小学校から高校までを対象とした専門情報誌。子ども達が生涯にわたり、健康で安全な生活が送れるよう「実践的な健康教育」を発信。

心とからだの健康

新着記事

体調を崩したときの食べ物

体調を崩したときの食べ物 先日、ある小学校で食育の研究授業を見せていただきました。総合的な学習の時間を使った6年生の授業で「体験する」にあたる調理実習でした。地場産の野菜や自粉(小麦粉)を使って「すいとん」を作りました。自分たちが栽培した大根の葉っぱなど、野菜がたくさん入った鍋に練った粉をスプーンで落としていくときの子どもたちの顔は真剣で、うれしそうでした。その後の試食では、野菜が苦手な子どもでもきれいに平らげていました。みん… >>続き 心とからだの健康 No.142

性の健康教育、今何が求められているか

筆者らが、厚生労働科学研究の一環として実施している「男女の生活と意識に関する調査」(2002、2004、2006、2008)の中で、①男女の心とからだの違い、②二次性徴(発毛・声変わり・乳房のふくらみ)、月経、射精などのからだのしくみ、③受精、妊娠、出産、誕生のしくみ、④セックス(性交渉)、⑤避妊法、⑥人工妊娠中絶、⑦エイズとその予防、⑧エイズ以外の性感染症とその予防、⑨コンドームの使い方、⑩多様な性のあり方(同性愛、性的指… >>続き 心とからだの健康 2010/06/15発売号 (No,149)

月経と上手に付き合う

月経と上手に付き合う 精神不安などを特徴とする月経前症状、月経痛、予定外の出血など、女性たちがどれほど月経に悩まされているかは、男性には到底理解できません。月経に伴うトラブルが女性の就労に及ぼす影響について調査した平成12 年度厚生科学研究(班長武谷雄二東京大学教授)では、月経痛のために仕事ができなくなる労働損失、診断や治療に要する経費などを換算すると年間1 兆円に相当するとの結果が出ています。 月経と上手に付き合うことができ… >>続き 心とからだの健康 2010/10/15発売号 (Vol.14 NO.153)

かかわるということ

かかわるということ 秋は、何かと行事が多いですね。しかし、人間関係が苦手な子どもにとってかかわりの多い行事は、とても苦痛なもののようです。「文化祭なんて大嫌い。話し合いも準備もうっとうしい」「学校生活で一番楽なのは試験の日だけ」と言った少女がいました。勉強より行事が楽しい私にとっての気づきの言葉でした。みんなで、ワイワイガヤガヤと準備し実行することは、同じ時間を共有し、多少の葛藤やトラブルがあっても、同じ達成感を感じることで… >>続き 心とからだの健康 2010/10/15発売号 (Vol.14 NO.153)

子宮頸がん予防ワクチンの接種を

子宮頸がん予防ワクチンの接種を 「修道院の修道女は子宮頸がんにならない」。この事実が子宮頸がん予防研究の発端になったといいます。修道女は性交経験がないという前提での話ですが、性交経験がなければ子宮頸がんにならないとしたら、子宮頸がんとは性行為に伴う感染症に違いないと専門家は考えたわけです。そこで、子宮頸がんの組織を詳細に調べてみると、HPV(ヒトパピローマウイルス)の存在が明らかになりました。その後、予防ワクチンの開発が一挙に進み、日本でも2009… >>続き 心とからだの健康 2010/04/15発売号