月刊 ガバナンスのバックナンバー
2011/10/29発売号 (11月号)
ガバナンス2011年11月号

月刊 ガバナンス

  • 出版社:ぎょうせい
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■月刊 ガバナンスの目次

特集:政策を前へ――自治体の政策実現力

「泥臭くとも政治を前進させる」ことを標榜する野田佳彦内閣が発足して間もなく2か月。自治体においてもここ数年、景気の低迷に伴う財政難や職員定数の削減、そして東日本大震災の発生などで政策実現に向けたパワーが影を潜めている印象を拭えない。だが、課題は眼前に山積し、待ったなしの状況だ。本特集では、苦境の中でも自治体がいかに政策実現に向けて動き出すことができるかを多角的に考えてみたい。





■〈Interview〉
猪瀬直樹・東京都副知事に聞く
「気づきと発想」が、政策を動かす原動力


■創造的政策を目指す地方自治
──開かれた公共性と三大争点の克服/宮脇 淳

■政策実現を促す自治体財務のマインド/小西砂千夫
■政策を前に動かす首長/西寺雅也
■政策と組織と職員と──地域主権時代の政策マインドを引き出す/村林 守

〈取材リポート〉新たな政策を創る
■困難な事態を打開するのはトップの決断と実行力
──埼玉県加須市

■提案公募型委託制度と協働事業市民提案制度で市民視点の政策を実現
──大阪府豊中市



スキルアップ特集:相手の立場で考える一歩進んだ仕事術
私たちの仕事は人とのかかわりで成り立っています。人の考え方や価値観は千差万別。置かれた立場・状況によっても変わるでしょう。「相手の立場で考える」のは、言うは易しですが、実際は難しいもの。特に自治体職員には、市民の目線に立った行政サービスの向上が求められます。相手の気持ちを理解し、ニーズを的確に汲み取りながら、ワンランク上の仕事を目指していきましょう。

・〈会話で学ぶ〉
・相手起点の話し方・聞き方/内山辰美
・“市民目線”で目指す行政サービスの向上/大城純男
・〈取材リポート〉
“おもてなしの心”で市民サービス?ねやがわサービスマインド
──大阪府寝屋川市


●スキルアップ連載
・わかりやすく伝える!〜認知心理学のワザ/島田英昭
・間違いだらけの部下指導/本田有明
・〈リーダーシップ・ストーリー〉斉田くんの挑戦/八幡紕芦史
・これで万全!部署別クレーム対応(納税課?)/関根健夫
・職場の悩み相談室/笹氣健治


●Governance Focus
・新たな局面を迎えた「地域主権改革」
──民主党政権「一丁目一番地」はどこへ/人羅 格

・大阪都構想、二つの条例案は府民の理解を得られるか
──「大阪秋の陣」と橋下知事/大峯伸之

●Governance Topics
・自治体危機を乗り越える鍵は、「職員の政策形成能力」
──自治体学会シンポジウム

・共通番号制度の導入で、豊かさを実感できる社会に
──「国民が主役の番号制度フォーラム」を開催




取材リポート●平成にっぽんの首長 自治の自画像
戸羽 太 岩手県陸前高田市長



被災者にこんなに悲しい思いをさせるのは、今回で最後にしてほしい。

人口約2万4000人の小さな港町、岩手県陸前高田市。広田湾に面した平坦地に市街地が広がり、高台が少ない地形だったことが災いし、東日本大震災では被災地のなかでも特に甚大な被害を被った。復興の陣頭指揮を執る戸羽太市長に聞いた。





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・新版図の事情──“縮む社会”の現場を歩く/葉上太郎


「周辺」格差はこれほどに〔福島県浪江町〕揺れる原発自治体の素顔

福島県浪江町は、東京電力福島第1原子力発電所(大熊町・双葉町)から10?圏内の「原子力防災を重点的に充実すべき区域」だったにもかかわらず、避難では国からも県からも東電からも実質的な支援や情報は得られなかった。いつ終わるとも知れない避難生活に「もうこりごりだ」と漏らす住民達。町は東北電力の原発予定地でもあったが、「推進」の旗を静かに下ろす。

・逆境を乗り越える!地域の「成長戦略」
空港と共存・共生し、魅力を発信して伊丹ブランドを確立──兵庫県伊丹市

大阪国際空港(伊丹空港)が立地する兵庫県伊丹市は、「大阪国際空港と共生する都市」宣言を行い、人・モノ・情報の交流拠点である空港を活かしたまちづくりを展開。また、空港をはじめ、自然、歴史、文化などの地域資源に光を当て、伊丹の魅力を発信する「都市ブランド戦略」を推進している。都市のイメージアップを図り、市民の地域への愛着を高めるとともに、「訪れたい」「住みたい」を誘発するまちをめざすのがねらいだ。

・「環境」で自治体が変わる!/杉本裕明
加速する自治体のメガソーラー、小水力発電(山梨県、北杜市、茨城県)

山梨県北杜市は全国一の日照時間を誇る「太陽のまち」だ。しかも、高低差が大きい。そんな地の利を利用して、市と山梨県がメガソーラー発電と小水力発電を進めている。再生可能エネルギー促進法が8月の通常国会で成立し、採算性で難点のあった再生可能エネルギーがようやく全国で本格導入される機運が盛り上がっている。茨城県では大震災の経験から県の浄水場に急遽メガソーラーを設置した。計画決定から建設、稼働までわずか3か月の短期間は全国でも例がない。

