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島へ。 編集部ブログ

Member ウィスパー・マダム――囁きのご婦人たち

吐息まじりの本音は 口紅の香りがした(うぷっ)  本島中部のホテルに予約の電話。ぷるるる、ぷるるる。スチャッ。 「はーいもしもしー」  オバアちゃんと思しきご婦人が出る。◆月◆日から、ひとりで2泊したいんですけどー。  ……無言。聞こえなかったのか。だが「もしもしー!」と声を張り上げると――。 「(うふふっ)」  ……へっ、何だ今の?  「(うっふっふっ)」  電話の向こうでオバアちゃん、吐息だけで笑っている… >>続き

Member もうぐっちゃぐちゃ茶飲み話

入り乱れる人間ドラマが 3時茶を美味しくする!? 本島で知り合いの夫婦を訪ね「東京は寒いんだってねー」「はいー」とか無難にゆんたくしていたら、別のお客が突然来た。中年のオジさん。だが来たと思ったら、 「いけね! オレ娘の迎えに行かなきゃいけないんだった!」  と叫んで5秒でいなくなってしまった。座敷に漂うオジさんの残像……夫婦の奥さんが、ふと言った。 「比嘉さん(仮名/いま来て帰ったオジさん)も大変だねー… >>続き

国民新党

我が海風舎のオフィスから3軒先の建物の角を曲がると、国民新党のオフィスがある。この数日、彼らの連立離脱騒動で、私達のオフィス前まで報道各社の車や人でごった返していた。雑誌記者は、取材に「待ち」というものは殆どなく、取材先へ赴いて取材するだけ。こんな風に、何時間もじっと外で待ち続ける報道スタッフの皆さんの忍耐強さに改めて敬服。大変な仕事だな〜、と思い、雑誌記者でよかった、頑張って雑誌作ろう! と思い新たにした今日こ… >>続き

66号(6月1日発売号)特集予告

日本の島の中でも、秘境中の秘境の別天地、トカラ列島を大特集! 手つかずの自然の美しさをたっぷりとご紹介します。 >>続き

永田町の島空間

海風舎編集部が、千代田区の平河町にオフィスを移転した。って、これ8月の話なので、どれだけブログを更新していないか、という顰蹙な話。新オフィスの最寄り駅は永田町で、ご存じ国会議事堂のある日本の中枢部。「島」という環境とは真逆で、こんなところで島の編集をしていていいのだろうか、と思っていた矢先。オフィスに立ち寄って下さった写真家の管洋志先生が、引越祝いに島の写真をパネルにしたものをたくさん届けて下さった。早速飾らせ… >>続き

Member ハチャメチャ娘、 宮古島上陸!

「すいませーん、奥の席なんですけどー」。ある日の宮古島行き飛行機。通路側に座る俺の頭上で、甘ったるい女の声がして見上げるとギョッ!  カップルだ。男はまあ普通だけど彼女が凄い。黒目が完全に隠れるビッシリつけマツゲ! 前は見えているのか? すげー娘が隣に来た、と思ったらそんなの序の口だった。  窓際に座った彼女は、バッグからA4サイズの大カガミを取り出し、さらなる化粧開始! それ以上何を盛る? そうこうしていると飛行… >>続き

Member オリジナルは 私たちですけど何か!?

「東京にもオデンあるわけ?」 と普通に言われ驚いた!  那覇をブラブラとブラブラしていたら、腹が減った。ホテルの食べ放題ランチ1500円を見つけ、気がついたら突入していた。  ある、ある、ある(100人に聞きました)。カレーに寿司に唐揚げ、思い描いた通りの食べ放題メニューが目の前にズラーッ! もちろん全品取って食べつくし、2巡めに入ってまた食べつくす。ホテルの食べ放題だけあって、律儀に料理名が書かれている。春巻き、焼… >>続き

小笠原諸島への25時間半

次号の特集は小笠原諸島ということで、6月の中旬に小笠原へ行った。東京の竹芝桟橋を船が出港したとき、「これで、25時間半は嫌でも船の中にいるしかない」と思うと、なんだか摩天楼がとても愛しいものに思える。。。 それでもまあ、人生初の長い船旅を謳歌しようと気を取り直したのだが、梅雨前線の活発な荒れ模様の天候を進む船の揺れること。。。もうひとりの編集部スタッフは早くも沈没して、寝たきり状態。激しい揺れのために… >>続き

Member 二文字熟語で話す人々

意外・珍妙・苦笑 熟語・島人・使用 高速道路「沖縄自動車道」を走っていると、途中で屋根の上に飛行機が乗った大きな家が見えてくる。あれはいったい何だろう? レストラン、それともラブホ? 常々謎に思っていた僕はある日、その近くのインターで高速を下り、飛行機の家のほうに向かってみた。  手前に喫茶店を発見し、ママさんに聞き込み。捜査の基本は聞き込みだ、なあヤマさん! というわけでアレはいったい何ですか? 「住宅サー」  マ… >>続き

赤ちゃんの名前

編集部の女性が、出産のために退職することになりました。とってもパワフルかつ根性のある若い女性だったので、とっても残念。しかし、少子化日本にとっては、まさに「子宝」なので、元気な子を産んで欲しいと思います。先日彼女に、子供が生まれたら、名前を「シマ子」か「シマ男(お)」にしたら、と勧めたのですが、笑って拒否されました(あたりまえか)。島へ。で働いている最中に妊娠したのだから、これもご縁かと思ったのですがね… >>続き

