こころのオアシス 関連記事

健学社 ココロノオアシス

時をかみしめて

時は黄かね金なり 一期一会というと人と人との「出会い」と「別れ」が思い浮かんでくる。そして、「いま」という「時」の流れとの「出会い」と「別れ」も一期一会であることを忘れてはならない。 よく「年々歳々」という言葉が使われたりするが、それはマンネリという意味ではなく「時」は確実に昨年は今年ではなく、今年は昨年ではないということではないだろうか。それぞれ人はその「時」のおもむきに「出会い」そして「別れ」の一… >>続き こころのオアシス 2011/07/20発売号 (Vol.9 NO.102)

親になった日を思い起こす

■子は親を肯定してこそ自分を肯定できる「子は親を選べない」と言われたりするが「親も子を選べない」のである。その意味でも親と子の“誕生”は授かりであり、ふしぎな“一期一会”の出会いである。そしてすべての子には父がいて、母がいる。父が他の人だったら「子」として自分はこの世に誕生していない。母につけても同様である。まさに揺るぎない縁えにしである。それだけに子は親を肯定できないと自分の… >>続き こころのオアシス 2011/07/20発売号 (Vol.9 NO.102)

規則正しい生活習慣で心身を健康に

規則正しい生活習慣で心身を健康に 規則正しい生活習慣の必要性 文部科学省の平成22 年度学校保健統計調査によりますと、中学生と高校生の「肥満傾向」および「やせ傾向」の割合は以下に示すとおりです。肥満傾向の中学・高校生は、男子で約1 割前後、女子で8~9% 程度いることがわかります。また、やせすぎを懸念される中学・高校生は、男子で2% 前後、女子で2~4% 程度います。この結果は、摂食障害が一部の子どもだけの問題ではなく、思春期の子どもの一般的な問… >>続き こころのオアシス Vol.9 NO.101 2011/06/20

声変わりで悩んでいる子

〈声変わりのメカニズム〉 のどには声帯とよばれる器官があります。音が出るのは、肺から息を吐く際、声帯を震わせ、口や鼻で共鳴させるからです。思春期に入り、性ホルモンの分泌が盛んになりますと、子どもの声帯から大人の声帯へと変化します。変化に際しては、まず声帯に一過性の「むくみ(浮腫)」が生じ、その後、この「むくみ」は結合組織の増殖によって長くなります。声帯の変化は男女のいずれにも起こりますが、男子の声帯は女子… >>続き こころのオアシス Vol.9 NO.100

睡眠中に突然起き上がって歩き回る子

アルプスの少女ハイジが山を下りてクララと一緒に暮らすようになって以降、眠っているのに歩き回ってしまうシーンがあります。しかし、本人は、翌日、まったく覚えていません。このような症状は、子どもには珍しいことではありません。しかし、キャンプなど自宅以外で眠る場合には、事故を起こしてしまう危険性をはらんでいます。このような症状を示す子どもへ指導法を検討してみましょう。〈睡眠時遊行症とは?〉 睡眠時遊行症という言葉をお聞… >>続き こころのオアシス No.98

“ドタキャン”してしまう子どもの心

“ドタキャン”してしまう子どもの心 楽しみにしていた約束がさまざまな事情でかなわなくなったときの失望感を抱かずに生きてきた人はいないでしょう。現実は思うままにならないことが少なくないからです。 「次の日曜日に動物園へ行こうね」と約束したのに、当日の朝になって「体調が悪いから」と言われても、「それなら仕方ないよね」と諦めるには時間がかかります。。 しかし、「約束したのに」とやり切れなさを訴えるほど、「仕方ないじゃないか。体調が悪くなっ… >>続き こころのオアシス No.98

心に大きなショックを受ける体験をした子

 東日本大震災では、被災した多数の子どもたちが心身ともに傷ついています。しかし、傷ついているのは被災した子どもたちだけではありません。惨劇をテレビ映像で見た子どもたちもショックを受け、精神的問題を引き起こしてしまう可能性があります。地震や津波に限りませんが、何らかの災害・事故・犯罪などで精神的ショックを受けた子どもたちに、どう対応したらいいのか考えてみましょう。 〈解離〉 思いがけないことが自分自身に起きた… >>続き こころのオアシス No,99

