Medical Bioのバックナンバー
2009/12/22発売号 (1月号)

Medical Bio

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2009/12/22発売号 価格: 1980円 送料別途


■Medical Bioの目次

◆【特別インタビュー】Special Interview
新型インフルエンザワクチンはなぜ不足したのか?
─ワクチン後進国ニッポンの構造的問題
…語り手:上 昌広(東京大学医科学研究所 先端医療社会コミュニケーションシステム)
聞き手:斉藤勝司(サイエンス・ライター)

<記事概要>
新型インフルエンザワクチンの接種が始まってもなお,深刻なワクチン不足で医療現場は混乱している。今回は,インフルエンザ政策に鋭い視線を投げかける,東京大学医科学研究所の上昌広特任准教授に,ワクチンが不足してしまった根本の要因について語っていただいた。(クリックすると消えます)



◆【特別レポートSpecial Report
事業仕分けの衝撃!
─行政刷新会議「事業仕分け」が科学者コミュニティにもたらしたもの
…榎木英介:NPO 法人 サイエンス・コミュニケーション理事

<記事概要>
政府の行政刷新会議がおこなった事業仕分けは,科学技術予算に次々と縮減,廃止を言い渡した。これを受け,さまざまな科学者団体が声明を発表するなど,異例の展開をみせている。事業仕分けが日本の科学者コミュニティにおよぼした影響について探る。(クリックすると消えます)



◆【特集】Special Issue
遺伝子診断の現場利用

<記事概要>
近年ヒトの疾病に関する分子レベルでの理解が進み,遺伝子型による罹患のリスク,薬の作用・副作用の現れ方の違いなどが明らかになってきた。遺伝子診断技術を活用し医療現場で柔軟な投薬・治療方針を立てるためには,検査結果をリアルタイムで診断・治療,モニタリングできることが重要となる。本特集では,ポイントオブケア(医療従事者がその場でかつ短時間に検査がおこなえる技術)が,遺伝子診断技術の進展によって可能となりつつあることを示し,具体的な利用結果を紹介する。(クリックすると消えます)


(1)遺伝子多型診断による薬効とリスク評価
…鎌滝哲也:北海道大学 大学院薬学研究科

<記事概要>
薬の有効性や安全性には個人差がみられる。個人差は薬の体内動態(体内に摂取されてから排泄されるまでの挙動)を決める因子,たとえばシトクロムP450など,薬の解毒を触媒する酵素の遺伝的な多型によるところが大きいことがわかってきた。(クリックすると消えます)


(2)遺伝子多型対応の栄養指導
…香川靖雄:女子栄養大学 副学長

<記事概要>
葉酸は水溶性ビタミンの一種である。その代謝に関わる遺伝子の多型を診断することで,脳卒中や認知症など,現在の医療では治癒できない障害のリスクを発病以前に予測でき,それに対応した栄養指導をすることで,健康人の段階から予防できる可能性がある。(クリックすると消えます)


(3)肺がん診療におけるポイントオブケア遺伝子診断
…清水公裕:群馬大学 臓器病態外科学

<記事概要>
現行のPCR 法では反応時間が長いため,がん遺伝子診断のPOCT 化は不可能とされてきた。しかし,腫瘍の生検体を直接鋳型にして30~40分間で目的の遺伝子変異を解析できるシステムを開発した。肺がんの生検体や手術検体,胸水などから,KRAS 遺伝子などの変異を診断できる肺がん診療を研究している。(クリックすると消えます)


(4)メタボリックシンドロームのSNP 診断
…常川勝彦 村上正巳:群馬大学 大学院医学系研究科 臨床検査医学

<記事概要>
内臓脂肪の蓄積によって引きおこされるメタボリックシンドロームは,糖尿病,高脂血症,高血圧症,動脈硬化性疾患への進展もきたすためその予防が重要である。メタボリックシンドロームに対する予防医学として,私たちがおこなっているSNP解析とその臨床応用について紹介する。(クリックすると消えます)


(5)感染症におけるPOCTの新しい局面( インフルエンザ )
…田村大輔:東京大学 医科学研究所
遠藤竜太 Alexander Lezhava:理化学研究所 オミックス基盤研究領域

<記事概要>
POCT(臨床現場における即時検査)は,ベッドサイドで迅速かつ的確に検査をおこない,その診断をもとに,適切な早期治療や看護を提供し,医療の質,そして患者のQOLの向上に資する。飛躍的な進歩を遂げているインフルエンザの検査・治療技術に焦点を当てて解説し,将来の展望を述べる。(クリックすると消えます)



◆【解説】Mining Column
最新事情 プリオン病のメカニズムと治療戦略
…照屋健太 堂浦克美:東北大学 大学院医学系研究科 プリオン蛋白分子解析分野

<記事概要>
プリオンとは,ヒトおよび動物の脳に感染性のある海綿状変性をおこし,異常型プリオンタンパク質が蓄積する一連の疾患における「感染因子」をさす。ここでは,その増殖メカニズムに関する知見・疾患発生の現状をはじめとして,現在進歩が注目されている治療開発の方向性について解説する。(クリックすると消えます)



◆【付録】
2010年カレンダー
マウスの胚発生

◆【連載─拡大版】プレカーサー(先駆者)
遺伝子の機能解析技術を開発し 抗腫瘍薬の新たな標的を見つけだす
間野博行氏(自治医科大学 分子病態治療研究センター 教授/東京大学大学院医学系研究科 特任教授)
…斉藤勝司:サイエンスライター

◆【連載】Serial Articles

新ミクログラフィア
撮像素子がぎっしりならんだ網膜
…牛木辰男:新潟大学 大学院医歯薬総合研究科 顕微解剖学分野

生命科学者のための疫学入門
疫学指標─人間集団の健康に関する頻度測定を理解する
…山縣然太朗:山梨大学 大学院社会医学講座

Sayer Says!
独学の方法
…斎藤成也:国立遺伝学研究所 集団遺伝研究部

自閉症を科学する─精神神経疾患への生物学的アプローチ
自閉症の治療薬
…阿部敏明:保健医療・福祉施設あしかがの森常勤顧問

石浦教授のEnjoy!生命科学
脊椎動物におけるX染色体の進化を再考?
…石浦章一:東京大学大学院総合文化研究科

生命科学者のための創薬化学ABC
抗生物質―魔法の弾丸の一世紀
…佐藤健太郎:サイエンスライター

科学広報奮闘記 ─ラボと世間の狭間から
記者会見を開く!
…長神風二:東北大学 脳科学GCOE

◆【社会との接点】Social Impact

海外ヘッドライン de ライフサイエンス
デコードジェネティクス社が破産!
金融危機がバイオビジネスを襲う
…粥川準二:科学ジャーナリスト

バイオベンチャー・ウォッチ
シンバイオ製薬が独自でがん治療薬を開発,承認申請へ
…水月ゆう子:バイオベンチャー・ウォッチャー

医療・医科学政策,ここが焦点
深刻化する医師不足とメディカルスクール(前編)
…NPOサイコム・ジャパン

ライフサイエンスQ&A
AEDってなに?/健康食品とはどんなもの?

【書評】Book Shelf
『チャールズ・ダーウィンの生涯』『ダーウィンの思想』『豚インフルエンザ事件と政策決断』ほか



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