ビギナークラス
PHaT PHOTO 写真教室ってどんな写真教室?
オンライン授業のポイント!
毎月1 回動画の配信を行います。何度も繰り返し、復習しながら見ていただくことができます。回によって授業時間は異なります。
(他のメンバーの講評も見られます)
講師が毎月、宿題として提出した生徒一人ひとりの写真について、良いところとアドバイスをコメントします。 自分だけでなく、他の生徒の作品講評も聞いていただけますので、さまざまな視点やものの考え方があることを知り、自分の作品に生かすことができます。
動画配信のお知らせや宿題の提出などは、クラスごとのチャットツールで行います。受講生同士で分からないことを質問しあったり、講師に質問してみたり。 使用ルールに沿ってチャットを楽しんでいただくことができます。
最新のバージョンのブラウザ、オペレーティング システムを使用し、インターネット接続が良好であることをご確認ください。
最新バージョンの Google Chrome、Firefox、MS Edge、Safari、Opera。500 Kbps 以上のインターネット接続など
※短期コースの場合、グループチャットではなく主催者側と1対1のコミュニケーションとなります。
いい写真を撮るには、カメラの基本を知り、
心を捉えて離さない写真の撮り方を学ぶことが重要です。
授業で皆さんにお教えしたいのは、 カメラの操作方法だけではありません。それだけなら、 インターネットで検索することで、簡単に情報を手に入れられます。講義の中でお伝えする知識や技術は、「写真で気持ちを伝える」「ひとの心を揺さぶる」ために必要な要素です。「感性を磨く」ことを重視しているPHaT PHOTO写真教室だから、カメラ操作の得意不得意や写真歴にかかわらず、みなさん「ビギナー 」として、いちから学んでいただきます。カメラの基本を知り、心を捉えて離さない写真の撮り方を学ぶこと。これらが揃ってはじめて写真が上達していきます。30分間程度の講義を通して、そのふたつをお伝えしていくだけでなく、毎月の個別講評によって、個人個人に合った表現力も伸ばしていきます。
ビギナークラス 全12回 講義内容
感性の違いについて体験する
第2 回 レンズ効果が与える影響
「!」を伝える為のレンズ効果を知る
第3 回 シャッタースピードで変わる表現
同じシチュエーションでも印象を大きく変えるコツ
第4 回 絞りの表現
撮影意図に合わせる絞りの選択の仕方
第5 回 露出での印象の違いについて
見る人の気持ちの変化を生む露出
第6 回 構図の研究
目に心地よい視覚効果について考える
思い出やイメージを呼び起こす魔法のような仕掛け
第8 回 カメラポジション
少しの差が大きな結果を生む
第9 回 色の効果
デジタルカメラだからこその人の心の捉え方
第10 回 光の要素
光を読むことを学ぶ
第11 回 ストロボ 補助光の使い方
ストロボを使いこなすには、シャッタースピードと光の照射時間を知ること
第12 回 ディスカッション
客観的な視点を学ぶ
※カリキュラムは変更となる場合がございます
テラウチマサト
写真家/プロデューサー 1954年生まれ。日本実業出版社を経て1991年に独立。ポートレイト、風景、プロダクトから空間まで、独自の表現手法で常に注目を集める写真家。中でも、ポートレイト作品においてはこれまで6000人以上の俳優、モデル、タレント、経営者などの著名人を撮影。また、風景作品では、その場所の魅力を着実に捉える力を評価され、行政からの撮影要望も多い。2012年パリユネスコ本部より招聘され、ユネスコのギャラリーにて写真展を開催。モノやコトの“隠れた本質”を捉える着眼点や斬新な表現手法に、イベントプロデュースから、町興しのオファーも集まる。写真家としてのクリエイティビティを活かした幅広い創作活動を得意とする。2020年学芸員資格を取得。米国マサチューセッツ工科大学で講演するなど、海外からも高い評価を得ている。 www.terauchi.com
杉原 寛明(すぎはら ひろあき)
2007年よりグループ展に参加するなど作品発表を始める。2011年より「PHaT PHOTO」写真教室のビギナークラス講師を担当。同年より東洋学園大学でも写真の講師を務めている。その他、ワークショップ、イベントでの講師も多数。2012年には、カメラと写真のワールドプレミアショー「CP+」のEPSONブースでトークショーに参加し、その他ワークショップ、イベントでも指導をしている。ひとりひとりに語り掛けるような、しっかり丁寧な授業には定評があり、生徒からの信頼も厚い。自身の作品も、優しい語り口と人柄が現れた、繊細で美しい色彩描写が特徴的。
松本 友希(まつもと ゆき)
旅行会社勤務を経て写真の道へ。2000年に日本写真芸術専門学校報道芸術科を卒業。 2007年に写真雑誌「PHaT PHOTO」の契約作家となり、誌面の企画撮影や書籍の装丁写真、広告媒体への作品提供などを行う。2009年からは「PHaT PHOTO」写真教室での講師も務め、ビギナークラスからプレミアムクラスまでの全カリキュラムを担当。他、大手企業の写真教室や、撮影会、ワークショップの講師などでも活動している。自身の作品では、主に街中や日常に潜む小さな世界を撮り続けている。写真学校で学び、仕事で活かされている技術力と、自身の作家活動で培った表現力の両面において信頼できる講師のひとり。
yukidaruma.info
速水 土岐文(はやみず ときふみ)
関西御苗場レビュアー賞、同グランプリ受賞 、第一回写真出版賞優秀賞、セントラルフォトコンテスト準グランプリ etc 10年ちょっと前からデジタルカメラでポートレイトを中心に作品作りを始めました。 そして、3,4年前から初心に帰る意味でフィルムカメラも始め、ポートレイトやスナップ写真を撮っています。 作品は以下のサイトで少しご覧頂けます。
https://www.lensculture.com/tokifumi-hayamizu
講師からのメッセージ
「PHaT PHOTO」写真教室のカリキュラムは、私が出版社の写真部に在籍しながらカメラやライティング技術など、プロの写真家を目指して学んでいた20代の頃に得た知識をベースに、独立してからの経験で得た写真表現の幅と広さ、写真を観る楽しさと深さをミックスして作ったものです。また撮るだけではなく、写真を見る、見せる方法についてもお伝えします。
さらにニューヨーク近代美術館MoMAが提唱する「教育美術鑑賞法」を取り入れて、独自のカリキュラムとして教えています。 20年の歴史の中で日々改善と更新を重ねるカリキュラムに加え、東京で最も多くの生徒が在籍する教室には、楽しさと学ぶ姿勢、多くの交流があります。
この度新しくスタートする「PHaT PHOTO写真教室オンライン」では、講義を好きな場所、好きな時間に見ていただきながら、宿題の講評をはじめ、一人ひとりの作品に毎月独自の指導法によるアドバイスをしていきます。
動画を見るだけでなく、オンラインならではのやり方で双方向に交流できる教室にもしていきたいと思います。沖縄から北海道まで、そして、ときに海外からも。写真が好きな多くの方と出会いたい。それぞれの個性を開花させながら大きく育っていってもらいたい。そんな気持ちでいっぱいです!(講師 テラウチマサト)