世界の主要メーカーの最新事情と傾向から見るトランスミッション最前線

ECOMO Vol.2 発売日: 2008/08/30

Original

アメリカ

より深くトランスミッションを知るには、まず世界を知るべし!! ということで、ここでは世界の主要メーカーの最新事情と採用傾向を探りつつ、
それぞれのトランスミッションに対する捉え方を検証してみたい。
国内と海外ではトランスミッションの捉え方や意識の違いはあるのか?
各メーカーの環境への取り組みはどのようなものなのか?
トランスミッションの流行と重要性を改めて探っていこう。

日本

TOYOTA&LEXUS

すべてのミッションを網羅

コンパクトカーをCVT、上級モデルをAT とするのが日本メーカーのスタンダード。
トヨタはその境目を2.4Lモデルに設定している。
かつてMR-S にAMT をラインナップしていたが、エンジンも含めてあまり冒険はしない。
FR 用8 速AT と、FF 用6速AT は、いずれもダイレクト制御でシフトタンイミングも素早く、IS-F のようなDCT 同等のスポーツAT へと進化させることができる。

HONDA
ミッションはすべて自社製
バイクメーカーゆえかトランスミッション全数を内製する。
S2000 用の9000 回転対応MT や、特殊構造のホンダマチックAT は、内製だから可能だった。
基本的にコンパクトカーはCVT だが、アメリカ主導のモデルではAT が与えられる。
AT は現在5 速が上限だが、内部構造の革新をしないとサイズ面で折り合わない。
ただし通常のAT よりはレスポンスも燃費も優れている。

NISSAN
FR の今後は7AT へ!!

GT-R のDCT は極めて高価で、しかも大柄なので当面専用にしか使えないだろう。
FF はすべてCVT、FR はAT という棲み分けになる。
FR 用では海外向けに7 速AT を投入しており、新型フェアレディZ から日本へも出てくる。
おそらくFR はすべて7 速AT に集約されるだろう。
FF ではエンジンの特性も低回転寄りにシフトさせており、CVT とのマッチングを狙ったチューニングとなっている。

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