New Internationalist(ニューインターナショナリスト)のバックナンバー
2011/10/10発売号
(No.445)
民衆が待ちわびる「パキスタンの春」

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※英語版「New Internationalist」と、NIから厳選した記事の翻訳・要約を中心に日本の情報も掲載した「NI日本版」をセットでお届けしています。
※ 忙しい時には日本版でさっと目を通し、気になる記事は英語版でじっくり読む。忙しい方のスタイルに合わせた情報収集が可能です。
■■ニュー・インターナショナリスト英語版&日本版 2011年9月号■■
民衆が待ちわびる「パキスタンの春」
Pakistan - Daring to hope
●今号の内容●
民政になっても軍の強力な影響下にあるパキスタン。近年では、アフガニスタン、インド、米国でのテロや、タリバンとの関係も指摘され、背後には軍や情報機関の存在も取りざたされている。この国に関するそのほかの報道といえば、経済の停滞、汚職、イスラーム原理主義の台頭や、たびたび起こる地震や洪水といった自然災害など、混迷を深める様相ばかりが伝えられる。しかし実は、この国の底流には現在重要な変化の兆候が見てとれる。今月のNIでは、その変化の伏線となる軍、民衆、左翼の現状と影響力について分析し、この国の今後を探る。
●今号の目次●
≪New Internationalist英語版 No.445 目次≫
(本文は英語です)
*<>の表示がある記事は、日本版に翻訳もしくは要約記事が掲載されています。
4 読者の声
6 今月のニュースのタネ
・パレスチナの国家承認がかかる国連総会(9月1~30日):イスラエルとワルシャワの強い結びつきが障害に。
・グアテマラ総選挙(9月11日):「私はグアテマラのために離婚した初めての人間よ」。
・愛国者を産む?:人口減少に悩むロシアが打ち出したキャンペーンとは。
・国際国防システム・設備展 in ロンドン(9月13~16日):死の商人のお買い物。
・ムービング・プラネット行動デー in アフリカ(9月24日):気候変動対策の失速を防ぐために。
・メールで離婚のタジキスタンの女性たち:ロシアに出稼ぎ中の夫から「Talaq, talaq, talaq」(talaqは離婚の意)とだけ書いたメールで離婚を告げられ、経済的苦境に陥る妻たちへ支援について。
・氏名変更を勝ち取ったエクアドルのジェンダーの闘士:男性名を名乗っていたトランスジェンダーの人が、エクアドルで初めて女性名への変更を許された。
・15年前のこの月に、NIは何を伝えたか……
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特集:パキスタン
12 パキスタンに希望はあるのか<翻訳>
政府情報機関が背後にいるとされる国内外でのテロ、米国によるビンラディン殺害の背景、政治家や役人の腐敗、宗教がらみの要人暗殺、タリバンへの支援……。各種報道には、この国の混乱状態と末期的な症状に関するものが多く見受けられる。では、その背後には何があるのか、この国はどこへ行こうとしているのか。そしてまた人々は、混迷のトンネルを抜ける希望を見つけているのだろうか。
15 イスラーム教の冒涜と法<翻訳>
イスラームの神を冒涜(ぼうとく)した場合、極刑が下されることもあるパキスタンのイスラーム教冒涜罪。この法律は、少数派宗教の弾圧と宗教感情の強化に利用されている。しかし驚くことに、この法律を支えるような解釈は、イスラームの教えの中には見られないという。この法律にはどんな背景があるのか。
20 戸籍のない少年と教育の機会
孤児院で暮らす高校生の少年。彼は成績が優秀で、大学受験資格を取得した。しかし戸籍にあたるものがなく、両親も不明な彼は、受験に必要な書類を用意できず、受験を認めてもらえない。受験への道を切り開くべく、彼は闘っていく。
22 自立と復興の精神<オンラインリポートに掲載予定>
2010年、パキスタン北西部のハイバル・パフトゥンハー州を襲った大規模な洪水。1年以上が過ぎたが、その傷跡は町や村だけでなく人々の心にも残っている。だが一方で、自立に向けた復興と回復のプロセスは着実に進んでいる。
※NI日本版の「日本での動き」では、災害直後から現地で緊急援助活動を行った日本のNGO「ジェン」について報告しています。
http://www.jen-npo.org
24 貴重なパキスタンの歴史遺産
5000年あまり昔から文明が栄えたパキスタンとその周辺地域。インダス文明の遺跡として有名なモヘンジョダロやガンダーラ時代のタキシラなどは、世界遺産としてもよく知られている。そんなパキスタンの偉大な遺跡を紹介する。
26 パキスタンの左翼の軌跡<要約>
パキスタンの左翼活動は海外で始まり、1947年のパキスタン・インド独立後しばらくは、作家協会がベースとなった。長い間政府に弾圧され、多くの血が流されたが、最近ではその苦労が実って労働者の賃上げなど社会変革の一端を担うようになった。一貫して民主主義の文化を追求してきたその歴史と、最近の成果について報告する。
28 パキスタン ― その事実<翻訳>
人口、国民所得、教育、援助、死亡率と平均寿命、宗教、国防、保健医療、汚職に関するデータ。
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29 米国で考える
Foreign Policy In Focusの上級アナリスト、マーク・エングラーが、世界の現象と問題を分析する。今月は、10年を迎える9.11後の米国の動きを振り返る。
30 世界の国のプロフィール:アルメニア
32 アフリカへの援助は投資に置き換えるべきか?
