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■デザインの現場の目次
特集
◆◆◆ デザゲン、オススメ! グラフィックデザイナー 次に組むならこの人 ◆◆◆
プロジエクトや仕事の進め方について、デザイナーから話を聞いているとき、その人の中に新しい可能性を感じることがある。自身のアートワークとデザインワークとの絶妙な距離感、今までデザインとはあまり縁のなかったクライアントとも自然に関係をつくれる様子、周囲のスタッフの巻き込み方など、さまざまな面から彼らの実力が伝わってくる。クリエイティブディレクターの佐々木宏が記事内で語るように、これまでにないメディアがどんどん誕生していく近い将来、新しい仕事の進め方やデザインの可能性を提示し、一歩前に踏み出せるアートディレクターが、今確実に必要とされているのだ。今回の特集では、2000年代に入り活躍が目覚しい30代のデザイナー11人と、20代の若手5人をピックアップ。次に組みたいクリエイターとして紹介する。彼らの仕事振りから、必要とされるこれからのデザイナーのタイプを感じてほしい。
◆◆ 永田武史(E.) ◆◆
“品格を保ちつつ若者にも訴求する、神社デザインの革新”
テキスタイルからグラフィックへの転身 ~ アイデアマン宮司と職人デザイナーのコラボ ~ 手と脳を動かす体育会系デザイナー
【主な仕事】 川越氷川神社PRツール、縫いつけまもり、社報『わ』
◆◆ 成田久(資生堂 デザイン制作室) ◆◆
“直感的に心をつかむ『世界観』”
ロゴを巧みに取り入れ資生堂の文化性も訴求 ~ 商品×モデルの魅力を「女性の視点」で演出する
【主な仕事】 資生堂「Beauty Fighter's Book 2001」、CD『音椿~the greatest hits of SHISEIDO~』、「マシェリ」シリーズ
◆◆ 川村哲司(atmosphere desingn) ◆◆
“雑誌ADに求められるのは「視野の広さ」”
どんなテーマにも柔軟に対応する雑誌デザインとは? ~ 若手イラストレーターの兄貴的存在
【主な仕事】 文藝春秋『タイトル』、ランダムハウス講談社文庫シリーズ、映画「ファンタスティポ」「COSMIC RESCUE」プレス用パンフレット
◆◆ 権田雅彦(博報堂C&D) ◆◆
“アイデアを実現させる率先力と万全のフォロー”
金銭面を含めたケアで地道に信頼関係を築く ~ 協力体制を調えチームの士気を高める
【主な仕事】 映画「宇宙戦争」DVD発売キャンペーン、サントリー「Baccarat meets 響」プレゼントキャンペーン
◆◆ 山野英之 ◆◆
“主役のモノを引き立てる〈自然な〉デザイン”
「操作」せずに世界観を表現する ~ ちいさな「サービス」が心地よさをもたらす
【主な仕事】 アーティストハウス&プチグラパブリッシング『銭湯読本』、プチグラパブリッシング『世界のホットドリンク』、美術出版社『これ、誰がデザインしたの?』
◆◆ 浜田武士 ◆◆
“デザイナーであるからこそ「同じこと」はできない”
仕事の条件はそれぞれ異なる。だからこそ同じデザインはできない ~ 現在進行形の仕事は、香港ブランドとのコラボ
【主な仕事】 inital「'06秋冬カタログ」、写真集『Unedited』第3号、一青窈『一青紙』公式ファンクラブ会報誌
◇特別対談◇
浜田武士 × 一青窈
“一つのイメージにはこだわらず、でも一本軸が通っている。「芯があるが幅もある」ところを見せたいんです”
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◆◆ メディアを提案できるデザイナーになろう ~クリエイティブディレクター佐々木宏に聞く ◆◆
20代30代のデザイナーがこれから活躍の場を獲得するためには時代の流れを読みとり、斬新なアイデアを提案していかなくてはならない。これまで多くのデザイナーと組んできたクリエイティブディレクター佐々木宏が、若手デザイナーに向けて語る、今、何を意識すべきか。
◇グラフィックデザインが経験したことのないワクワクする時代がやってきている
◇学校で学んだ技術的なことは一回忘れてみる
◇もっと違うゴールデンタイム、ゴールデンメディアが生まれる
◇メディアを考えるのがデザイナーの仕事
◇デザインってディテールだ
◇小さいものを見事に花咲かせるようなデザイナーのほうがカッコよく見える時代
◇すべてのクリエイターがライバル
◆◆ cultural design studies 映画・音楽・アートをデザインする ◆◆
映画や音楽をデザインするとはどういうことか。大事なのはその世界観を伝えることだ。ここでは4人のデザイナーの仕事をフィールド別に紹介しながら、それぞれの世界観をどのように伝えていくかを探る。
◇ 岩波眞理 /手の中で広がる親密な世界
◇ 大島依提亜 /伝えるべきことを的確に伝える技術
◇ 森大志郎 /気配や静けさをすくいあげる
◇ 木村豊 /サウンドとデザインの対等な関係
◆◆ クライアントに直接聞いた『石浦克の魅力』 人はなぜ石浦克を選ぶのか? ◆◆
