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■ハーバードビジネスレビュー日本版の目次
Feature Articles
決断の科学
古代占星術から複雑系科学まで
意思決定科学の歴史
リー・ブキャナン HBR シニア・エディター
アンドリュー・オコネル HBR エディター
有史以前から現代に至るまで、哲学、数学、経済学、心理学など、さまざまな学問の叡智を総動員し、意思決定の方法が模索されてきた。いまでは、技術進歩や学術研究の高度化もあいまって、さまざまな意思決定手法が開発され、いまなお研究が続けられている。この半世紀においては、人間の不完全性を前提とした研究がさかんになり、コンピュータよりも、人間の直感のほうが優れているという報告もある。経験主義から合理主義へ、そしてまた経験主義の再考へと、意思決定の科学はダイナミックな動きを見せている。
最新研究が教える「無意識」の力
脳の意思決定メカニズム
ガーディナー・モース HBR シニア・エディター
直観や経験に依存した意思決定を超える
エビデンス・マネジメント
ジェフリー・フェッファー スタンフォード大学経営大学院 教授
ロバート I.サットン スタンフォード大学エンジニアリング・スクール 教授
経営者が日常的に下す意思決定の根拠は意外にあいまいなものだ。個人的な経験の過大評価や、話題の経営手法をそれだけの理由で安易に導入するケースは珍しくない。実効性が定かでないにもかかわらず、いかがわしい秘策や、生かじりの解決法を経営者に勧める人々も後を絶たない。ここ10数年、医療分野では、最新かつ最善の科学知識に基づく医療行為が急速に広がりを見せ、効果を上げている。いわゆるEBMだ。同様に、本当に効果がある経営手法は、実は簡単に手が届くところにある。にもかかわらず経営者は、そうした情報をまだ十分に活用しているとはいえない。
無意識に重要情報を排除する
「意識の壁」が状況判断を曇らせる
マックス・H・ベイザーマン ハーバード・ビジネススクール 教授
ドリー・チュー ハーバード・ビジネススクール 研究生
メルクは鎮痛剤〈バイオックス〉の服用と心臓病発作の関連が疑われる事実がいくつもあったにもかかわらず、4年間もこのことに気づかず、現在訴訟に追われている。このように重要情報を無意識に無視してしまう現象は「意識の壁」と呼ばれる。困ったことに、だれもがこの意識の壁に支配されており、事実、スペースシャトル・チャレンジャー号の爆発、九・一一同時多発テロ、〈ニュー・コーク〉の失敗など、その事例は枚挙に暇がない。意識の壁を超えて、重要情報に目を向け、共有する方法を知ることは、重要な意思決定を下す際に大きな助けとなるだろう。
新たなる競争優位の獲得
分析力で勝負する企業
トーマス H.ダベンポート バブソン大学 教授
いまや、データや情報を収集・分析し、活用するのは常識である。したがって、そこには明らかに企業格差が見られる。高業績を持続している企業は、この能力に優れていることが多い。事実、アマゾン、キャピタル・ワン、P&Gなどは、経営陣の強力な後押しの下、組織的に分析力の向上に努めている。これらの企業は「分析力で勝負する企業」(analytic competitor)と呼ばれ、他社がとうてい真似できない統計スキルを組織として習得しており、いまなお不断の投資と学習を続けている。
役割を明確にすれば、組織能力が上がる
意思決定のRAPIDモデル
ポール・ロジャース ベイン・アンド・カンパニー・パートナー
マルシア・ブレンコ ベイン・アンド・カンパニー・パートナー
優れた意思決定をすばやく安定して行えることが高業績企業の特徴だが、そうした組織においても、意思決定権の所在があいまいになる時がある。「グローバル対ローカル」「本社対事業部」「部門間」「社内対社外パートナー」これら4つのボトルネックで意思決定のあいまいさは発生しがちである。
本稿では、BAT、ワイス、ジョン・ルイスなどのケースをもとに、こうした意思決定のボトルネックを解消するための方法を提示する。ポイントは、だれが助言し、だれが決定権を持ち、だれが実行するのかを明確にすることである。
戦略立案と意思決定の断絶
OPINION
変化を意識する
北原保雄 日本学生支援機構 理事長
HBR Articles
事業運営もデリバティブを応用せよ
BRAIN FOOD
ビジネス書評家のビジネス書の読み方
ロバート・モリス インターネット書評家
倫理問題に傍観は許されない
ジュディス・サミュエルソン アスペン・インスティテュート エグゼクティブ・ディレクター
メアリー・ジェンティル アスペン・インスティテュート ディレクター
ループ型チャートの罠
ガーディナー・モース HBR シニア・エディター
CFOの憂鬱
クルト・ライゼンバーグ CFOエグゼクティブ・ボード マネージング・ディレクター
ループ型チャートの罠
ガーディナー・モース HBR シニア・エディター
イゾラ・グループの「カイゼン」活動
イェルク・グナム べイン・アンド・カンパニー パートナー
クラウス・ノイハウス べイン・アンド・カンパニー パートナー
「バナナ戦争」に学ぶ
マルセロ・ブハイリ イリノイ大学 経営学部 助教授
ロイヤル・ダッチ・シェル:統合後のガバナンス改革
ニコラス・ビール サイテブ ディレクター
CHIEF OFFICERS
「人こそ財産」を具現化する営みとは
マーク・ノイコム ザ・リッツ・カールトン大阪 総支配人
■ハーバードビジネスレビュー日本版のバックナンバー
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読者レビューは他のお客様によって書かれたものです。感想には個人差がありますのでご了承ください。
- 流されない思考をもつため
- 投稿日 2011/11/13
- 投稿者 gari
- 会社員
- ★★★
日々の仕事に忙殺されているなかで、本質的な思考が何か考えるきっかけを与えてくれる良書。すべてを理解をするのは難しいが、自分の仕事に直接かかわる部分を精読している。
- おもしろビジネス誌
- 投稿日 2011/06/10
- 投稿者 富士ハーネス
- 課長
- ★★★★★
ハーバードビジネスレビューという、名称から少々底知れない格調の高さを想像した自分ですが、内容はなんと平易かつ親しみやすい雑誌でしょうか!以前聞いたことがある内容でも、再度あらためて執筆陣の絢爛な文章よりレビューすることにより、仕事にも日常にも、また思考にもすぐ反映できそうな内容ばかりです!
- 自信がつく!
- 投稿日 2011/06/03
- 投稿者 ひろきち
- 会社員
- ★★★★★
毎号楽しみにしています。複雑な現代社会を生き抜く自信がつきます。
- Do now what you can do for your future !
- 投稿日 2011/02/15
- 投稿者 しろくまくん
- 高校生
- ★★★★
この雑誌は単純におもしろい!企業経営の勉強にと読み始めたが、日常生活の場面でも大いに活用できることを発見。「思考のレベルアップ」が図れた。生徒会の運営戦略に応用するなどして、今では仕事の良きパートナーである。英語版の購読にも挑戦しようと決意した(笑)
- ビジネスマン、経済学者必見
- 投稿日 2011/01/27
- 投稿者 ウェーバー
- 学生
- ★★★★★
値段は高いですがこれからの時代を生き抜くうえで必読の書です。執筆陣も世界的学者です。
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