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本の雑誌社 ホンノザッシ

615万部のロングセラー本"を特集の『MOE』最新号が発売中

615万部のロングセラー本"を特集の『MOE』最新号が発売中  ロングセラー商品には、信頼と実績に裏付けされた魅力があります。本の場合もそれは同じ。時代を映すかがみであるベストセラー本に対して、ロングセラー本は何世代にもわたって語り継がれ、書店の定位置に並べられています。  615万部の大ロングセラー本があるのを知っていますか? それは松谷みよ子作の『ちいさいモモちゃん』シリーズ。1964年に1作目が誕生してから約30年をかけて完結し、今なおファンの多い児童文学作品です。絵本とキャラクターを扱う雑誌『… >>続き 本の雑誌 2011年10月10日発売号

サンデル教授のような授業は例外? 米国のエリート大学の本当の姿

サンデル教授のような授業は例外? 米国のエリート大学の本当の姿  東日本大震災をきっかけに、私たち日本人が目の当たりにしたことが二つありました。一つ目は、失意のどん底でも取り乱さない被災者や、寝食を忘れて災害救助に励む自衛隊員たちの存在。彼らの姿は世界中で賞賛されました。 二つ目は、危機に右往左往する総理大臣、肝心なところで病床に伏せる東京電力社長をはじめとする、日本のリーダーたちの醜態。彼らの姿は、世界中で嘲笑されたと言います。 現場の優秀さ、勇敢さが際立つほ… >>続き 本の雑誌 2011/7/10発売号

帰ってきた炎の営業日誌

文 杉江由次 朝、埼玉スタジアムに前日抽選が始まるまで、携帯椅子に座って9月刊予定の『下町酒場ぶらりぶらり』大竹聡著のゲラを読む。営業も編集もどこでも仕事ができるのがいいところ。しかし朝、6時から無性に酒が飲みたくなるのは問題だ。 その勢いをかりて、文庫化された『せんべろ探偵が行く』中島らも+小森純(集英社文庫)を読む。らもさんとその周りのひとたちが、安くて気持ちいい酒場を探して歩く対談エッセイ集だが、そ… >>続き 本の雑誌 2011/7/10発売号

作家の読書道 窪美澄さん

作家の読書道 窪美澄さん 第116回:窪美澄さん初の単行本である『ふがいない僕は空を見た』が刊行当時から多くの人から絶賛され、今年は今年本屋大賞2位、さらには山本周五郎賞を受賞という快挙を達成した窪美澄さん。新人とは思えない熟成された文章、そして冷静だけれども温かみのある世界に対するまなざしは、どのように培われてきたのか。影響を与えられた本、小説を書くことを後押ししてくれた大切な本とは? その1「子供向けの聖書で物語の楽しさを… >>続き 本の雑誌 2011/7/10発売号

今こそ、「名言」「格言」から学ぶべき時代?

今こそ、「名言」「格言」から学ぶべき時代?  2009年6月に刊行されて以来、2年の間に11刷りまで増版を重ねている書籍『名言力』(ソフトバンククリエイティブ)。「人生を変えるためのすごい言葉」を集めた本書の著者・大山くまお氏は、私たちの仕事についての悩みが一昔前と現在では違ってきていると話します。  「一昔前の仕事についての悩みとは、出世できない、上司や同僚とうまくやっていけない、部下が言うことを聞いてくれない......などといったものでした。しかし、それはほ… >>続き 本の雑誌 2011/7/10発売号

後白河法皇と源義経

後白河法皇と源義経  後白河法皇編纂『梁塵秘抄』(川村湊訳/光文社古典新訳文庫)という本がある。そのまえがきにこうある。 『梁塵秘抄』は日本の中世期、十一世紀後半から十二世紀にかけて、京の都を中心に流行した「今様」という歌謡の歌詞を集めたものです。編纂者は後白河法皇で、当時の社会の下層民だった遊女や傀儡子などの芸能民が専らとした芸能を、天皇としては退位したものの事実上の政治力を保持し、権謀術数に長けていたといわれる法… >>続き 本の雑誌 2011/7/10発売号

『日本のセックス』樋口毅宏

『日本のセックス』樋口毅宏 樋口毅宏作品が好きだ。最近もっともハマった人だ...。なので、今回は「日本のセックス」。 まずはタイトルに圧倒される。だって「日本の」って...。気持ちいいほどに潔い"代表"っぷり。まるでテキストのよう。そのまま宇宙に飛ばして「ニッポン」を喧伝してきてほしい。声 高に。ジャパニーズカーマスートラかも知れないと思いながら(思わなかったが)、勢いで購入。そして一気読み。あの『民宿雪国』『雑司ヶ谷』シリーズの樋 口さんの本だもの、期待値が半端… >>続き 本の雑誌 2011/7/10発売号

「本について考える雑誌について考える」イベント開催!

