New Internationalist(ニューインターナショナリスト)のバックナンバー
2011/12/10発売号
(No.447)
金融と飢餓 ― 投機家が群がる食料先物市場

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■New Internationalist(ニューインターナショナリスト)の目次
※英語版「New Internationalist」と、NIから厳選した記事の翻訳・要約を中心に日本の情報も掲載した「NI日本版」をセットでお届けしています。
※ 忙しい時には日本版でさっと目を通し、気になる記事は英語版でじっくり読む。忙しい方のスタイルに合わせた情報収集が可能です。
■■ニュー・インターナショナリスト英語版&日本版 2011年11月号■■
金融と飢餓 ― 投機家が群がる食料先物市場
Banking on hunger - How speculators moved into food
世界では農産物が高騰し、食料品の値上げに対する民衆の抗議や暴動が頻発し、東アフリカでは深刻な飢餓状態が依然として続いている。その大きな要因は、食料市場や農地取得に流れ込む投機的な資金である。本来ならば農家や食品会社が農産物売買のリスク低下・回避のため行う食料先物取引を目指し、莫大な投機的資金が流れ込むようになった。そしてそれは農産物と食料品の価格を押し上げ、多くの人々を貧困へと追い込んでいる。今月は、その取引の仕組みや問題点、現在広がっている影響について報告する。
≪New Internationalist英語版 No.447 目次≫
(本文は英語です)
*<>の表示がある記事は、日本版に翻訳もしくは要約記事が掲載されています。
4 読者の声
5 ワンガリ・マータイを偲ぶ(1940-2011)<翻訳>
日本でも「もったいない」でよく知られ、2004年にはノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイが今年9月、この世を去った。彼女の活動の足跡を振り返る。
6 今月のニュースのタネ
・ニカラグア総選挙(11月6日)
ダニエル・オルテガはすでに過去の男なのか?
・女性に対する暴力撤廃の国際デー(11月25日)
「名誉」のための殺人も罪であることを認めたレバノン。
・国連気候変動会合開会(11月28日)<翻訳>
気候変動への本気の取り組みを求めるモルディブ。
・選挙後の暴力に今も苦しむコートジボワール<翻訳>
昨年10月の大統領選挙の後から暴力が激化し、多くのコートジボワール人がリベリアへの避難を余儀なくされている。そこには、悲惨な体験をくぐり抜け、トラウマを背負う子どもたちの姿もあった。
・インターネットを気にしすぎ
エジプトのカイロから英国のロンドンまで、多くの人々がインターネットでつながって大きな波となった。政府がインターネットに神経をとがらせていることは間違いないが、度が過ぎるのではないかと英国のコメディーライターで活動家のスティーブ・ペリーは考える。
・10年前のこの月に、NIは何を伝えたか……
11 生きるための劇団
暴力が吹きすさぶグアテマラ。そんな状況の中でも生き延びていくために、若いアーティストたちによるパフォーマンスグループ、Caja Ludicaが活動している。しかし彼らに対しても、徐々に暴力の手が伸びてきた。
特集:飢餓と金融
16 新たなゴールドラッシュ<翻訳>
商品取引投機家が食料市場に参入し、世界の最も貧しい人々を悲惨な状況に追い込んでいる。その構図をヘイゼル・ヒーリーが報告する。
19 食べ物に投機する人々<翻訳>
もともとは、農家や食品会社のリスク低下・回避の手段であった食料先物取引。しかし今では、投資銀行、年金基金、一般の人々、穀物トレーダー、ヘッジファンドが投機目的で参入している。彼らが狙うのは、安定した価格での小麦や大豆の売買ではなく、価格変動による差益なのである。
20 食料への投機 - その事実<翻訳>
世界的な問題となっている食料への投機とは、どのような背景から出てきた問題で、現在いかなる影響を及ぼし、誰がその勝者と敗者になっているのか。グラフと数字で見てみよう。
24 アクション/参考文献
食料と農地への投機を抑制し、食料の安全保障を図る方法は多数存在し、中には短い時間でできることもある。そんな活動を行う団体を紹介しよう。
25 社会を揺さぶる人々:ロージー・オロスコへのインタビュー<翻訳>
メキシコにおける人身取引、性的搾取との闘い。
26 漂流するロシア
ソビエト連邦の崩壊から20年。目標を見失い、ひどく複雑でなんだか気難しい国になったロシアの現状を分析する。
30 世界の国のプロフィール:イラク
32 宗教的な学校は社会に悪影響をもたらすのか?<翻訳>
宗教的な学校はどんな教育を行い、子どもたちにどんな影響を与えるのか? 宗教的な学校は、より良いコミュニティー作りに役立っているのか?……ヒューマニストのアンドリュー・コプソンと、フェミニスト、カトリック神学者のティナ・ビーティーが、真っ正面からぶつかり合い、火花を散らす。
