月刊 ガバナンスのバックナンバー
2011/03/02発売号 (2011年3月号)
月刊 ガバナンス 2011年3月号

月刊 ガバナンス

  • 出版社:ぎょうせい
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■月刊 ガバナンスの目次

特集:指定管理者制度の“最適化”
2003年9月に導入された「公の施設の指定管理者制度」。2006年9月の完全実施から今年で5年目を迎え、ほぼすべての施設が1期目を終えるが、手探りの中で制度運営の詳細が自治体に委ねられたこともあり、さまざまな課題も明らかになっている。
昨年末には総務省も適切な制度運用を求める通知を発出。改めて制度の目的が単なるコストカットではなく、住民サービスの向上にあることを示した。この特集では、2期目の指定管理者制度をどう“最適化”していけばいいのか考えてみたい。


●指定管理者制度の“最適化”に向けて
/南学





南学・横浜市立大学教授・エクステンションセンター長

指定管理者制度が導入されて8年が経過したが、いまだにその主旨や目的、活用方法が十分に理解されていないのではないだろうか。公共施設の管理運営は、「民間事業者のノウハウと自発性を活用するのが基本であり、自治体はその体制を維持するための条件を整備する」ことを原則にする発想の転換が必要である。





●公共文化施設と指定管理
/中川幾郎
●公共サービスを高める官民連携とは──民間事業者からの提言
/岡部禎之
●官製ワーキングプアと外部委託
/白石孝
●指定管理者制度の“最適化”と議会の役割
/新川達郎
●指定管理者制度は今──第2ステージへの課題
/蓮川寛




取材リポート “最適化”へのアプローチ
●モニタリング・評価を重視した「運用ガイドライン」を策定──横浜市
● JVによる公園の指定管理を核に、地域に根ざした活動を展開──NPOフュージョン長池
●サービスの質の確保、適切な契約をめざす──東京都板橋区+川崎市




スキルアップ特集:“相手に伝わる”仕事術
皆さんが発信するさまざまな情報は、きちんと相手に伝わっているでしょうか?自治体職員の仕事では、こちらが伝えたいことを、市民にいかにわかりやすく理解してもらうかが重要です。最近は紙の文書や口頭での説明だけでなく、メールやウェブサイトなど媒体も多様化し、情報発信の機会も増えています。受け取る相手のことを考えた「伝わる」情報を心がけたいものです。

●公務員に必要な「言葉力」
/伊藤章雄
●こうすれば市民に伝わる! 多様化する自治体広報と求められる戦略発想
/河井孝仁
●取材リポート
外国人への積極的な情報提供でめざす多文化共生のまち──東京都新宿区


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●スキルアップ連載
・わかりやすく伝える!〜認知心理学のワザ/島田英昭
・できる人の仕事術〜職場のキーマンになろう!/伊藤章雄
・〈リーダーシップ・ストーリー〉斉田くんの挑戦/八幡紕芦史
・これで万全!部署別クレーム対応[環境課]/関根健夫
・失敗に学ぶ明日へのヒント/田村秀


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●Governance Focus
・広がる地殻変動──「首長vs議会」「大都市制度」などが統一地方選の焦点に
/人羅格
・4年間の政策サイクル「通任期制」につながる議会活動を──三重県議会の附属機関が最終答申
・地方議員年金、6月廃止へ──受給資格者は一時金か年金を選択
/金友久美子

●Governance Topics
・「JFMA FORUM 2011」開催




取材リポート:平成にっぽんの首長 自治の自画像

大豆生田 実 栃木県足利市長
――政治とは、すべて人の喜怒哀楽を飲み込んで、それを背負っていく仕事

国の子ども手当制度に異議を唱える『現場から国を変える首長の会』の代表を務める大豆生田実・足利市長。自らも行革を1丁目1番地に掲げて、2年前に市長に就任した。その改革の成果を聞いた。


大豆生田実・栃木県足利市長。日本最古の大学、足利学校の書院にて。3月26日に『第2回全国論語素読の集い』が開かれる。足利市は300もの社寺が点在し、東の小京都とも称される。「年間約15万人が訪れる足利学校を“西の太宰府天満宮、東の足利学校”と位置づけ、合格祈願、学業成就の学問の府としてPRしていきたい」と話す。





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●新版図の事情──“縮む社会”の現場を歩く/葉上太郎
・「上越」でいいですか、再び
──[新潟県上越市]市名は観光に寄与したか(下)

新潟県上越市は1971年、高田市と直江津市の合併でできた。それから40年、いまだに市の核は二つあり、市名への違和感を捨てきれないでいる住民が少なくない。そんな同市に2015年春、金沢まで開通する北陸新幹線の新駅ができる。駅名は「上越」でいいのか。今、議論が湧き起こる。


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●逆境を乗り越える!地域の「成長戦略」
新産業創造プラットフォームで成長産業を創出する/富山県高岡市

鋳物から発したものづくりのまちとして発展してきた富山県高岡市は、高岡銅器などの伝統産業の再生を図るためにデザインや新商品の開発を支援している。付加価値を高め、販路を広げるのがねらいだ。集積する製造業の振興に向けては、新産業創造プラットフォームを立ち上げた。産学官のネットワークで企業ニーズに対応することで、新たな成長産業の創出をめざしている。また、新幹線開業を睨み、高岡を拠点とする観光圏の整備にも乗り出した 。