別々に事務所を構え、各自の仕事をしながらも、「必要なときには一緒に仕事をする」という特異な形態でチームを組むTGB design.の3人。そのなかでも、グラフィックを中心に、映像、ファッション、プロダクトとボーダレスな活躍を続けている石浦克。彼の元には、代理店などを介すことなく、企業の担当者、時にはトップ陣から直接指名が入るという。石浦本人は特別、営業活動もせず、とにかく“したいデザインをしているだけ”といういたって沈着な態度をとっているにもかかわらず、人はなぜデザイナー、石浦克を選ぶのか?今回は、石浦を指名したクライアントに直接、その理由を聞いてみることにした。
◇NTTドコモ「MUSIC PORTER X」 /「とにかくクライアントの意見を聞き入れ、それを如実に表現してくれる」
◇日産自動車「アジアデザイン国際会議」映像 /「高いコミュニケーション能力とデジタルの知識」
◇サザンオールスターズ「愛と欲望の日々・LONELY WOMAN」ジャケット /「自分自身をプロデュースする能力の高さ」
◇ナノユニバース〈ロゴマーク〉 /「ネットワークの広さ・時代を常に意識している」
◆◆ 未来の大モノを探せ! UNDER30の実力者たち ◆◆
常に新しい表現方法が求められるグラフィックデザイン界で、自分の立ち位置を模索しながら力のある表現を実現している若手クリエイターがいる。その中から、広告の舞台を中心に活躍を始めた20代のデザイナー5人を紹介。彼らの行く手に、デザインの明日が見えてくる!
◇稲葉大明 /「ニヤリ」を内包するデザイン
◇杉山ユキ /手の痕跡を感じる味わい深さ
◇藤井亮 /おおらかさのある独自の作風
◇石田枝麻 /実感がベースのクリエイション
◇山本拓生 / 機能美が宿るグラフィック
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特別記事
◆ インタビュー / マルティ・ギシェ
「ファニーフェイスの裏側で スペインデザインの正統と逸脱」
スペイン出身のデザイナーのマルティ・ギシェのデザインは、一見楽しさを前面に出しているようにも見えるが、その裏側には深いコンセプトが隠されている。ドローグデザインの額縁模様のガムテープ「do frame」、靴メーカー「カンペール」のショップデザインなどで、日本でも彼の名は知られているが、作品を見る限り、固定されたスタイルはない。
「Plant-me Pets」は、目の部分が植物の種になっている、宇宙人のような姿をした人形だ。人形として可愛がるのか、逆さに埋めて種が育つのを待つか。人形への愛情か、植物が育つという機能をとるのか、消費者にジレンマを迫るこのデザインは、2004年にフランクフルトのデザインプラス賞を受賞した。この受賞の意味は大きい。正統派デザインのメッカであるドイツでさえ、次世代には正統の枠からはみ出すデザイナーの登場を待っていた、ということなのだから。
「2000年代を代表するデザイナー」という称号 ~ マルティ・ギシェのデザインの裏側 ~ デザインを楽しむ「ex-designer」 ~ 正統派デザイナーではないということ
◆ 青森県立美術館のVI(ビジュアルアイデンティティー)
2006年7月、日本列島の北にある青森県に新しい美術館がオープンする。設計は世界的に注目される建築家、青木淳。この美術館のデザインをトータルに任されたのが、ファッションブランド「ミナ ペルホネン」のブランディングや、展覧会のプロデュース、自社レーベルのアートブックやCDの製作販売など、多岐に渡る活動展開で知られるBluemarkの菊地敦己だ。
環境や建築と一体になって、単体でもパターンとしても使えるロゴマーク、入れ墨のように壁面に直接描かれたサイン、ロッカーの番号から、傘立てのカギにいたるまで、あらゆるところに徹底的にオリジナルの書体を使うなど、一般的なVI計画の常識を疑い、新しく組み立てた方法論が、この美術館での体験を特別なものにしている。その菊地敦己に話を聞いた。
紙上から空間へ ~ VIの常道を「チャラ」に ~ ボキャブラリーを減らす ~ 「ショップ」という媒体
◇サイン/オリジナル書体/ピクトグラム/ロゴタイプ/シンボルカラー
◇インタビュー 青木淳 /“建築がこれほど合うデザインは初めての経験”
◆ ニルス・ホルガー・モーマン 『哲学のある製品づくり』
コンテンポラリーなドイツの家具ブランド、モーマンの本社は、南ドイツの小さな村にある。1年に何百というデザイン案が外部から持ち込まれるが、新作は年2~3つほど。社長のモーマンの哲学ははっきりしている。「ただ素敵なだけの製品はつくらない。画期的な製品をつくらなければ。あらゆる点を見直し、ディスカッションを重ね、その製品の中にあるハートを探し出すのです」。流通直前の段階で、やはり違う、と言って販売を中止することもある。心を鬼にして「これは売ることができない」と言うのも、彼のやり方だ。地元の素材と職人技術を使って少量生産されるモーマン社の家具はけして安くはない。次々と新製品を安く大量生産する家具メーカーも多い中で、同社の製品づくりは、私たちに大切な何かを教えてくれる。
職人技術への信頼から生まれる家具 ~ モーマンの哲学 ~ 安くはない家具を愛する人々