経済が好調のアフリカでは、援助の在り方について関心が高まっている。今月は、ナイジェリア出身のジャーナリストで地域開発委員会役員のドニュ・コグバラと、エチオピア出身で英国の援助団体クリスチャン・エイド職員でタックス・ジャスティス・ネットワーク・アフリカの代表も務めるデレイ・アレマイエが、真正面から激論を闘わす。
35 パズルページ
クロスワード、数独、ワードサーチ。
36 風刺漫画コーナー
ビッグ・バッド・ワールド、オンリー・プラネットに加え、政治マンガ家とコミック・ジャーナリストの国際ネットワークCartoon Movementからの作品を掲載。
http://www.cartoonmovement.com
37 カイロからの手紙
革命モードが続くエジプトで、ジャーナリストたちとって初めて報道の自由をかみしめることができる時代がやってきた。
38 実現したオーストラリアのエコシティー
10年の歳月を経て完成したオーストラリアのアデレードにあるクリスティーウォーク。このコミュニティーは、持続可能な生活の最高のお手本であり、人々の創造性を刺激する。
≪ニュー・インターナショナリスト日本版133号 目次≫
(本文は日本語です)
1 パキスタンに希望はあるのか(NI p12-19の翻訳)
政府情報機関が背後にいるとされる国内外でのテロ、米国によるビンラディン殺害の背景、政治家や役人の腐敗、宗教がらみの要人暗殺、タリバンへの支援……。各種報道には、この国の混乱状態と末期的な症状に関するものが多く見受けられる。では、その背後には何があるのか、この国はどこへ行こうとしているのか。そしてまた人々は、混迷のトンネルを抜ける希望を見つけているのだろうか。
9 イスラーム教の冒涜と法(NI p15の翻訳)
イスラームの神を冒涜(ぼうとく)した場合、極刑が下されることもあるパキスタンのイスラーム教冒涜罪。この法律は、少数派宗教の弾圧と宗教感情の強化に利用されている。しかし驚くことに、この法律を支えるような解釈は、イスラームの教えの中には見られないという。この法律にはどんな背景があるのか。
10 パキスタンの左翼の軌跡(NI p26-27の翻訳)
パキスタンの左翼活動は海外で始まり、1947年のパキスタン・インド独立後しばらくは、作家協会がベースとなった。長い間政府に弾圧され、多くの血が流されたが、最近ではその苦労が実って労働者の賃上げなど社会変革の一端を担うようになった。一貫して民主主義の文化を追求してきたその歴史と、最近の成果について報告する。
12 パキスタン ― その事実(NI p20の翻訳)
人口、国民所得、教育、援助、死亡率と平均寿命、宗教、国防、保健医療、汚職に関するデータ。
13 日本での動き
経済から治安まで、困難が続くパキスタン。それに加え、しばしば自然災害にも見舞われ、昨年は洪水で大きな被害が出た。だが現地の人々は、日常的な困難に輪をかけて苦労を強いる天災に遭っても、外部の力を借りながら立ち直っていく。今月は、日本のNGOが昨年から今年にかけて行った洪水支援について報告する。
●緊急事態を脱するための自立支援 認定NPO法人 ジェン http://www.jen-npo.org
13 アクション! ─ 何かする・もっと知る
・日本の団体と参考ウェブサイト、本、資料などの情報。
14 ニュース&オルタナティブ
・実現したオーストラリアのエコシティー(NI p38の翻訳)
10年の歳月を経て完成したオーストラリアのアデレードにあるクリスティーウォーク。このコミュニティーは、持続可能な生活の最高のお手本であり、人々の創造性を刺激する。
・国際国防システム・設備展 in ロンドン(9月13~16日)(NI p8からの要約)
死の商人のお買い物。
・ムービング・プラネット行動デー in アフリカ(9月24日)(NI p9からの要約)
気候変動対策の失速を防ぐために。
16 編集後記、次号のお知らせ、ほか
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- □ No. 366 2004/04/25
- □ No.365 2004/03/25
- □ No.364 2004/02/25
読者レビューは他のお客様によって書かれたものです。感想には個人差がありますのでご了承ください。
- 英語が苦手な人にもメッセージがわかりやすい
- 投稿日 2011/11/07
- 投稿者 くらり
- 会社員
- ★★★ 3.0
別冊子で日本語訳があり、語学的な理解をサポートしてくれる。内容は「公正」というよりは、少し強めに主張が記載されているが、その分わかりやすい。ブラックな表現もあるが、強く主張したい時のメッセージの出し方・表現が参考になる。特集はグローバルな人権問題・国際情勢が多く、日本発のレポートも多い。
- 国際政治をみる新しい視点
- 投稿日 2011/02/18
- 投稿者 banchi1986
- 大学院生
- ★★★★ 4.0
国際政治を見る上で開発途上国の目線で問題を考えることができる雑誌だと思います。
- ”広く深く”考えたい人にお勧め。
- 投稿日 2006/06/27
- 投稿者 ChiTama
- 教職員
- ★★★ 3.0
毎回ひとつの社会問題をテーマにして、それについて世界各地でどのような問題が起きているのかを幅広く取り上げています。地域研究とは逆の発想で、各地の横のつながりの必要性を感じさせられる雑誌です。
- オルタナティブな視点から
- 投稿日 2006/06/05
- 投稿者 kiyoshi
- 会社員
- ★★★★ 4.0
毎号ひとつのテーマを複数の切り口から描く。その他大勢の意見からは一歩遠のき、むしろ少数派だけれど無視されるべきではない意見をフューチャー。ちょっとストイックに社会勉強したいあなたにおすすめ。
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