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■Medical Bioの目次
◆【特設】Special Issue
鈴木章博士 根岸英一博士
2010年ノーベル化学賞受賞記念
クロスカップリングとは何か?
…佐藤健太郎 サイエンスライター
<記事概要>
2010 年度のノーベル化学賞は「クロスカップリング反応」に与えられた。この反応は,複雑な分子に適用しても高い信頼性で生成物が得られ,操作も簡単で危険な副生物も出ないことから,炭素- 炭素結合生成反応の圧巻とも評される。医薬や先端材料開発に与えた影響もきわめて大きい。
◆【特設】Special Issue
COP10で採択された『名古屋議定書』の中身
…斉藤勝司 サイエンスライター
<記事概要>
遺伝資源へのアクセスと利益分配(ABS)の制度作りに関しては,遺伝子資源の提供国となる途上国と,それを利用する先進国との間の意見の対立から,議論が紛糾した。その理由は,五つの論点にあったと指摘されている。
◆【特別インタビュー】Special Interview
牛島俊和 国立がん研究センター研究所 エピゲノム解析分野
分野長に聞く
エピジェネティック異常と疾患研究のこれから
<記事概要>
DNAのメチル化やヒストン修飾の異常(エピジェネティック異常)が,がんをはじめとするさまざまな疾患と関係していることが知られるようになり,エピジェネティクス研究への関心が高まっている。牛島分野長にエピジェネティクス研究の将来展望についてうかがった。
◆【解説1】Mining Column1
線維芽細胞からiPS細胞を経ずに心筋細胞を直接作製
…家田真樹 慶應義塾大学 医学部 臨床分子循環器病学講座 循環器内科
<記事概要>
複数の心臓形成因子を同時に導入することで,線維芽細胞を直接心筋細胞にリプログラミングできるのではないかという仮説を立て,心筋リプログラミング因子の探索を開始。結果,心臓形成に重要な三因子を導入することで,心臓線維芽細胞から心筋様細胞への分化転換に成功した。
◆【解説2】Mining Column2
膜電位感受性蛍光タンパク質による脳機能イメージング
…武藤弘樹 アケマン・ウォルター クヌッフェル・トーマス
理化学研究所 脳科学総合研究センター 神経回路ダイナミクス研究チーム
<記事概要>
頭蓋骨に守られ,自由な観察が困難な脳内の膨大な情報を処理する多数の神経細胞の活動を可視化し,リアルタイムに観察することは難題とされてきた。本稿では,原形質膜に発現した細胞の膜電位変化に応答する膜電位感受性蛍光タンパク質の開発と,その蛍光タンパク質を使ったマウスの神経活動のリアルタイム画像化について解説する。
◆【解説3】Mining Column3
過剰な攻撃行動を引きおこす神経メカニズム
…高橋阿貴 国立遺伝学研究所 マウス開発研究室
Klaus A Miczek タフツ大学 心理学部
<記事概要>
これまで,脳内セロトニンの低下が過剰な攻撃行動をもたらすとされていたが,そのような単純な図式ではないことが示されている。本稿では,種を越えて保存される攻撃性の位置づけとセロトニンとの関連,そして過剰な攻撃行動の最中に,セロトニン神経が示す挙動について紹介する。
◆【付録】
2011年カレンダー 血液細胞の分化経路図
◆【連載】Serial Articles
初心者のための細胞バイオテクノロジー
分化細胞の遺伝子発現解析
…奥野陽亮 加藤茂明 東京大学 分子細胞生物学研究所 核内情報研究分野
話題の先端研究に迫る!
バイオトピックス・ルポ
①時計遺伝子ががんの増殖を抑制する
宮崎 歴(産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 生物時計研究グループ 主任研究員)
②酸性条件下でのがん細胞増殖メカニズム
石井 聡(秋田大学 大学院医学系研究科 病態制御系 生体防御学講座 教授)
…取材:斉藤勝司サイエンスライター
自閉症を科学する─精神神経疾患への生物学的アプローチ
チック症の発生と基底核領域の研究
…阿部敏明 保健医療・福祉施設あしかがの森常勤顧問
生命科学者のための疫学入門
因果関係論─因果関係を判断するための視点を養う
…中村好一 自治医科大学 公衆衛生学教室
Sayer Says!
中国今昔
…斎藤成也 国立遺伝学研究所 集団遺伝研究部
石浦教授のEnjoy!生命科学(最終回)
血圧が上がる
…石浦章一 東京大学大学院総合文化研究科
生命科学者のための創薬化学ABC
うつ病治療薬─現代の病の謎に挑む
…佐藤健太郎 サイエンスライター
科学広報奮闘記 ─ラボと世間の狭間から
目的,目標,戦略目標
…長神風二 東北大学 脳科学GCOE
◆【社会との接点】Social Impact
海外ヘッドライン de ライフサイエンス
代理出産を依頼した両親が,胎児の障害を理由に中絶を要求
…粥川準二 科学ジャーナリスト
バイオベンチャー・ウォッチ
信州大学発ベンチャー・アネロ社,ビフィズス菌を利用した抗がん剤の臨床試験に向けて始動
…水月ゆう子 バイオベンチャー・ウォッチャー
医療・医科学政策,ここが焦点
就任から2年,オバマ政権の医科学政策のゆくえ
…サイエンス・サポート・アソシエーション
ライフサイエンスQ&A
オキシトシンの新たなはたらきは?/iPS細胞からどうやって臓器を作るの?
【書評】Book Shelf
『完全な人間を目指さなくてもよい理由』『人間らしさとはなにか?』『ライフサイエンス政策の現在』ほか
■Medical Bioのバックナンバー
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- □ 7月号 2010/06/22
- □ 5月号 2010/04/22
- □ 3月号 2010/02/22
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