藤田ゆみさんの「ふだんの器」

天然生活 2009年1月号 発売日: 2008/11/20

Original

割れない器。 
子ども用の木のプレート

「大切に扱わないと、お皿は割れるものだと教えたいのですが、子どもが増えると、どうしても割れがち。でも、プラスチックじゃ味気ない。それで、ぬくもりのある木のプレートを選びました」。
木は手入れが大変かと思いきや、藤田さんは揚げものでも何でもどんどんのせて、毎日使う。
マグやさじは作家のもの。
手彫りの素朴さが料理を引き立てます。

“スローな子どもとの暮らし”をテーマに、幅広い活動をしている藤田ゆみさん。プライベートでは二児+おなかの赤ちゃんのママでもあります。
子どもがいるとどうしても、ものは増える一方ですが、そのへんはストイックになりすぎないよう柔軟に構えているとか。
「子どもがいないと自分の趣味で統一できますが、子どもがいたらそうもいかない。おもちゃも欲しがりますしね。だから、基本の方針はありつつ、絶対こうでなくちゃだめ、という押しつけはしないいつか、ものは人事に長く使おうということなどが、親の様子からなんとなくでも伝わればいいなと気長に考えています」
逆に、子どものおかけで、もののよさを吋発見することもあるそう。そのひとつが、デュラレックスのグラスです。
「子どもの通う保育園で使っていて、久しぶりの再会にうれしくなりました。サイズも豊富で、O歳、3歳、それぞれに合う人きさがある。安くて丈夫で長持ち。子どもが人きくなったらカクテルやワインを入れたっていい。定番品のよさを、あらためて実感しました」
食器は、普段用・もてなし用の区別がありません。銘々皿代わりのプレートは、割れなくて、持ちやすいものが基本。
カトラリーひとつも、温かみのある素材、飽きのこないデザインです。
「子どものときだけ使うのではもったいないから、子ども専用のものは買いません。大きくなっても小鉢として使えたりするものがいいですね。大きくなったとき、あ、こんな小さいの使ってたんだって思い出すのもきっと楽しいだろうなって。長く使うものには必ず想い出がついてきますから」

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