生活リズムと笑い

■生活リズムのチェックシート「深夜までインターネットやゲームに熱中してしまい、朝、起きられない」「間食を食べすぎておなかがすかず、食事をとる時間が不規則になってしまう」といったように、生活習慣が乱れがちになっている子どもは少なくありません。このように生活習慣が整わない子どもは生活リズムを崩し、健康を維持することが困難となります。これは生活習慣が不規則になることで、睡眠や運動・栄養の不足、疲労の蓄積、ストレスなどによる免疫… >>続き こころのオアシス No.95

付き合うなら“得”する友だちがいいと思う子どもの心

付き合うなら“得”する友だちがいいと思う子どもの心 人は家族以外に所属、帰属する集団、“居場所”を求めずにはいられません。子どもたちにとっては学校、クラス、部活、そして友だちという人間関係です。 それらは自分という存在を“保証”してくれるからです。「○○中学校の生徒だ」、「バスケ部で頑張っている」、「あの子がいてくれるから大丈夫」という自負やプライドは、心もとない自分の後ろ盾になってくれます。カウンセリングでいう“補助自我”です。 … >>続き こころのオアシス No.95

人の話にちゃちゃを入れる子どもの心

人の話にちゃちゃを入れる子どもの心 自分の気持ちを言葉にするのが、照れくさく思えることがあります。そんなとき、人は話をそらしたり、聞いているのに「え?何が?」とタイミングをあえて外したりします。 それは、現実に直面することに不安を感じているからです。ドキドキ、ハラハラしながら、ぐずぐずしている自分を持て余しているのです。 しかし、照れも過ぎると、向き合う相手の「話そう」と思う心をなえさせてしまいかねません。 その振る舞いが、ふざけていたり、人を… >>続き こころのオアシス No.93

「まばたき」や「肩上げ」などを頻繁にくり返す子

「まばたきをする」「顔をしかめる」「口を曲げる」といった動作を頻繁にくり返す子どもはいませんか。一見すると落ち着きのない子どものように感じるかもしれませんが、チック症に由来する症状かもしれません。チック症とはどのようなものなのか、またチック症に対して養護教諭はどう対応すればいいのか考えてみましょう。〈チック症とは〉 チック症とは、とくに目的があるわけではないのに、からだの一部(構音器官を含む)が本人の意思とは無関… >>続き こころのオアシス No.93

お母さんとの関係の改善はあなたの手で

母親は私の話を聞いてくれない子ども質問コーナー 私の家には、あったかい会話がありません。両親は離婚していて、私は一人っ子なので、家では母親とずっと二人っきりです。その母親は月に1回「ミーティングしよう」と言って、「学校はどうなの?」とか「楽しいことは何?」などと、1時間くらい問いただすように聞いてきます。しょうがないから、それに答えるのですが、話をしても「もっとこうしたら?」と、聞いてもいないアドバイスをして… >>続き こころのオアシス NO.92

心を空洞にして生きてきた子どもの心

心を空洞にして生きてきた子どもの心 いくら目の前に向き合おうとしてくれる人がいても、目を閉じたままではその存在に気づくことはできません。また、自分に都合のいいところなど一部分しか見ていなければ、相手の心のあり様を思い込んだり、決めつけたりしてしまいます。人と向き合いたい、つながりたいと願っているのに、一方で素直に手を伸ばすことに躊躇してしまうような心を人は抱えることがあります。それは、人と向き合うということは、自分の気持ちと向き合う… >>続き こころのオアシス NO.92

病気のふりをする子

病気のふりをする子 〈仮病の種類〉 一口に仮病といっても、それほど心配のない「通常の仮病」から、詐病や虚偽性障害と診断されるものまでさまざまです。まずは各症状を説明することにします。 最初に通常の仮病です。通常の仮病とは、「人にかまってもらいたい」など注意を引こうとしたり、「今日は学校で嫌なことがあるので休みたい」など嫌なことを避けようとしたりするために、病気の症状をちょっと大げさに言う場合です。この種の仮病を使ったこ… >>続き こころのオアシス NO.92