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●「環境」で自治体が変わる!/杉本裕明
「コンパクトシティ」が直面する壁を乗り越えられるか──青森市

少子高齢化や人口減少、さらに環境の制約。そんな課題を解決するため、青森市が「コンパクトシティ」づくりを進めている。中心市街地にマンションを造り、公共施設を整備し、賑わいと生活の営みを共存させようとしている。だが、郊外には規制の網を逃れて大規模店舗の出店が相次ぎ、不況の影響もあって中心市街地の商店の閉店が目立つ。コンパクトシティのいまを見た。


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●“地域”というセーフティネット/田中元
医療と介護の連携という「古くて新しい課題」

超高齢社会を迎え、医療・介護のニーズが大きく高まっていくなかで、在宅医療と在宅介護の連携はこれからの社会を支えるキーワードになる。だが、この医療と介護の連携ほど「古くて新しい課題」はない。


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●議会改革リポート【変わるか!地方議会】
広聴広報委員会を核に、市民意見を踏まえ政策形成へ──北海道旭川市議会

北海道旭川市議会は10年12月10日に開かれた本会議で議会基本条例を全会一致で可決、同日施行した。条例は議会の最高規範として基本的な考え方にとどめつつも、広聴広報委員会を設置し、市民との意見交換の場を踏まえて政策形成に踏み込む姿勢を強調。さらに議会運営について自己評価に加え、学識者や市民による外部評価の導入も打ち出している。




連載
●童門冬二の日本列島・諸国賢人列伝
大塩平八郎(三) 人事は悪魔の誘い
●〈女性首長リレー連載〉仕事のモットー ワ・タ・シ流
真瀬宏子 栃木県野木町長
●続・アサノ・ネクスト/浅野史郎
地方議会のありかた、再訪
●ザ・キーパーソン/清水真人
●金丸弘美の「食と地域」の旅日記
●分権改革を追う/青山彰久
●市民の常識VS役所のジョウシキ/今井照
●地域主権改革と自治体実務──政策法務型思考のススメ/分権型政策法務研究会
●自治体職員 冬の時代の「人事戦略」/稲継裕昭
●市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹
●公務職場の人・間・模・様/金子雅臣
●もっと自治力を!広がる自主研修・ネットワーク[ジャーナリスト楽校inこだいら]
●「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭
●リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『ニッポンの穴紀行』西牟田靖]


「地方主権」へのビジョン
伊藤祐一郎 鹿児島県知事
――「社会保障のための特別会計」を創設し、消費税を充当すべき

自治省時代に自治法改正に携わり、地方分権推進委員会事務局次長、地方分権改革推進会議事務局長として1次分権を下支えしてきた鹿児島県の伊藤祐一郎知事。自治法の「プロ」に地域主権改革の行方、地方主権の展望などについて聞いた。




●つながり2011──人、ここに生きる/大西暢夫
一人ひとりの時間──大沢の家たんぽぽ(東京都三鷹市)
●島の唄を訪ねて──伊豆大島(東京都大島町)/芥川仁
●自治クローズアップ
映画づくりで“心”をつなぐ──えな『心の合併』プロジェクト
●リアルとネットをつなぐ ご当地愛キャラ
ぐりぶー(鹿児島県)
●FACE/田中日出男
●DATA・BANK2011
●霞が関エクスプレス


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月刊 ガバナンスの読者レビュー

  • 総合評価:★★★★ 4.0
  • 投稿数:19
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地方自治についてのトレンドがわかります。
投稿日 2010/08/13
投稿者 小諸の風
公務員
★★★★★ 5.0

特集記事を読んでいるだけでも、地方自治についての今のトレンドがわかります。また写真も多く読みやすいです。図書の紹介コーナーも大変参考になります。

広がる自主研修・ネットワークが参考になる。
投稿日 2010/07/31
投稿者 metropolitanist
公務員
★★★★★ 5.0

「もっと自治力を!広がる自主研修・ネットワーク」のページが大変参考になる。意識の高い公務員が全国でどんな取組みをしているのか、その「しかけ」作りに触れることのできるコーナー。受け身体質と呼ばれ勝ちな公務員の「自発的な」活動は注目に値する。

視界が開けました
投稿日 2010/02/07
投稿者 mit
公務員
★★★★★ 5.0

これまで自治体職員としての意識というものは自分なりに持っていたつもりでしたが、知識や情報を持ち合わせていなかったために、行動に移せていませんでした。この「ガバナンス」を読むようになってからは、実際に現場で先進的な発想や行動を実践している方々の生の様子が伝えられており、後を追う者としての心構え、自分の職務における発想の転換などなど、大きな刺激を受けています。

仕事のヒントがいっぱい
投稿日 2009/11/23
投稿者 ともパパ
公務員
★★★★★ 5.0

市役所で働いています。世の中の動きの大きな視点、スキルアップなどの身近な視点など、仕事をする上でのヒントや刺激がいっぱい詰まった雑誌です。特に、公務員の方にお勧めします。

月額800円は妥当
投稿日 2009/11/01
投稿者 原監督大好き
公務員
★★★★★ 5.0

町役場で11年目の事務職員です。職場では中堅かな?という意識が出てきました。なかなか職場の人や新聞では得られにくい情報(大臣のコメントや職場での模様)が掲載されており、有意義な本であると思う。

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