Medical Bioのバックナンバー
2010/06/22発売号 (7月号)

Medical Bio

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2010/06/22発売号 価格: 1980円 送料別途


■Medical Bioの目次

◆【特別インタビュー】Special Interview
幹細胞工学研究センター開設!
浅島 誠センター長に聞く
産総研が担う幹細胞研究
…語り手:浅島 誠産業技術総合研究所 幹細胞工学研究センター長,東京大学特任教授
聞き手:斉藤勝司 サイエンスライター

<記事概要>
カエルやイモリを材料に初期発生や器官形成の研究において,世界をけん引してきた浅島誠・東京大学特任教授をセンター長に迎え,産業技術総合研究所に幹細胞工学研究センターが設立された。(クリックすると消えます)



◆【特集】Special Issue
うつ病の分子メカニズム

<記事概要>
うつ病は, 脳機能の障害によって引きおこされる疾患である。近年, 受診者は大幅に増加しており, 年間3万人を超える自殺者の背景にうつ病が大きく関与しているといわれている。本特集では,うつ病の病態・原因の解明に分子生物学がどこまで迫りつつあるかを俯瞰し,分子マーカーや脳画像解析など面談だけでない新しい診断法の可能性について探る。(クリックすると消えます)


(1)総論:うつ病の多様性と生物学
…加藤忠史:理化学研究所 脳科学総合研究センター 精神疾患動態研究チーム

<記事概要>
うつ病は,単一の疾患ではなく,さまざまな原因による症候群である。メランコリー型,非定型がおもな亜型として用いられているが,臨床においてはこうした亜型を完全に区別することは困難である。今後,脳病態にもとづくうつ病の診断分類の再構築が求められる。(クリックすると消えます)


(2)抗うつ薬の作用メカニズムからみたうつ病の病態
…功刀 浩:国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 疾病研究第三部

<記事概要>
抗うつ薬の作用メカニズムは,いまだにはっきりとはわかっていない。シナプスのセロトニン,ノルアドレナリンなどのモノアミンを増やすが,これが直接的な作用メカニズムであるとする古典的な「モノアミン仮説」には矛盾がある。代わりに「神経栄養因子仮説」が登場し,いまや定説になりつつある。(クリックすると消えます)


(3)うつ病の脳画像研究
…松尾幸治:山口大学 大学院医学系研究科 高次脳機能病態学分野

<記事概要>
うつ病や双極性障害(躁うつ病)といった気分障害の生物学的研究のなかで,「画像研究」は,脳のシステム異常を画像学的にとらえる研究と位置づけられる。この10年,画像装置が高性能・高機能化し,多くの画像解析方法・ソフトが開発されたことにより,気分障害の画像研究は飛躍的に進歩した。(クリックすると消えます)


(4)うつ病と双極性障害のゲノム研究―これまでと,これから
…高田 篤:理化学研究所 脳科学総合研究センター 精神疾患動態研究チーム

<記事概要>
うつ病や双極性障害は,単純な遺伝形式をとる遺伝病ではない。しかし,疫学研究のデータから,遺伝的要因が影響することは明らかである。そのため,最近では全ゲノム関連解析やコピー数変動解析といった,さまざまなゲノム研究がなされている。(クリックすると消えます)


(5)気分障害患者の死後脳におけるオミックス研究
…文東美紀 岩本和也:東京大学 大学院医学系研究科 分子精神医学講座

<記事概要>
さまざまな要因が複雑に交錯し発症に至る精神疾患では,これまでの多大な研究努力にもかかわらず,病因が特定されるまでに至っていない。患者の死後脳を使用した研究は,原因臓器を直接調べるという点で,強力な手法であるといえる。(クリックすると消えます)


(6)うつ病のバイオマーカー
…橋本謙二:千葉大学 社会精神保健教育研究センター 病態解析研究部門

<記事概要>
自殺の予防対策の一つとして,うつ病の病態解明と新しい診断法および治療法の開発が不可欠である。本稿では,うつ病の早期診断や治療方針を立てる際に,応用可能なバイオマーカーとして注目されている脳由来神経栄養因子(BDNF)について最新の知見と将来展望について概説する。(クリックすると消えます)



◆【新連載】
初心者のための細胞バイオテクノロジー
第1 回 培養細胞への遺伝子導入
…伊藤紗弥 加藤茂明:東京大学 分子細胞生物学研究所 核内情報研究分野

<記事概要>
細胞を操作し解析する実験は,いまやライフサイエンス系の研究者にとってなくてはならないものとなった。本連載では,そのなかでもとくに重要な基礎技術について,わかりやすく解説していく。(クリックすると消えます)



◆【新連載】
話題の先端研究に迫る!
バイオトピックス・ルポ
第1 回 腫瘍化の危険性が低い,第三の多能性幹細胞(MUSE)を発見
出澤真理(東北大学大学院医学系研究科教授)
…取材:斉藤勝司サイエンスライター

<記事概要>
ニュースやリリースでは情報が十分でない。かといって論文では専門的すぎる。そんな読者の悩みを解決するコーナー。話題の先端研究を取材し,わかりやすく解説する。(クリックすると消えます)



◆【技術コラム】
電気による細胞への遺伝子導入法の有効性
…森泉康裕:株式会社ベックス

◆【特別企画】
アジア最大のバイオイベント
第9回 国際バイオEXPO
【併設】バイオテクノロジー国際会議

◆【連載】Serial Articles

新ミクログラフィア
卵子を抱いて育むグラーフ卵胞
…牛木辰男:新潟大学 大学院医歯学総合研究科

自閉症を科学する─精神神経疾患への生物学的アプローチ
自閉症治療の最前線(2)自閉症の発症予防と悪化予防
…阿部敏明:保健医療・福祉施設あしかがの森常勤顧問

Sayer Says!
良い名前をつけよう
…斎藤成也:国立遺伝学研究所 集団遺伝研究部

生命科学者のための疫学入門
疫学研究方法論(3)症例対照研究
─症例群と対照群で過去の曝露歴を比較する
…中村好一:自治医科大学 公衆衛生学教室

石浦教授のEnjoy!生命科学
アルコール依存と遺伝子変異
…石浦章一:東京大学大学院総合文化研究科

生命科学者のための創薬化学ABC
脂質異常症治療薬─健康の大敵・コレステロールを退治する
…佐藤健太郎:サイエンスライター

科学広報奮闘記 ─ラボと世間の狭間から
ウェブサイト悲喜こもごも
…長神風二:東北大学 脳科学GCOE

◆【社会との接点】Social Impact

海外ヘッドライン de ライフサイエンス
最初の課題は遺伝子検査!? キャンパスで“個の医療”に取り組む
…粥川準二:科学ジャーナリスト

バイオベンチャー・ウォッチ
がん治療ワクチン,初の承認へ
…水月ゆう子:バイオベンチャー・ウォッチャー

医療・医科学政策,ここが焦点
「第2 弾 事業仕分け」は科学に何をもたらすか
…サイエンス・サポート・アソシエーション

ライフサイエンスQ&A
関節リウマチのメカニズムや治療法は?/口蹄疫はどんな病気なの?

【書評】Book Shelf
『眠る秘訣』 『ねむり学入門』『セレンディピティと近代医学』ほか



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