35 パズルページ
クロスワード、数独、ワードサーチ。
36 風刺漫画コーナー
ビッグ・バッド・ワールド、オンリー・プラネットに加え、政治マンガ家とコミック・ジャーナリストの国際ネットワークCartoon Movementからの作品を掲載。
37 カイロからの手紙
笑いも叫びに見えるような状況に置かれているエジプトについて、友人たちと語り合う。
38 インタビュー: マイケル・モーパーゴ
日本でも『世界で一番の贈りもの』や『モーツァルトはおことわり』などの児童文学作品で知られるマイケル・モーパーゴが、平和について、子どもたちから感じること、作品への思いなどを語る。
≪ニュー・インターナショナリスト日本版135号 目次≫
(本文は日本語です)
1 新たなゴールドラッシュ(NI p16-18, 22-23の翻訳)
商品取引投機家が食料市場に参入し、世界の最も貧しい人々を悲惨な状況に追い込んでいる。その構図をヘイゼル・ヒーリーが報告する。
7 食べ物に投機する人々(NI p19の翻訳)
もともとは、農家や食品会社のリスク低下・回避の手段であった食料先物取引。しかし今では、投資銀行、年金基金、一般の人々、穀物トレーダー、ヘッジファンドが投機目的で参入している。彼らが狙うのは、安定した価格での小麦や大豆の売買ではなく、価格変動による差益なのである。
8 食料への投機 - その事実(NI p20-21の翻訳)
世界的な問題となっている食料への投機とは、どのような背景から出てきた問題で、現在いかなる影響を及ぼし、誰がその勝者と敗者になっているのか。グラフと数字で見てみよう。
10 宗教的な学校は社会に悪影響をもたらすのか?(NI p32-34の翻訳)
宗教的な学校はどんな教育を行い、子どもたちにどんな影響を与えるのか? 宗教的な学校は、より良いコミュニティー作りに役立っているのか?……ヒューマニストのアンドリュー・コプソンと、フェミニスト、カトリック神学者のティナ・ビーティーが、真っ正面からぶつかり合い、火花を散らす。
12 ONLY PLANET(NI p36からの翻訳)
地球人が気づいていないこと?
13 ニュース&オルタナティブ
・ワンガリ・マータイを偲ぶ(1940-2011)(NI p5の翻訳)
日本でも「もったいない」でよく知られ、2004年にはノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイが今年9月、この世を去った。彼女の活動の足跡を振り返る。
・国連気候変動会合開会(11月28日)(NI p8の翻訳)
気候変動への本気の取り組みを求めるモルディブ。
・選挙後の暴力に今も苦しむコートジボワール(NI p9の翻訳)
昨年10月の大統領選挙の後から暴力が激化し、多くのコートジボワール人がリベリアへの避難を余儀なくされている。そこには、悲惨な体験をくぐり抜け、トラウマを背負う子どもたちの姿もあった。
・社会を揺さぶる人々:ロージー・オロスコへのインタビュー(NI p15の翻訳)
メキシコにおける人身取引、性的搾取との闘い。
16 編集後記、次号のお知らせ、ほか
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- 英語が苦手な人にもメッセージがわかりやすい
- 投稿日 2011/11/07
- 投稿者 くらり
- 会社員
- ★★★ 3.0
別冊子で日本語訳があり、語学的な理解をサポートしてくれる。内容は「公正」というよりは、少し強めに主張が記載されているが、その分わかりやすい。ブラックな表現もあるが、強く主張したい時のメッセージの出し方・表現が参考になる。特集はグローバルな人権問題・国際情勢が多く、日本発のレポートも多い。
- 国際政治をみる新しい視点
- 投稿日 2011/02/18
- 投稿者 banchi1986
- 大学院生
- ★★★★ 4.0
国際政治を見る上で開発途上国の目線で問題を考えることができる雑誌だと思います。
- ”広く深く”考えたい人にお勧め。
- 投稿日 2006/06/27
- 投稿者 ChiTama
- 教職員
- ★★★ 3.0
毎回ひとつの社会問題をテーマにして、それについて世界各地でどのような問題が起きているのかを幅広く取り上げています。地域研究とは逆の発想で、各地の横のつながりの必要性を感じさせられる雑誌です。
- オルタナティブな視点から
- 投稿日 2006/06/05
- 投稿者 kiyoshi
- 会社員
- ★★★★ 4.0
毎号ひとつのテーマを複数の切り口から描く。その他大勢の意見からは一歩遠のき、むしろ少数派だけれど無視されるべきではない意見をフューチャー。ちょっとストイックに社会勉強したいあなたにおすすめ。
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