創 関連記事
聴覚障害の女性がプロボクサーになるまで(2/2)
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◆◆ボクシングのこと 出版のこと 小笠原恵子◆◆ 『負けないで』が発行されて、すぐ3戦目を迎えました。自伝書籍が出て凄く嬉しかったけれど、その時は8kg減量していて苦しんでいました。お腹がすき過ぎて思考力も下がり感情も薄れていました。食べたいことしか考えていられませんでした。 結局、試合は負けてしまいました。初めて負けて激しく落ち込みました。家で休んでいると、次々と携帯電話にメールが届いてきました。それ…
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聴覚障害の女性がプロボクサーになるまで(1/2)
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危険の伴うボクシングを女性が行うというだけでも驚きなのに、それが聴覚障害者だとなればなおさらだ。日本初の聴覚障害女性プロボクサーのつづった本をめぐる反響とは……◆日本で初の聴覚障害の女性プロボクサー◆ 聴覚障害の女性プロボクサー小笠原恵子さんの本を企画したのは震災前、2月のことだった。最初はカメラマンの杉博文さんから本誌の企画として持ち込まれたのだが、考えた末に単行本にしようと考えた。女性のプロボクサーとい…
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狂気と隣り合せの作家 見沢知廉を描いた映画3/3
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文学者であると同時に 革命家もめざした【大浦】そこは不思議な運命の分かれ道だよね。結果としては、若くして亡くなったけど、あの事件が、見沢さんの後半の人生を決めたことは確かでしょう。 【雨宮】仮に8年くらいで出てきていたら、いまもまだ生きていたかもしれないですよね。作家ではなかったかもしれないけど。でも、見沢さんは、早死にしても文学をやりたかったのでしょう。 【鈴木】彼が三島賞を狙っていた時、僕は、…
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狂気と隣り合せの作家 見沢知廉を描いた映画2/3
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「革命家になれ」と いきなり言われた――雨宮さんは見沢さんとの出会いが、作家になるきっかけだったわけですね。 【雨宮】私は、見沢さんの読者だったんです。ロフトプラスワンのイベントで、私が21歳くらいの時に知り合いました。見沢さんが、ちょうど「囚人狂時代」を出した直後くらいです。それで、見沢さんに、自分が生きづらいとか、リストカットをしているというような話をしたら、いきなり「お前は革命家になるしかない」と言われて、右…
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狂気と隣り合せの作家 見沢知廉を描いた映画1/3
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05年に自殺した作家・見沢知廉さんを描いた映画がこの10月、公開される。左翼から右翼への転身、殺人で12年間の獄中生活。狂気と文学の境界をさまよった見沢さんについて関係者が語った。 大浦信行[映画監督]鈴木邦男[一水会顧問]雨宮処凛[作家] 本誌にも連載を執筆し親交のあった作家・見沢知廉さんが2005年に自殺して6年がたった。最初は新左翼のブント戦旗派、そして新右翼へと転身し一水会へ、82年に仲間を公安のスパイでは…
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田代まさしさんの薬物裁判をめぐる経過報告 篠田博之(本誌編集長)No.2
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◆薬物使用には Aさん自身の動機も◆ 田代さんが再び薬物に深入りしていくのには、このAさんの存在が大きいのだが、長年のファンだった彼女は、田代さんのためにという思いのほかに、もうひとつ自分なりの動機もあったことを自らの裁判で明らかにしている。昨年12月9日の自らの第1回公判で、「どうして違法薬物に手を出したのか」という弁護人の質問にこう答えたのだ。 「当時、仕事のストレスやプレッシャーを感じていました。(本業の…
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田代まさしさんの薬物裁判をめぐる経過報告 篠田博之(本誌編集長)No.1
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◆田代まさしさんに懲役3年半の実刑判決◆ 7月1日、横浜地裁で田代まさしさんに判決が出された後、帰りの電車で五十嵐利之久弁護士と一緒になった。五十嵐弁護士は、田代さんの前回2004年の逮捕事件でも弁護人を務めており、その法廷では私が情状証人になったこともあって、何となく“戦友”という感じがしていた。昨年9月の逮捕直後から、何度も横浜へ足を運んで田代さんに接見を行うなど、弁護人としてよくやってく…