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◆DESIGN MIX JUICE
◇NEW YORK: ニューヨーク近代美術館「SAFE」展
◇LONDON:ロンドン・デザイン・フェスティバル
◇AMSTERDAM:ハーグ市立美術館の常設展示
◇PARIS:スチール連盟OTUAとデザイン学校
◇MILANO:20周年を迎えたアビターレ・イル・テンポ
◇HYOGO:今竹七郎大百科展
◇TOKYO:カガミクリスタル「benedetto」
◇TOKYO:ハーマンミラー GET REALキャンペーン
◇BOOK:『エル・リシツキー 構成者のヴィジョン』
◇TOPICS:2005年度グッドデザイン大賞 、コクヨデザインアワード2005、第5回21世紀アジアデザインコンペ
◇PICK UP:「ヴィヴィアン・ウエストウッド展」、「スイスポスター展」、「横須賀功光の写真魔術『光と鬼』」ほか
◇FACE:小泉誠
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連載
◆Design Office Report From USA no.11 UNOウーノ ミネアポリス
◆これ、誰がデザインしたの? no.35 ジャポニカ学習帳 by 渡部千春
◆先輩に聞け! no.10 西山浩平
◆designscape no.53 ラインと連続 by 松田行正
◆定番書体徹底解剖 no.3 Big Caslon, Georgia マシュー・カーター
by 小林章
■デザインの現場のバックナンバー
- □ 168号 2009/11/27
- □ 167号 2009/09/28
- □ 166号 2009/07/27
- □ 165号 2009/05/27
- □ 164号 2009/03/27
- □ 163号 2009/01/27
- □ 162号 2008/11/27
- □ 161号 2008/09/27
- □ 160号 2008/07/27
- □ 159号 2008/05/27
- □ 158号 2008/03/27
- □ 157号 2008/01/27
- □ 156号 2007/11/27
- □ 155号 2007/09/27
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- □ 137号 2004/11/27
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- □ 135号 2004/07/27
- □ 134号 2004/05/27
- □ 133号 2004/03/27
- □ 132号 2004/01/27
- □ 2001/11/27
- □ 118号 2001/09/27
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- □ 2000/11/27
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- □ 2000/07/27
- □ 2000/05/27
- □ 2000/03/27
- □ 2000/01/27
読者レビューは他のお客様によって書かれたものです。感想には個人差がありますのでご了承ください。
- デザイナー志望者も必見の書
- 投稿日 2010/07/29
- 投稿者 cocco3
- ★★★★★ 5.0
デザイナーの世界は、外からでは全く見えない部分が多くあります。現場を垣間見ることは将来デザイナーを目指す人にとってとてもプラスになるので、お薦めの一冊です。まずは関心のある特集を選んで手に取ってみてください。必ず参考になる記事に出会えますよ。
- デザイナー必見
- 投稿日 2010/07/03
- 投稿者 KKKC
- 会社員
- ★★★★★ 5.0
写真はもちろんのこと、文字情報も多く、デザイン制作で参考になる。
- 毎号楽しみにしています!
- 投稿日 2009/12/31
- 投稿者 あっがい
- 会社員
- ★★★★ 4.0
デザイン関係(印刷・WEB)の仕事をしていますが、デザインというテーマで様々な業界のルールや雑学的なことが掲載されていて、仕事にも私生活にもとても参考になります。
- 良い。
- 投稿日 2009/12/05
- 投稿者 コロ吉
- 社長
- ★★★★★ 5.0
毎回勉強になるので、定期購読は止められません。美術館・展示会情報など必須。
- デザイナーではない人にも
- 投稿日 2009/08/28
- 投稿者 砂狐
- 大学院生
- ★★★★★ 5.0
全くもって畑違いな電気情報系の研究者ですが,楽しく読ませてもらっています。どんな分野でもデザインというのは必要なものだと考えていますが,この雑誌は専門外の人間でも理解しやすく,またデザインについての広範囲な知識を得られるため重宝しています。直接デザインとは関係のない仕事をしている人にもお勧めできる雑誌だと思います。
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