Member 今日もどこかで反省会

過ぎたことは振り返らない 沖縄式「反省」の実態は? 沖縄県人は「反省会」を頻繁に行う。だが不思議なことに「反省会」の場で、彼らはほとんど「反省」をしない。そしてその「反省会」は、僕ら本州者が想像する「反省会」とは、かなり違っている。  本島北部、本部(もとぶ)町。水納(みんな)島行きの船が出る昔ながらの港町・渡久地で、昭和の香り漂うアーケード市場を発見した。この日はフリマが行われていたが、発見と同時に… >>続き

島へ。最新号もうじき発売

地震のおかげで、正直、通常通り発刊できるのかと肝を冷やした島へ。最新号が、予定通り4月1日に発売されます。 被災地のみなさんへは、ヤマトのメール便がまだお届けできないと聞き、非常に残念に思っています。島へ。を読んで、一瞬でも、気持ちが和んでいただけたら嬉しかったのですが。 私も神戸の震災で家が全壊した被災者だったので、家を失った悲しみは痛いほどわかります。それにも増して、ご家族がお亡くなりになった方々の絶… >>続き

しまなみ海道

先日取材にしまなみ海道へ行ってきた。 島には橋がかかっていて本土と繋がっているので、こういった島は日本では「離島」という扱い にならないのだが、「かつての離島」ということで、島へ。で特集することにした。 一見、大きなスーパーがいくつもあるし、道に信号機がいくつもあって、まるで島ではないように感じる。が、大きな道から一本中に入ると、道の狭さはまさに「島サイズ」。対向車が来たらどうしよう、と思うような狭い… >>続き

Member 意地と情熱の「おもたせ」

心づくしの手みやげ、持ち帰らせずにおくべきか! 豆腐屋を取材したら、ホカホカの豆乳1リットルを「ビニール袋に入れて」持たせてもらってしまった話、このコーナーで書いたよね。あと『沖縄ディープインパクト食堂』でも、パン屋を取材したらホールのチーズケーキを丸ごともらっちゃった話、書いたよねー。  そう、沖縄では取材をすると、とにかく何かもらう。取材を終えて荷物をまとめていると、ご主人や奥さんが何やら家の奥に入ってゴソゴソ包み「あとで… >>続き

配本日

あっという間に、最新号の配本日を迎えた。今号の特集は、奄美諸島の後編と沖縄やんばる。企画の段階で、このふたつを一気にやるのはもったいない、という意見もあったが、出来上がった本を見ると、「静」の奄美に「動」のやんばる、といった対照的な感じがなかなかよい。沖縄と奄美は言ってみればお隣同士のようなものなので、『島へ。』片手に両方巡るのもよし。 とりあえずは、最新号、お楽しみに! >>続き

消え行く日本のふるさと

今月は年末年始の休みがあるので、早々に取材から戻った。奄美群島の中でもマイナーな島ばかりを取材したが、懐かしき「にほんのふるさと」と呼べる光景が、至るところに広がっていて、心癒された。しかし、これらの島の過疎化と高齢化はは著しく、あと数十年もしたら間違いなく無人島化してしまう。多くの人にこれらの島の存在を知ってもらうことで、それを食い止めることができるだろうか? そうなることを願いながら、現在制作に入… >>続き

アイランダー2010

先週の土日は、池袋のサンシャインで島の祭典、アイランダー2010が開催されました。今年で18回目を迎えるそうですが、去年より数千人を上回る人出で、その盛況ぶりに、島ブームの到来を肌で感じました。我々も出店して、本の直売を行いましたが、読者の方々と言葉を交わすことができ、有意義な時間でした。2日間で最新号とバックナンバー合わせて150冊近く売れました。ありがとうございました! 来年も11月に開催されますので、是非、遊びにいらして… >>続き

Member 出たいのに「出たい」と言わない人々

写真撮られるのは好きじゃない? ウソをつけってんだよ! 「では当日、ご主人の写真も撮らせていただきますね」「わかったよー」というやり取りを経て取材に出かけた、本島中部の某食堂。んで店に着くとご主人は、パリッとノリのきいたシャツを着て待っていた。さっそくカメラを向けハイチーズ……ん?  ファインダーの中でご主人がケゲンな顔。ど、どうしたのですか? 「どうしても撮らなきゃダメ?」  へ? 「ボクの顔なんか撮らなくても別にいい… >>続き

安藤忠雄先生のお人柄

10月26日に建築家の安藤忠雄先生が文化勲章を受章された。大変素晴らしいことで、前号、インタビューにご登場いただいたこともあり、早速お祝いのお花をお送りした。すると、先生から直筆のお礼の手紙が届き、びっくりした。先生ほどの方なら、たくさんお祝いの品を贈られることであろうし、印字されたはがきでお礼を出すのが普通だろう。卓越した建築のみならず、このようなお人柄に、世界中からクライアントが絶えず集まるのだろう。編集部… >>続き

奄美諸島取材

編集部の奄美諸島取材と、奄美大島の大雨災害が重なってしまった。。。それはもう、槍のような雨、雨、雨。奄美大島では道路が遮断されて、飛行機で帰る予定が、急遽、船で鹿児島まで脱出することに。特集テーマはネイチャーウォッチングなのだが、ある意味、すごい自然観察だった。 沢山の方々からご心配のメールをいただき、有り難かった。全員、無事、東京に帰ってきましたので、皆様ご安心下さい! 被災地の一日も早い復興と、被災者の方々の… >>続き