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中国映画「南京!南京!」の上映をめぐる懸案 No.2
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◆作品としての評価は高い「南京!南京!」◆ 一方の「南京!南京!」は、実は日本では正式に配給会社が名乗り出、2010年3月公開予定で試写会日程まで決まっていたのに、それが棚上げになっている。その詳しい事情に触れる前に、これがどういう映画か説明しておこう。映画ジャーナリストとしてこの映画を評価している中山治美さんに話を聞いた。 中山さんは、2004年の東京国際映画祭で陸川監督の前作「ココシリ」が審査員特別賞…
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中国映画「南京!南京!」の上映をめぐる懸案
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この10年ほど、南京虐殺事件をテーマにした映画や出版物が上映中止や出版中止になるケースが多い。その中で8月21日、映画「南京!南京!」を自主上映しようという動きが・・・・・・ ◆映画「南京!南京!」を8月21日に自主上映◆ 中国映画「南京!南京!」の上映会の話を聞いたのは、7月6日、阿佐ヶ谷ロフトAでの、鈴木邦男さんの『新・言論の覚悟』出版記念トークイベントでのことだった。この本には、映画「靖国」や「ザ・コーヴ」などの上…
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震災・原発とマスメディア
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7月19日、台風にも関わらず四谷区民ホールには300人以上の人たちがつめかけた。本誌主催のシンポジウム「原発とマスメディア」が開催されたのだ。 18時45分から始まったシンポは、第1部がまず鎌田慧さん(ジャーナリスト)と河合弘之弁護士(浜松原発差止訴訟弁護団長)の対論(当初予定していた森達也さんの講演は、森さんの身内の不幸があって中止になった)。本誌前号で紹介したように河合弁護士らはこの秋、全国で一斉に原発差止訴訟を起こそ…
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日石・土田爆弾事件 40年目の真相 中島 修(1/2)
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●はじめに…………………………編集部
冤罪事件が明らかになるたびに、我々は、警察や検察というものが一般に思われている以上に杜撰で危険な存在だと認識することになる。特に公安警察によるフレームアップ(でっち上げ)事件となると、真相がほとんど闇に葬られてしまうだけに始末が悪い。そうした事件として、左翼や市民運動家の間でいまだに語り継がれているのが土田…
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日石・土田爆弾事件 40年目の真相 中島 修(2/2)
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◆もし逮捕されれば組織は壊滅していたかも◆
――戦旗派はどうして爆弾闘争を始めたのですか。
【中島】60年代後半の全共闘運動は69年の東大安田講堂事件を頂点に、制圧されていくのですが、赤軍派を始め一部の党派は殺傷力の大きい武器を持つことで、限界を突破しようという動きに出て爆弾闘争へとエスカレートしました。
戦旗派リーダーの日向も、そういう方向をめざしたのです。彼は左翼内で「右派」と呼ばれたのをひど…
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日石・土田爆弾事件 40年目の真相 中島 修(1/2)
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●はじめに…………………………編集部
冤罪事件が明らかになるたびに、我々は、警察や検察というものが一般に思われている以上に杜撰で危険な存在だと認識することになる。特に公安警察によるフレームアップ(でっち上げ)事件となると、真相がほとんど闇に葬られてしまうだけに始末が悪い。 そうした事件として、左翼や市民運動家の間でいまだに語り継がれているのが…
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40年以上にわたった布川事件冤罪を晴らす闘い(4/4)
