Medical Bioのバックナンバー
2009/06/22発売号 (7月号)

Medical Bio

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2009/06/22発売号 価格: 1980円 送料別途


■Medical Bioの目次

◆【特設】Special Report
新型インフルエンザの実態
…斉藤勝司:サイエンス・ライター

<記事概要>
ブタ由来のH1N1新型インフルエンザは,今年4月メキシコに端を発して,世界各地に感染が拡大した。その後,日本でも国内感染が拡がるなど,社会へのインパクトも大きなものとなった。そこで本誌特設では,改めて今回の新型ウイルスの生物学的な位置づけを紹介し,本来あるべきインフルエンザ対策とは何かについて検討した。(クリックすると消えます)


(1)分子生物学から見たH1N1新型ウイルスとは何か?
インタビュー:清水一史上席研究員(日本大学医学部感染症ゲノム研究センター)

(2)本来あるべきインフルエンザ対策とは?
インタビュー:喜田宏教授(北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター長)

◆【特集】Special Issue
依存症の生物学
薬物やアルコールへの依存メカニズムを解く

<記事概要>
依存症は,精神疾患として位置づけられている。現在,依存症治療の中心はカウンセリングと断酒・断薬であり,直接的な治療薬はまだない。治癒率の向上,禁断症状の緩和,再発率の低減をめざすためには,依存の症状を緩和するための治療薬の開発が求められており,依存そのものの生物学的メカニズムを解明する必要がある。(クリックすると消えます)


(1)依存症の生物学:最近の新展開
…池田和隆:財団法人東京都医学研究機構 東京都精神医学総合研究所

<記事概要>
物質依存症は,その発症が依存性物質の摂取という明確な原因であることから,もっとも生物学的な研究を進めやすい精神疾患といえる。最近,遺伝子解析や画像解析などの最新技術が依存症研究にもち込まれ,新たな病態機序が明らかになりつつある。(クリックすると消えます)


(2)エピジェネティクスの視点からみた薬物依存の新たな分子メカニズム
…成田 年 ほか:星薬科大学 薬品毒性学教室室

<記事概要>
依存性薬物に対する精神依存形成時には中枢神経系の可塑的な変化が誘導される。近年,その原因として長期的なゲノム情報発現機構である“エピジェネティクス”による遺伝子発現制御が大きく注目されるようになってきている。(クリックすると消えます)


(3)依存症の生理と行動
…廣中直行:科学技術振興機構 ERATO 下條潜在脳機能プロジェクト

<記事概要>
依存症のようにみえる行動は数多くあり,どこまで依存症の概念が拡張できるかを考えるためにも,まず薬物依存の生理と行動に関する理解が必要である。ここでは,実際の動物実験手法の紹介も交えて解説していく。(クリックすると消えます)


(4)依存形成時の細胞変化と回路機能異常化モデル
…戸田重誠:金沢大学附属病院 神経科精神科

<記事概要>
依存性薬物の慢性使用は,依存形成の各段階や,行動の意思決定にかかわる神経核ごとに異なった神経可塑性の変化を引きおこす。それぞれの神経核のシナプスレベルでの可塑性変化が,所属する回路レベルでの高次機能制御や,回路間力学に影響を与え,依存の完成(=習慣化)に貢献すると予想される。(クリックすると消えます)


(5)依存の脳画像解析
…関根吉統 橋本謙二 伊豫雅臣:千葉大学 社会精神保健教育研究センター

<記事概要>
覚せい剤(メタンフェタミン)はわが国でもっとも乱用されている違法性薬物であり,強力な報酬効果だけでなく,神経毒性をも有している。覚せい剤が脳に与える障害について,近年急速に進歩している画像解析技術を駆使した研究成果を主に解説する。(クリックすると消えます)


(6)依存治療薬とマーカーの探索
…山本秀子 高松幸雄 池田和隆:財団法人東京都医学研究機構 東京都精神医学総合研究所

<記事概要>
薬物依存と渇望感などに関係する最近の知見,およびセロトニン神経系をターゲットとした依存治療薬開発の戦略について述べるとともに,セロトニン以外の依存治療候補薬,ならびに依存のマーカーの探索を紹介する。(クリックすると消えます)



◆【解説1】Mining Column 1
パーキンソン病克服にむけた新規遺伝子治療法の開発
…高田昌彦:京都大学 霊長類研究所 分子生理研究部門 統合脳システム分野

<記事概要>
パーキンソン病の新たな治療法として,ウイルスベクターを用いた遺伝子治療の重要性が,最近,強調されてきた。ドーパミン神経細胞の変性・脱落を抑制する機能分子であるカルビンディンの遺伝子導入をおこなうことによりパーキンソン病を防御する,新規遺伝子治療法の開発にむけた成果を紹介する。(クリックすると消えます)



◆【解説2】Mining Column2
宇宙環境は遺伝子にどんな影響を与えるのか
…谷田貝文夫:独立行政法人理化学研究所 分子イメージング科学研究センター メタロミクスイメージング研究ユニット

<記事概要>
人類が将来にわたって宇宙環境を積極的に利用するうえでも,宇宙環境因子による生物学的影響を遺伝子レベルで解明する必要がある。ここでは,私たちが開発してきた解析手法を概説し,現在進行中の国際宇宙ステーション・日本実験棟「きぼう」を利用した実験についても紹介する。(クリックすると消えます)



◆【特別レポート】
世界最大の国際バイオ・イベント「BIO2009」アトランタで開催!
…三森八重子:科学技術政策研究所 国際研究協力官

◆【技術コラム】
細胞イメージの定量機能解析を全自動で
…小山良代:サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

◆【連載】Serial Articles

新ミクログラフィア
歯の表面をしっかり覆うエナメル質
…牛木辰男:新潟大学 大学院医歯薬総合研究科 顕微解剖学分野

細胞操作技術の最前線
細胞選択技術
…木村啓志 ほか:東京大学生産技術研究所 マイクロメカトロニクス国際研究センター

自閉症を科学する─精神神経疾患への生物学的アプローチ
自閉症の神経細胞生理学
…阿部敏明:保健医療・福祉施設あしかがの森常勤顧問

Sayer Says!
さようなら,ダーウィニズム
…斎藤成也:国立遺伝学研究所 集団遺伝研究部

生命科学者のための創薬化学ABC
プロセス化学―創薬科学と社会をつなぐ架け橋
…佐藤健太郎:サイエンスライター

石浦教授のEnjoy!生命科学
精神疾患に関連するDISC1遺伝子の新機能
…石浦章一:東京大学大学院総合文化研究科

プレカーサー(先駆者)
酒井康行氏(東京大学 生産技術研究所 物質・環境系部門 臓器・生体システム工学研究室教授)
…斉藤勝司:サイエンスライター

◆【社会との接点】Social Impact

海外ヘッドライン de ライフサイエンス
「私のDNAをググる」!? 遺伝子検査サービスという新ビジネス
…粥川準二:科学ジャーナリスト

バイオベンチャー・ウォッチ
グラクソ・スミスクライン社とファイザー社がHIV治療薬分野で提携
…水月ゆう子:バイオベンチャー・ウォッチャー

医療・医科学政策,ここが焦点
利益相反ルール制定1年
…NPOサイコム・ジャパン

ライフサイエンスQ&A
新型インフルエンザH1N1の「H」と「N」とは何?/シミ・ソバカスはどうやってできる?

【書評】Book Shelf
『ハチはなぜ大量死したのか』『魚のいない海』『バイオ・コリアと女性の身体』『脳科学と芸術』



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