和樂(和楽)のバックナンバー
2006/07/06発売号 (8月号)

和樂(和楽)

  • 出版社:小学館
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■和樂(和楽)の目次

ご挨拶

梅雨明けの暑さひとしおのものがありますが、
皆さまにはますますご健勝にて
お過ごしのこととお慶び申し上げます。
さて『和樂』8月号の特集は、「美しき住まい、数寄屋」。
四季のうつろいや自然の気配を建物の中にも取り込む様式、
それが"数寄屋"です。この日本の独創、
数寄屋の知恵を知ることで、
心と体の感受性を豊かにしたいものです。
さらに今月号では、岡本太郎をとりあげました。
その作品その言葉は今見ても色あせることなく
熱く伝わるものがあります。
そのほか、茶の湯や「おくのほそ道、古寺巡礼」など、
興味深い企画があふれています。
今月号もたっぷりお楽しみください。

『和樂』編集部



時代を超えて脈々と引き継がれる、日本独自の様式
美しき住まい、数奇屋

様々な家に住んできた人が今、気にしているスタイルは数奇屋。それは「好きなものを寄せた家」であり、「粋な人のための家」でもあります。今月の大特集では、時代を超えて脈々と引き継がれる、日本独自の様式“数奇屋”について詳しく紹介しています。建築家・藤森照信氏が名古屋の名料亭「八勝館」の“御幸の間”を初心者にも分かりやすく解説するほか、食事や宿泊が楽しめる建物や、いろいろな工夫で実現した数奇屋風の住まいも必見。名数奇屋から現代数奇屋まで、それぞれの意匠を堪能することができます。

     
芭蕉が詠んだ名句とともにめぐる
おくのほそ道、古寺巡礼

松尾芭蕉が人生をかけて旅した『おくのほそ道』。その中で訪れた寺は、今なお芭蕉が残した名句や名文にふさわしい面影をとどめ、私たちの旅情をかきたてるもの。そこで今回は、中尊寺や松島の瑞巌寺など芭蕉が訪れた寺の写真とともに、そこで詠んだ句を紹介して、古寺巡礼の旅へといざないます。松島のウニや立石寺の“もろこし”など、各地の名物や伝統的なおみやげのうれしい情報も盛り沢山。芭蕉の同行者・河合曾良についてや、芭蕉忍者説など『おくのほそ道』の謎に迫るコーナーにも注目です。

     
岡本太郎の最大にして最高傑作、ついに復活
蘇った『明日の神話』は、岡本太郎の魂のメッセージ!

1969年にメキシコで生まれ、その後30年以上もの間行方が分からなかった、岡本太郎の最大にして最高傑作『明日の神話』。2003年に、秘書であり養女であった故岡本敏子により発見されたその巨大壁画が日本で再生、この夏ついに公開されます。この特集では、作品に込められたメッセージとは何かを紐解き、岡本太郎の真の姿に迫ります。また、『明日の神話』再生プロジェクト「太郎の船団」のメンバー、石原慎太郎氏や千玄室氏などが語る太郎とのエピソードや、彼に対する思いなども必読です。

     
〈新連載〉内田繁の茶の湯講座より 熊倉功夫の「茶の湯のはじまり」
知っているようで知らない 茶の湯の美

“デザインは人間の生きる方法を見出すこと、その原点には心と振る舞いを考える茶の湯がある”と考えているデザイナーの内田繁氏が、昨年「茶の湯の今日」と題する講座を開催しました。魅力的なゲストを迎えて行われたその講座の内容を、本誌では5回に分けて紹介。初回の講師は、熊倉功夫氏。日本人と緑茶の出会いから始まり、室町時代の芸文化の時代、コレクターが登場する幕末から昭和初期など、茶の湯の歴史をわかりやすくレクチャーしてくれます。


第八回 小道具が醸す不思議な世界
坂東玉三郎が語り継ぐ、美の遺伝子

歌舞伎を日本の美の総合芸術としてとらえ、舞台にかかわる職人たちの、細部にまで宿る優れた技を坂東玉三郎さんが語る連載の第8 回目。今回のテーマは、舞台を効果的に演出するための小道具へのこだわり。初めて家紋を入れて誂えた鏡入れや、口を開けたときの噛み合わせのカタカタカタという音にまでこだわった手獅子、何百年も経った萱葺屋根にあった煤竹でつくった杖などを紹介しています。



