できるだけ長く、大切に。

天然生活 2009年1月号 発売日: 2008/11/20

Original

「お直し」。繕いもののことを、吉村さんはそういいます。
私は専門の手づくり作家ではないので、つくるものも身のまわりのものばかり。
だから、お直しするときも本当に簡単に、楽しんでやっているだけなんです」
決まりはない、技術もいらない、ただ、楽しんで。
吉村さんは、その言葉どおり楽しそうに作業を続けていきます。
とっておきの「お直し」と見せてくれたのは、グレーの帆布素材のオリジナルエプロン、占村さんをはじめ、スタッフがいつも身に着けているものです。
手に取ると、驚くほど柔らかく、くったりと手になじみます。
何度も使って、洗って、を繰り返し、繕いを施された時間と手間の賜物です。
「何代ものスタッフが使っているものなんです。ひもやポケットなど、同じようなところがすれてくるので、どうしても力が入るんでしょうね」
なるほど、縫い合わせた中央部分やひものところどころ、ポケットの縫い口など、裏面にはぎれをあててLにからミシンでたたく、または、ぐし縫いをするという繕いがなされています。

少しずつ形を変えつつも、オープン当初からあるというエプロン。
形は胸あて付きとハーフェプロンなど4種。素材は帆布と麻の2種。
ざっくりとした質感の帆布は、白、黒、紺、グレー、赤、青、生成の7色展開。
パキッとした色がとても美しい。左下のグレーのものが、右写真の新しいもの、ハーフエプロン(ロング)5、000円

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