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■Medical Bioの目次
2009年3月号 2008年2月21日発売
定価1980円(本体1886円)
◆【特設】Special Report
細胞操作技術の最前線(新連載・概論)
…三宅 淳:産業技術総合研究所 セルエンジニアリング研究部門
<記事概要>
医療・創薬・バイオ産業などの応用分野から生命科学の基礎研究にいたるまであまねく利用されている,細胞操作技術の最新事情を解説する新連載を開始する。本稿ではその全体像を概説する。(クリックすると消えます)
◆【特集】Special Issue
海馬ニューロンの新生
─精神疾患と神経機能への関与
<記事概要>
成体におけるニューロン新生のメカニズムについての最新知見を紹介する。また,ニューロン新生が海馬という記憶などの高次機能にかかわる脳部位でおこる意味を考え,その破綻と精神疾患の関係を追究する。さらに,精神疾患に対する新たな創薬の可能性を探っていく。(クリックすると消えます)
(1)海馬ニューロン新生:解き明かされる脳のダイナミズム─特集にあたって
…宮川 剛:藤田保健衛生大学 総合医科学研究所 システム医科学研究部門
大隅典子:東北大学大学院 医学系研究科
(2)歯状回ニューロンの生理学的特性とその成熟
…小林克典:日本医科大学 薬理学講座
<記事概要>
海馬神経回路の入り口に位置する歯状回では,生後もニューロン(神経細胞)新生が継続するため,成体においても未成熟顆粒細胞と成熟顆粒細胞が共存する。神経の新生・発達に変化がおきると,両者の比率が変わり,ひいては歯状回の機能が変化することが推測できる。(クリックすると消えます)
(3)成体脳ニューロン新生と高次脳機能
…今吉 格 坂本雅行 影山龍一郎:京都大学 ウイルス研究所 増殖制御学/京都大学 生命科学研究科 高次生命科学専攻
<記事概要>
ヒトを含めた哺乳類の成体の脳においても神経幹細胞が存在し,ニューロンの新生が一生涯続いていることがわかってきた。新生ニューロンが既存の神経回路に組み込まれる様式と,高次脳機能との関係について,最新の知見を紹介する。(クリックすると消えます)
(4)成体脳におけるニューロン新生の分子メカニズム
…切替郁枝 松井 恵 中島欽一:奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 分子神経分化制御学講座
<記事概要>
新生ニューロンは,神経幹細胞から分化し多段階を経て機能的なニューロンとなる。これまでに,この各分化段階は,細胞外シグナルや細胞内プログラムの協調によって厳密に制御されていることが明らかとなりつつある。(クリックすると消えます)
(5)成体脳の神経幹細胞数を増加させる薬物
…石野雄吾 等 誠司:自然科学研究機構 生理学研究所 分子神経生理部門
<記事概要>
げっ歯類において,慢性ストレス環境下で新生ニューロンが減少することや,抗うつ薬の効果発揮には海馬におけるニューロン新生が必要であることが報告されている。慢性ストレスモデルマウスや薬剤投与下での神経幹細胞の動態の研究を紹介し,精神疾患の病態を解明する一つのアプローチを示す。(クリックすると消えます)
(6)歯状回のニューロン成熟と精神疾患
…高雄啓三 松尾直毅 宮川 剛:藤田保健衛生大学 総合医科学研究所 システム医科学研究部門
<記事概要>
遺伝子改変マウスの行動を網羅的に解析することによって疾患のモデル動物を見いだし,そこから逆に精神疾患様の行動異常に関与する遺伝子を探索するアプローチを紹介する。遺伝子が同定できれば,精神疾患患者での関連解析や死後脳解析などへの応用が可能となる。(クリックすると消えます)
(7)成体ニューロン新生と精神疾患
…吉崎嘉一 大隅典子:東北大学大学院 医学系研究科
<記事概要>
全精神疾患の生涯有病率は約50%ともいわれており,その頻度は予想外に高い。精神疾患の発症機序については,世界的にも精力的に研究が進められているものの,未だ不明な点が多い「ニューロン新生」という別の観点から,神経機能と精神疾患へのかかわりを眺めてみたい。(クリックすると消えます)
◆【解説1】Mining Column 1
がんにおける血管・リンパ管の形態変化の蛍光イメージング
…羽生亜紀 今村健志:財団法人癌研究会 癌研究所 生化学部
<記事概要>
新生血管は,がん細胞が増殖するための栄養を供給するシステムとして重要であり,がん細胞が遠隔臓器に転移するときの経路としても注目される。最近注目されているin vivo 蛍光イメージングを用いたがんにおける血管・リンパ管の形態変化の可視化について解説する。(クリックすると消えます)
◆【解説2】Mining Column2
ストレス応答におけるステリルグルコシドのはたらき―脂質メディエーターとその応用(2)
…室伏きみ子:お茶の水女子大学 大学院人間文化創成科学研究科
<記事概要>
近年,種々の生理活性脂質に注目が集まり,それらのはたらきについての知見が集積されつつある。細胞をストレスにさらすことによって速やかに細胞内で合成誘導され,後に続くストレス応答反応を引きおこすステリルグルコシドを中心に,その機能と医療などへの応用について概説する。(クリックすると消えます)
◆【新連載】Serial Articles
自閉症を科学する─精神神経疾患への生物学的アプローチ
はじめに─ヒトと動物の自閉症
…阿部敏明:保健医療・福祉施設あしかがの森常勤顧問
◆【連載】Serial Articles
新ミクログラフィア
腸管に網タイツをはかせる腸管神経叢維
…牛木辰男:新潟大学 大学院医歯薬総合研究科 顕微解剖学分野
人体再生に挑む(最終回)
iPS細胞による再生医療
…東嶋和子:科学ジャーナリスト
Sayer Says!
学会でのお作法
…斎藤成也:国立遺伝学研究所 集団遺伝研究部
生命科学者のための創薬化学ABC
天然物からの創薬
…佐藤健太郎:サイエンスライター
石浦教授のEnjoy!生命科学
アルツハイマー病のワクチン治療
…石浦章一:東京大学大学院総合文化研究科
プレカーサー(先駆者)
小野正博氏(京都大学大学院薬学研究科 准教授)
…斉藤勝司:サイエンスライター
ネオ★バイオ産業論
新しい環境・エネルギー基幹産業の創成
…坂口謙吾:東京理科大学 理工学部 応用生物科学科
◆【社会との接点】Social Impact
海外ヘッドライン de ライフサイエンス
再生医療で傷痍軍人を治療―求められる情報公開
…粥川準二:科学ジャーナリスト
バイオベンチャー・ウォッチ
闘病サイトがぞくぞくと開設
…水月ゆう子:バイオベンチャー・ウォッチャー
医療・医科学政策,ここが焦点
「メタボ健診」を再考する
…NPOサイコム・ジャパン
DATABASE
Tools & Products/Information/Release Clips
ライフサイエンスQ&A
サリドマイドとはどんな薬?/ スマートドラッグってなに?
【書評】Book Shelf
『嘘発見器よ,永遠なれ』『暴走する脳科学』
『脳神経倫理学』『微生物学』
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