原因がわからない「痛み」を訴え続ける子

原因がわからない「痛み」を訴え続ける子 〈疼痛性障害〉(とうつうせいしょうがい)内科や外科などの医療機関で「痛み」の原因をいくら検査しても異常が見いだせないのに、子どもが「痛み」を訴え続けるようですと、疼痛性障害の可能性があります。疼痛性障害の疼痛とは「痛み」のことで、心の中の不安や緊張、ストレスがからだに「痛み」として出現してしまう症状を指しています。ストレスや不安、葛藤が身体のさまざまな症状となって出現することを身体表現性障害といいますが、… >>続き こころのオアシス NO.92

トイレ掃除の教育的・心理的効果

トイレ掃除の教育的・心理的効果 学校でトイレ清掃が取り入れられるようになった背景「これまで子どもたちにトイレ清掃はさせなかったが、今はさせている」という学校が、近年、増加していることをご存じでしょうか。子どもたちがトイレ掃除をしている学校の先生方にとっては、子どもがしていない学校があることに驚かれるかもしれません。逆に、子どもたちがトイレ清掃をしていなかった地域の先生方にとっては、「子どもがトイレを清掃している学校がある」ということにビックリして… >>続き こころのオアシス NO.91

授業中や会話中に突然、数分間、眠ってしまう子

授業中や会話中に突然、数分間、眠ってしまう子 〈眠気の強さの評定〉日常生活で感じる眠気の強さを評価する信頼性の高いテストとして、「エップワース眠気尺度」があります。子どもには、以下の場面で眠ってしまうことがあるかどうか尋ねてください。「まったくない」場合には0点、「たまにある」場合には1点、「よくある」場合には2点、「いつもある」場合には3点として自己評定させます。1.座って本を読んでいるとき2.テレビを見ているとき3.映画館や会議など、人が大勢いる場… >>続き こころのオアシス NO.91

相手を茶化すような言い方をする子どもの心

相手を茶化すような言い方をする子どもの心 「出会えてよかった」と素直に思える人間関係に身を置いてこそ、人は自分自身を受け入れられるようになります。お互いに向き合い紡いできたかかわりそのものが、自分自身が確かに生きてきた証であるからです。 だから、人が自分自身のあり様におごることも、卑下することもなく「この自分で生きてきた」と素直になることは、つながっている人やその人間関係までも含めて受け入れていることでもあります。人は人とのつながりなしに… >>続き こころのオアシス NO.91

人の気持ちを決めつけてしまう子どもの心

人の気持ちを決めつけてしまう子どもの心 人は人とかかわりを持たないと、自分自身を見失っていきます。喜びも悲しみも、それらの気持ちは自分が身を置く人間関係から生まれてくるものだからです。 その気づきはお互いにわかり合おうと向き合う営みの中でこそ実感できるものです。自分でも持て余してしまう気持ちも人とつながっていてこそ、いつか収まりどころを見いだすことができるでしょう。 許せないと思った相手を「いろいろあったんだ。仕方ない」と許すことは、自分… >>続き こころのオアシス NO.90

夜泣きをしたり、睡眠中に突然叫び出したりする子

夜泣きをしたり、睡眠中に突然叫び出したりする子 〈レム睡眠とノンレム睡眠〉 睡眠には浅い眠りのレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠があります。入眠しますと、まずノンレム睡眠があらわれ、次に浅い眠りのレム睡眠へと移行していきます。このノンレム睡眠とレム睡眠から構成される睡眠時間は約90分ですが、人間の場合、このような90分で1セットとなった睡眠周期を4~5回くり返すのが一般的です。 ノンレム睡眠は脳が眠っている状態であると考えられています。入眠直後に出現し、眠りが深くなるにつれて呼吸回… >>続き こころのオアシス NO.90