美術手帖のバックナンバー
2006/02/17発売号 (2006年3月号)
2006年3月号

美術手帖

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■美術手帖の目次

■■
■■特集 「彫刻」ってなんだろう?  

彫刻がわからない。
彫刻のわからなさとは“触覚”のわからなさであり、その“遅さ”のわからなさであり、“存在”のわからなさでもあるだろう。
彫刻というメディアのメカニズムを解明する。
スピードとわかりやすさが求められる現在、彫刻というメディアは、置き去りにされようとしている。だからこそこの特集では、そのわからなさに踏みとどまりながら、彫刻を見つめ直してみたい。

~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

 Ⅰ 人はなぜ彫刻をつくるのか?

 Ⅱ 彫刻のメカニズム

 Ⅲ 舟越桂

 Ⅳ 彫刻の生まれる場所―アトリエ探訪

 Ⅴ 鼎談 彫刻の現在

 Ⅵ 論考・column

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃Ⅰ 人はなぜ彫刻をつくるのか? ┃
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「三次元的な立体形象をつくりだす芸術」といわれる彫刻。彫刻の存在の本質とはなんなのか?古今東西の傑作からそれを探る。
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起源の石:ネアンデルタール人の頭部彫刻、橋本平八『石に就いて』
  
欠如の美:『ミロのビーナス』/ マーク・クイン『アリソン・ラッパー』 / 

野生の木:円空『善女龍王立像、ゲオルグ・バゼリッツ『Frau Ultramarin』
  
豊かな貧しさ:アルベルト・ジャコメッティ『ヴェニスの女Ⅰ』、ドナルド・ジャッド『無題 NO.306』
  
光と崇高:ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ『聖テレサの法悦』、ジェームズ・タレル『オープン・フィールド』
  
国民彫刻:オーギュスト・ロダン『バルザック記念像』、高村光雲『西郷隆盛銅像』
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃Ⅱ 彫刻のメカニズム  彫刻とはいったいどういうメディアか? ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

「彫刻」とは何か?|絵画と彫刻のメディアとしてのちがい|重量|作業スピード|ドローイング彫刻|デジタル化・金属彫刻の可能性 

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┃Ⅲ 舟越桂  “正面突破の秘密” ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛

カービングで人体を彫る―この彫刻の王道といえる方法で制作を続ける彫刻家・舟越桂。舟越の人物像が持つ「時代を超えた魅力」の秘密に迫るロングインタビュー(聞き手 小谷元彦)

ストイックさと自然体|父・舟越保武/クスノキとの出会い|彫刻と人体|彫刻の遅さ

┏━━━━━━━━━━━━━━┓
┃Ⅳ 彫刻の生まれる場所 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━┛

木、石、ブロンズ、鉄、樹脂など彫刻の素材には様々なものがある。彫刻家ごとに異なる、素材との対話から彫刻が生み出される現場を紹介する。彼らはどんな場所でどんな時間を過ごしているのだろう。

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■アトリエ訪問

棚田康司「一本の木から立ち上がる生きようとする強さ」

森淳一「彫刻の生きる場所、削られる言葉」

黒川弘毅「ブロンズのかたちを探し求めて」

多和圭三「鉄を叩く―顕在化するダイナミクス」

フロリアン・クラール「サイエンス=フィクション

津田亜紀子「繰り返しから生まれるただひとつ在るものたち」

今村源「空間のなかで紡がれる世界の関係性」

城戸孝充「不定型な素材による解釈と反解釈の共存」
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┏━━━━━━━━━━━━━━┓
┃Ⅳ 彫刻の生まれる場所 2 ┃
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彫刻と人形―比較論の地平 谷川渥

同じ「人の形」をとるにもかかわらず、「彫刻」と「人形」はどこが/なぜ違うのか。東西のの芸術観をクロスオーバーさせながらその根本的な差異を追う
「人形愛」とは?|『彫刻」と「人形」の差異|アンチ・トルソの日本文化|心的距離と操作性

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■アトリエ訪問

竹谷隆之「『異能者』であるための美学」

恋月姫「充ち足りた空虚を求めて」
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┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃Ⅴ 鼎談 彫刻の現在 ┃
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戸谷成雄×黒川弘毅×伊藤誠

「彫刻はいま、どこに立っているのか?」「彫刻の有効性はまだあるのだろうか?」ここでは現在の日本彫刻界において、最も冷静に彫刻の未来を思考し、最も情熱をもって制作に携わっている彫刻家3人に語ってもらった。

終わりからのはじまり|彫刻の近代/自己同一化の危険|人間とは何か/速い触覚、遅い自意識|彫刻を学ぶ

┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃Ⅵ 論考・column ┃
┗━━━━━━━━━━━━━┛

「彫刻」の行旅―あるいは「第二芸術」のゆくえ / 北澤憲昭

コラム1 飯沼英樹―木彫にこだわった若き彫刻家 / 編集部

コラム2 北川宏人―テラコッタを使ったニュータイプの人間像 / 不動美里



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美術手帖の読者レビュー

  • 総合評価:★★★
  • 投稿数:51
  • 総合評価  
  • 投稿日

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とても使える雑誌
投稿日 2011/11/03
投稿者 azusa
自営業
★★★★★

クオリティーの高さは数ある美術雑誌の中でダントツです。毎回はずれ無しのとても使える雑誌です。この金額で、これだけの情報料は絶対お得です。サイズも手になじみとてもいいです。

A5サイズがお気に入り。
投稿日 2011/03/06
投稿者 ほほえみ
会社員
★★★★★

気になる特集の時のみ購入していますが、他ではお目にかかれないレアな情報が載っており、いつもうれしくなります。コンパクトなA5サイズというのもいいですね。

迷った末に…
投稿日 2011/02/06
投稿者 tableau
教職員
★★★

5年て長いよな~と思いながらも割引率に惹かれ購読をポチりました。定期購読なら売り切れになって焦ることもないし。これから月一度の配達が楽しみです。

現在を生きる人、必読!
投稿日 2011/01/05
投稿者 サッカン
会社員
★★★★

美術をめぐる日本の『今』を一番ヴィヴィッドに伝えてくれる雑誌だと思います。

高い感度
投稿日 2010/11/30
投稿者 nomutase
会社員
★★★★

写真も文章もとても感度が高く、お気楽なおでかけアート雑誌ではない、良品な雑誌です。

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