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備中山間の古き町並みをたどる
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ベンガラ色の町並みと吹屋往還吹屋は江戸時代から明治にかけて銅山町として栄え、その副産物として船舶や建物の防蝕、防錆材や伊万里、九谷焼の色付け材として使われた赤色顔料"ベンガラ"の産地として全にその名が知れ渡った。中国地方で生産された砂鉄や薪炭も吹屋に集散されたため、それに伴って商家や飲食店が建ち並び、多くの人馬が行き交ったといわれる。一直線に伸びた町並みは石州瓦やベンガラ格子、漆喰が雨に濡れ一段と光ってい…
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天空の城 ラピュタ
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陣馬形山を訪ねて ここ数年、好天に恵まれていたこの時期のツーリングだったが、今回だけは週間予報では雨。東京から始発の〝あずさ〟に乗り込み、普通列車に乗り換えてJR飯田線駒ヶ根駅に着くまでは陽も出ていたため、 「もしかして・・・・・・!」と都合のいい方の考えていただけに口惜しい。 私を含めた2名はランドナー、女史を含む他の3名はマッドガードのないロード。背中が真っ黒になるゾ、と脅してみたものの皆ニコニコして雨など気…
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たそがれの中の北アルプス
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「この建物か。200年以上は経っとるで。このくらいの古いのは、ここらに6軒ばいしかな。わしらも2、3年したら民宿やめて、子供のおる長野市へ出るやろうな」 他人事のように爺さんがつぶやいた。婆さんの方は相変わらず遠慮気味の風情だったけど、少し寂しげに爺さんにチラッと目をやった。 鬼無里(きなさ)、西京の民宿の客は自分ひとりで、ガランとしがちな食堂だけれど、何故か、主(あるじ)とその奥さんと3人で並んで夕餉を取ってい…
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