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※5月22日(日)緊急シンポジウム「原発報道を考える~メディアは真実を伝えているのか」にて、特別アピール「布川冤罪事件間もなく再審判決!冤罪被害者の訴え」杉山卓男・他が行われます。 原発報道シンポジウムの途中ないし最後に、5月24日に予定されている布川事件判決について、40年以上も無実を晴らす闘いを続けている被害者から特別アピールがあります。24日の判決は、3月に予定されていたものが震災で延期されたものです。
<続き>
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40年以上にわたった布川事件冤罪を晴らす闘い(3/4)
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※5月22日(日)緊急シンポジウム「原発報道を考える~メディアは真実を伝えているのか」にて、特別アピール「布川冤罪事件間もなく再審判決!冤罪被害者の訴え」杉山卓男・他が行われます。 原発報道シンポジウムの途中ないし最後に、5月24日に予定されている布川事件判決について、40年以上も無実を晴らす闘いを続けている被害者から特別アピールがあります。24日の判決は、3月に予定されていたものが震災で延期されたものです。
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40年以上にわたった布川事件冤罪を晴らす闘い(2/4)
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※5月22日(日)緊急シンポジウム「原発報道を考える~メディアは真実を伝えているのか」にて、特別アピール「布川冤罪事件間もなく再審判決!冤罪被害者の訴え」杉山卓男・他が行われます。 原発報道シンポジウムの途中ないし最後に、5月24日に予定されている布川事件判決について、40年以上も無実を晴らす闘いを続けている被害者から特別アピールがあります。24日の判決は、3月に予定されていたものが震災で延期されたものです。
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40年以上にわたった布川事件冤罪を晴らす闘い(1/4)
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1967年に起きた強盗殺人事件で無期懲役が確定しながら、一貫して冤罪を訴え、再審請求を行ってきた杉山さんと桜井さん。その40年以上にも及ぶ長い闘いを、当事者と一緒に振り返る。
杉山卓男桜井昌司井手洋子(監督)
◆5月24日、布川事件の再審公判の判決が、水戸地裁で言い渡される。茨城県利根町布川で、1967年夏に起きた強盗殺人事件の容疑者として逮捕された杉山卓男さん(64/当時20)と桜井昌司さん(同)は、取…
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今、大事なのは事実と向き合うことだ 吉岡 忍×金平茂紀 (3)
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◆この機に乗じて政治的発言をする人たちも◆
【金平】僕は善意を疑おうとは思いません。でも、客観的に見ると自分は安全なところにいる。美談とか、表面的に美しい言葉に逃げ込みたい、被災者と自分を無意識のうちに分離したいということがあるのかもしれません。
阪神大震災の時も、南三陸町でも、黙々と身体を動かしていた人を見ました。黙々と動いている彼らの重みが、逆に言葉の軽さを浮き上がらせてしまうのではないでし…
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今、大事なのは事実と向き合うことだ 吉岡 忍×金平茂紀 (2)
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◆あまりに巨大な出来事にメディアは対応不能に◆
【金平】メディアの話に戻すと、あまりにもすごい現象が一気に起きて、メディアが即時対応できたかという問題がこれから徐々に検証されていくと思います。
僕はこれだけの大きな出来事が一度に起きるという現象をみたことがありませんでした。これに匹敵するのは戦争ぐらいでしょう。
【吉岡】戦争……。
【金平】もちろん戦争は人為的で、災害は自然で、全く性格が違い…
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今、大事なのは事実と向き合うことだ 吉岡 忍×金平茂紀 (1)
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吉岡 忍●48年生まれ。『墜落の夏』『M/世界の憂鬱な先端』など多くのノンフィクション作品を発表。日本ペンクラブ常務理事。BPO放送倫理検証委員会委員長代行も務める。
金平茂紀●53年生まれ。77年TBS入社。94~02年「NEWS23」担当デスク。04年ボーン上田賞受賞。05年報道局長。08年アメリカ総局長。10年帰国して「報道特集」キャスターに。
◆被災現場で目にした驚くべき光景◆
【吉岡】僕は今回、東北道ではなくて、新潟・山形・仙台を経由して石…
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