週刊誌からの情報収集が人生をおもろくする!「週刊ダイヤモンド」編集長などを歴任し、雑誌業界の酸いも甘いもかみわけたベテラン編集者、松室哲生が毎週発売される週刊経済誌の中からおもろい読みどころを厳選しお届け!

1414 松室哲生

株式会社ブイネット・ジャパン代表取締役
財団法人知的資産活用センター副理事長
元ダイヤモンド代表取締役… ≫続き

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伝説のソニー凋落

Original

ずいぶん昔の話ですが、1995年(今から17年前)、私が『週刊ダイヤモンド』の編集長のときに「ソニーVS.松下」という大特集を組んだことがあります。どちらも輝きを失っているときで、その実力と今後を比較したわけです。ところがその後、ソニーはITに大幅に舵を取り、一時輝きを取り戻しました。しかし、それは一時の話で現在は将来展望が開けない状況が続いています。そんな状況を『週刊ダイヤモンド』が特集しました。なかなか読ませる特集で、今週の一押しはこれです。
また、『エコノミスト』はBRICsに続く成長国を4つ挙げ、その可能性を分析しています、インドネシア、ベトナム、メキシコ、トルコがその4つです。
『日経ビジネス』はまだ大きな波がくるのは先だろうと思われている「EV(電気自動車)」を特集しました。先取り感があっていいですね。大手もベンチャーも、自動車業界も非自動車業界も交えての大攻防戦です。
そして『週刊東洋経済』は今国会で議論される消費税増税を踏まえた「増税時代」を特集しました。増税で私たちの暮らしはどう変わるのか、これも一読の価値ありということで、今週は各誌充実していて粒ぞろいですね。

第1位
■ 週刊ダイヤモンド■ <<< 「さよならアップル」にはならないで


アップルがデジタル機器の市場を独走し、それをサムソンが追いかけるという構図のなかで、ついに名前も出てこなくなったのがソニーである。寂しい限りだが、そんな状況を『週刊ダイヤモンド』が特集に取り上げた、タイトルが鮮烈で「さよなら 伝説のソニー」。副題がまた悲しくて<なぜアップルになれなかったのか>である。クスン。
何を隠そう、かつての私は同じ家電製品を買うなら多少高くてもソニー製品を選んでいた。デザインも好きなものが多かったし、趣味性の高い雰囲気が男のマニア心をくすぐっていたのだ。また同時にアップル信者でもあった。こちらは現在進行形だ。そんな知人が周囲に結構いる。

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