■イベント情報

『和樂』贔屓の会 特別企画
九州、唐津の「洋々閣」に泊まり
中里 隆さんの展覧会と
隆太窯を訪ねる旅
定期購読者及び同伴者25名様募集

日時 平成18年10月 1日(日)~2日(月)
場所 佐賀県・唐津「洋々閣」「隆太窯」、呼子
参加費 二万八千円(宿泊、食事、その他諸経費含む)

本誌'06年5月号の「やきものの国、にっぽん!」にも
ご登場いただいた、日本を代表する陶芸家、
中里 隆さんが、9月19日から10月15日まで、唐津の
名旅館「洋々閣(ようようかく)」にある
「隆太窯(りゅうたがま)ギャラリー」で個展を開きます。
今回は、その展覧会を見てお話を聞き、この会のために
中里さんがつくってくれた器で「洋々閣」の料理を堪能。
翌日は唐津市郊外にある、野山に囲まれた中里さんの陶房
「隆太窯」を訪ね、作品づくりの現場を見せていただきます。
その後は、いかの漁場として有名な呼子(よぶこ)に出かけ
朝市や、いかの活け造りを楽しむ、贅沢な旅となります。
詳細については8月号32ページをご覧ください。

今回は、風光明媚な佐賀県唐津市に生まれ、世界各地で活躍し続ける陶芸家・中里 隆さんの、古稀を記念した展覧会を見せていただく会です。人間国宝・中里太郎右衛門(無庵)氏の五男として生まれた中里 隆さんは、日本や世界各地で作陶活動を続ける陶芸家。そのたぐいまれな才能と体験から生まれる作品には、味わい深い温かさがあふれています。そんな作品を鑑賞し、懇親会では中里さんの器に盛られた「洋々閣」の料理を味わいながら、ご当人と楽しいひとときを過していただきます。翌日は、中里作品が生まれる場所「隆太窯」を訪ね、そこから玄海灘に面したのどかな漁港、呼子への旅となります。ふるってご応募ください。

中里 隆 なかざと たかし
1937年、唐津市生まれ。1971年、種子島で種子島焼を。同年、唐津市に窯を築き唐津南蛮等を主に作陶。近年は米国、ジャマイカなどで作陶活動をし、世界的な評価も得ている。

洋々閣
90年の歴史を誇る建物は、毅然とした構えと大らかな温もりを感じさせる。広々とした昔風の玄関、200年の風雪に耐えてきた松が見事な庭。館内にある隆太窯の展示ギャラリーは、宿泊客はもちろん一般客も見て買い求めることが可能。

<内容とスケジュール> 平成18年10月1日(日)
15:30 唐津市「洋々閣」にて受付開始
16:00 洋々閣」内にあるギャラリーで
中里 隆さんの展覧会を各自鑑賞
17:30 中里さんを迎えて懇親会開始
19:30 懇親会終了。自由行動
平成18年10月2日(月)
8:30 朝食後、出発
9:00 中里さんの陶房「隆太窯」へ
10:00 「隆太窯」出発。呼子の朝市へ
11:30 呼子にて昼食
12:30 昼食後、唐津駅へ
13:00 唐津駅にて解散


※内容は、多少変更になる場合がございます。 あらかじめご了承ください。


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和樂(和楽)の読者レビュー

  • 総合評価:★★★★
  • 投稿数:169
  • 総合評価  
  • 投稿日

読者レビューは他のお客様によって書かれたものです。感想には個人差がありますのでご了承ください。

保存版
投稿日 2012/01/16
投稿者
専業主婦
★★★★★

今までの数年分、全て保存しています。雑誌によっては、情報が古過ぎて結局破棄していた物がおおかったのですが、こちらは一種の美術書のように眺められて永久保存できるかも.

美しく保存したい雑誌。
投稿日 2012/01/08
投稿者 白雪。
OL
★★★★★

写真が美しく、気高いところが好きです。雑誌という範疇にいれるのはもったいない感じです。保存しています。

永久保存版
投稿日 2011/12/01
投稿者 N
出版業界人
★★★★

すべての巻ではありませんが、好きな特集があった巻は、もうずいぶん前に購入したものもいまだに大切にとってあり、ことあるごとに見かえしています。

和楽
投稿日 2011/10/16
投稿者 ぺんぎんこ
会社員
★★★★

あわただしい日常の中、この雑誌を開くと雅な世界に包まれ、心なごみます。

心がおちつきます
投稿日 2011/02/07
投稿者 わびさび
飲食業
★★★★

定期購読なので、買い忘れなく届くのがうれしいです。日常のあわただしさの中、ページを開いた瞬間、異空間にワープできるような美しさで、カリカリカサカサしていた心に潤いが持てるような気がします。

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