「本について考える雑誌について考える」イベント開催! 文=杉江松恋  すでに「イベント&フェア情報」のコーナーにも告知を打っていただいているが、7月20日(水)にBookJapan主催のトークイベントを実施する。第1回は豊﨑由美『ニッポンの書評』(光文社新書)刊行記念として、「書評について考える」ことをテーマにしたが、第2回の今回は「本について考える雑誌について考える」イベントにしてみたい。題して「創刊35周年をうっかりスルーして3ヶ月。これからの『本の雑誌』は一体どういう感じか? 二代目編… >>続き 本の雑誌 2011/7/10発売号

理科の匂いのする作品集〜『はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか』

文=東えりか 今、熟年の女性作家の勢いが凄い。小池真理子、桐野夏生、林真理子、宮部みゆき、乃南アサ、柴田よしき、諸田玲子、宇江佐真理などなど、実力 派作家が鎬を削る。彼女たちは、東京オリンピックの華やかさを体験し、高度成長期を目の当たりにした人たちだ。二一世紀の日本はすばらしい国になっている はず。未来への希望でいっぱいだった時代を知っている。篠田節子はそんな作家の一人である。新刊『はぐれ猿は熱帯雨林の… >>続き 本の雑誌 2011/7/10発売号

『五感で学べ』川上康介

『五感で学べ』川上康介 これぞスポ根農業! ザッツ・ボタニカル・エンターテインメント!!  例えば、日テレのドラマ『高校生レストラン』で松岡君たちが挑戦するのが、レストランじゃなくって畑だったら多分こうなる。或いは『のだめカンタービレ』(二ノ宮知子、講談社)の舞台が音大じゃなくて農学校だったら、やっぱりこうなる(ホントか?)。  要するに、だ。生まれも育ちもバラバラな若者たちが寄り集まって、一つの目標に向かって突き進んだり挫折したり喧嘩したり励まし合ったり、とにか… >>続き 本の雑誌 2011/06/10発売号

第145回直木賞、全候補作最速チェック&予想

第145回直木賞、全候補作最速チェック&予想 7月4日付の朝刊各紙で、第145回(平成23年/2011年上半期)直木三十五賞の候補作が発表された。5作の顔ぶれは以下のとおり。  池井戸潤『下町ロケット』小学館 島本理生『アンダスタンド・メイビー』(上下)中央公論新社◎辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』集英社◎高野和明『ジェノサイド』角川書店 葉室麟『恋しぐれ』文藝春秋  前回(144回)の直木賞予想では、木内昇『漂砂のうたう』と道尾秀介『月と蟹』の2作受賞をみごと的中させた当… >>続き 本の雑誌 2011/06/10発売号

出版社のたくましき"商売人魂"を感じさせる極めつけ「付録」本

出版社のたくましき"商売人魂"を感じさせる極めつけ「付録」本  付録付きのファッション誌が大きく部数を伸ばすなか、ここ最近、書籍も付録付きのものが話題を集めるようになった。「美顔ローラー」や「シリコンスチーマー」といったそれらの商品は、もはや「付録」ではなく、それ自体が主役として書店に並べられている。「付録のために本を買う」なんてことは今やまったく珍しいことではない。  このたび、主婦の友社が7月16日に発売する『携帯レスキュー そなえ君』(税込2990円)は、なんと「防災グッズ」を全面に… >>続き 本の雑誌 2011/06/10発売号

AKB前田が艶めかしい大人の体を披露「キャラクターに合った体型がある」

AKB前田が艶めかしい大人の体を披露「キャラクターに合った体型がある」  先日行われた「第3回AKB48総選挙」。テレビで生中継もされ、国民的な話題となりました。その総選挙でNo.1の座に返り咲いた前田敦子こと"あっちゃん"が、健康美あふれるボディを『anan 6/29号』(420円/マガジンハウス)で惜しみなく披露しています。  「キュートで華奢なAKBのエース・あっちゃん。そんなイメージを払拭するほど、実際の前田敦子さんの肢体は艶めかしかった。締まったウエスト、プリンとしたヒップにバランスいいバスト。まさに大人のカラダ」と… >>続き 本の雑誌 2011/06/10発売号

K-POPファン、実は「K-POPブーム」が嬉しくない?

