で11年目の事務職員です。職場では中堅かな?という意識が出てきました。なかなか職場の人や新聞では得られにくい情報(大臣のコメントや職場での模様)が掲載されており、有意義な本であると思う。

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