・実践!住民起点の業務カイゼン8[施設管理編?]千葉県佐倉市
全体最適の視点で組織の壁に穴を開け、?佐倉流?FMを実践

東京都心から40?ほどの距離に位置する千葉県佐倉市は、専門組織を設置して全庁的なファシリティマネジメント(FM)に取り組んでいる。トップマネジメントの下、組織を横串に数々の成果を上げてきたその内容は、今年、日本ファシリティマネジメント大賞の優秀FM賞を受賞、今後さらなる広がりを見せようとしている。


・議会改革リポート【変わるか!地方議会】
基本条例を踏まえ議員間の自由討議、年4回の議会報告会を実施──兵庫県宝塚市議会

兵庫県宝塚市議会は今年3月定例会で議会基本条例を全員一致で可決、4月1日施行した。改選後の8月には初の議会報告会を実施、9月定例会からは一般質問と議案審査の順番を入れ替え、議案審査を先に実施し、議員間の自由討議を導入した。議員個々とともに「議会」としての存在感を向上させようという同市議会を取材した。


「地方主権」へのビジョン
石井正弘 岡山県知事
──明治維新を思い起こし、国家のあり方をいまこそ論じるべきだ

2008年に財政危機宣言を発し、今年度予算で収支の黒字化にこぎつけた岡山県の石井正弘知事。その実績から国にも厳しい行革を迫る。全国知事会の「日本のグランドデザイン構想会議」座長に就任し、国のあり方を本格的に問い直そうという石井知事に、地方分権の方向性などを聞いた。



連載
□女性首長リレー連載・仕事のモットー ワ・タ・シ流/京都府木津川市長 河井規子
□続・アサノ・ネクスト/浅野史郎 民主党内議論と小沢氏の存在
□童門冬二の日本列島・諸国賢人列伝 大原幽学(四) “一所懸命”を地域発展に
□ザ・キーノート/清水真人
□金丸弘美の「食と地域」の旅日記
□「森のくに」ニッポン/赤堀楠雄
□自治・分権改革を追う/青山彰久
□市民の常識VS役所のジョウシキ/今井 照
□しあわせのカタチ/広井良典
□地域主権改革と自治体実務──政策法務型思考のススメ/分権型政策法務研究会
□“危機”の中から──日本の社会保障と地域の福祉/野澤和弘
□もっと自治力を!広がる自主研修ネットワーク[風のたより2011in小田原]
□市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹
□公務職場の人・間・模・様/金子雅臣
□人財を育てる自治体「人事戦略」最前線/稲継裕昭
□「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭
□リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『上杉茂憲―沖縄県令になった最後の米沢藩主』童門冬二]
□ニッポンの色を探して/大西暢夫
1000キロのボランティアツアー(宮城県東松島市)
□島の唄を訪ねて20 倉橋島(広島県呉市音戸町・倉橋町)/芥川 仁
□リアルとネットをつなぐ──ご当地愛キャラ とつか再開発くん(横浜市戸塚駅西口再開発事業)
□自治クローズアップ 漫画とタッグを組んで備前焼の魅力をPR/岡山県備前市
□海底ゴミまんだら/大塚幸彦
□FACE/藤澤節子
□霞が関エクスプレス


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月刊 ガバナンスの読者レビュー

  • 総合評価:★★★★ 4.0
  • 投稿数:19
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読者レビューは他のお客様によって書かれたものです。感想には個人差がありますのでご了承ください。

地方自治についてのトレンドがわかります。
投稿日 2010/08/13
投稿者 小諸の風
公務員
★★★★★ 5.0

特集記事を読んでいるだけでも、地方自治についての今のトレンドがわかります。また写真も多く読みやすいです。図書の紹介コーナーも大変参考になります。

広がる自主研修・ネットワークが参考になる。
投稿日 2010/07/31
投稿者 metropolitanist
公務員
★★★★★ 5.0

「もっと自治力を!広がる自主研修・ネットワーク」のページが大変参考になる。意識の高い公務員が全国でどんな取組みをしているのか、その「しかけ」作りに触れることのできるコーナー。受け身体質と呼ばれ勝ちな公務員の「自発的な」活動は注目に値する。

視界が開けました
投稿日 2010/02/07
投稿者 mit
公務員
★★★★★ 5.0

これまで自治体職員としての意識というものは自分なりに持っていたつもりでしたが、知識や情報を持ち合わせていなかったために、行動に移せていませんでした。この「ガバナンス」を読むようになってからは、実際に現場で先進的な発想や行動を実践している方々の生の様子が伝えられており、後を追う者としての心構え、自分の職務における発想の転換などなど、大きな刺激を受けています。

仕事のヒントがいっぱい
投稿日 2009/11/23
投稿者 ともパパ
公務員
★★★★★ 5.0

市役所で働いています。世の中の動きの大きな視点、スキルアップなどの身近な視点など、仕事をする上でのヒントや刺激がいっぱい詰まった雑誌です。特に、公務員の方にお勧めします。

月額800円は妥当
投稿日 2009/11/01
投稿者 原監督大好き
公務員
★★★★★ 5.0

町役場で11年目の事務職員です。職場では中堅かな?という意識が出てきました。なかなか職場の人や新聞では得られにくい情報(大臣のコメントや職場での模様)が掲載されており、有意義な本であると思う。

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