K-POPファン、実は「K-POPブーム」が嬉しくない?  オリコンチャートには毎週のようにK-POPアーティストが上位に登場し、新しいグループも続々と日本デビューするなど、いまやK-POPの勢いはとどまるところを知りません。週末になれば来日イベントやコンサートが各地で行われ、賑わいをみせています。 そんなK-POPの現状を、ファンはさぞ喜んでいることかと思いきや、意外にもそうではないという声があります。  韓国でK-POPを楽しむ方法をまとめたガイド本「ソウルで楽しむK-POP完全ガイド」を企画・編集したライター… >>続き 本の雑誌 2011/06/10発売号

レディー・ガガも女子校育ち!

レディー・ガガも女子校育ち!  最近「女子校育ち」というキーワードが話題になっている。発信源はコラムニストの辛酸なめ子さんが3月に上梓した同名の新書。自身も中高一貫の女子校に通った彼女が書いたのは、「女子校育ち」な人々に共通する特徴と、あまりに衝撃的な女子校の実情だ。 「例えば『桜蔭の子は妄想がすごい。まじめな子ほどオナニーとかしてそう』と出身者が教えてくれましたし、超お嬢様学校として知られる田園調布雙葉でも、フランス書院文庫やエロマンガの貸し借り… >>続き 本の雑誌 2011/06/10発売号

観光地化が進むチェルノブイリ 科学者たちの意見は?

観光地化が進むチェルノブイリ 科学者たちの意見は? チェルノブイリ原発の事故から25年という節目を迎えた今年の1月、原発跡地を管轄するウクライナ政府が原子炉2基を国内に新設するという数十億ドル規模の計画を承認しました。さらに、事故以来立ち入りが制限されてきた地域の一部も、観光客向けに今年中には開放すると発表しています。  こうした判断の背景には、事故から時間が経過したにも関わらず、科学者たちの間でも放射能汚染の影響についていまだに意見がほとんどまとまっていないとい… >>続き 本の雑誌 2011/06/10発売号

ワンピースのサンジに学ぶ「生きる力」

ワンピースのサンジに学ぶ「生きる力」 1997年より『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されている人気マンガ『ONE PIECE』。迫力ある作画だけなく、数々の名セリフも印象的な作品で、4月にはセリフ集『ONE PIECE STRONG WORDS』(集英社)も発売され話題になりました。  そうした作品を彩る名セリフは、主人公のルフィだけでなく、彼の周りに集まる個性豊かな仲間たちにも多くあります。詩人であり空手家の平居謙さんは、書籍『「ワンピース」に生きる力を学ぼう』(データ・ハウス)のなかで… >>続き 本の雑誌 2011/06/10発売号

ネットで叩かれやすい企業の共通点とは?

ネットで叩かれやすい企業の共通点とは? ツイッターやフェイスブックといったソーシャルメディアの普及により、これまでよりも情報が素早く拡散されるようになった昨今、企業のイメージアップを担う各社の広報担当者たちにとってネットにおけるPR活動は欠かせないものとなっています。  しかし、ネットは宣伝ツールとして優れている反面、誰しも自由に発言できるため「バッシング」や「炎上」といった事態に陥りやすい特性も。広報担当者たちの頭を悩ませ続けるこの問題に、編集者兼PRプランナーの中川淳一郎さん… >>続き 本の雑誌 2011/06/10発売号

「肥満に課税」「ポケモン・おなら禁止」

「肥満に課税」「ポケモン・おなら禁止」 選挙の際に政党が国民に発表する公約を集めた"マニフェスト"。海外から伝わったこの選挙方法も、日本ではすっかり浸透しました。ですが、数が多すぎたり、内容が難しすぎたりと、記憶に残るものは少ないのが実情です。  とはいえ、国民の生活を左右するものですから、選挙後も厳しくチェックすることが求められます。しかしよく調べてみると、世界にはかなりの割合で支離滅裂なマニフェストが存在しているようです。書籍『世界のとんでもマニフェスト』… >>続き 本の雑誌 2011/06/10発売号

今が旬の初鰹  江戸の武士にとっては高級品だった?

今が旬の初鰹  江戸の武士にとっては高級品だった? 5月頃から旬になる「初鰹」は、江戸時代に「女房を質に入れてでも食べたい」ものとして大変に珍重されていました。初物にうるさかったという江戸っ子たちは、「初物を食うと75日長生きする」といってナス、キュウリにいたるまで初物食いに夢中になっていたそうです。そのなかでも初鰹は「75日」の10倍に当たる「750日」も長生きできるともてはやされました。  もちろん、人気が高かっただけに値段も張り、しかも冷蔵庫がなかった時代の… >>続き 本の雑誌 2011/06/10発売号