2010年1月号

正論 『正論』今月の3本 公開日: 2010/04/20 17:29

●金美齢氏
台湾に生まれ、滞日50年という人生を歩んできた評論家の金美齢氏が「『二つの祖国』のはざまでー私はなぜ日本国民となったか」と題して、その思うところをすべて明かした。15ページに及ぶ手記は、日本への危機感と愛情にあふれている。台湾の「日本時代」を「良き時代」だと振り返る筆者が語る祖国への思いは、平和ボケの日本人に届くのだろうか。

●田久保忠衛氏
時事通信ワシントン支局長などを歴任した外交・防衛問題の第一人者である田久保氏は、深い危機感を感じずにはいられないようだ。「米首脳を反日に追い込む鳩山・岡田流“害交”」と題して、日米同盟の亀裂がもたらす「国運」の傾きに警告する。民主党政権の外交がかに危険なのか。ワイド特集「注視せよ!鳩山政権五つの陥穽」の1本で、田村秀男、大峯泰寛、石田潔、花岡信昭の各氏がそれぞれの角度から問題点を論じる。

●清谷信一氏
軍事ジャーナリストの清谷氏が「ガラパゴス化する日本の防衛産業」と題して、「国民が知らない自衛隊装備調達の実態」を告発している。その意味するところは「このままではガラパゴス諸島のゾウガメのよう」に絶滅するということだ。国として、防衛産業をどう発展させていくか、武器、装備をどうするかという視点がない現状に対する厳しいリポートだ。

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