亀井静香 掲載ページ

対決を政権のエネルギー源とした。とりわけ、松岡が所属した派閥の会長だった亀井静香を、抵抗勢力の代表格と位置づけ、何かにつけて批判した。最後の戦いが、郵政民営化を巡る攻防であった。衆院でどうにか可決された民営化法案が参院に回された時に、亀井は「参院では必ず否決される。参院での否決を理由に、衆院解散はできない」と公言していた。しかし、小泉は参院否決の直後に衆院を解散。亀井は自民党を追われ、国民新党を結成した。一連の攻防で、松岡は小泉を支持。亀井と袂を分かったのであった。亀井を「不倶戴天の敵」と見ていた小泉にとって、松岡は「貴重な援軍」と映った。小泉政権での松岡入閣は実現しなかったが、安倍が内閣発足

」の戦慄その揚げ句、郵政民営化の騒動で、心ならずも自民党を離党し、国民新党というごく小さな政党の代表に納まった。運送会社のオーナーでもあり、何不自由もない。荒っぽい仕事の方は、その方面に向いている亀井静香(国民新党代表代行)に任せ、何ごともなければ、次の衆院選には出馬せず、穏やかに政界を引退するといわれていた。その綿貫が、いま政局の焦点に返り咲いた。ゴールデンウィーク明けには昭和四十四(六九)年衆院

させている。亀井静香(国民新党代表代行)は、小沢に電話で「毒饅頭をくいやがった奴等(国対関係者をさすらしい)を代えなければ駄目ですよ」と毒づいたらしいが、その当否はわからないにしても、臨時国会で二十五

あり、創価学会に対する藤原広行と阿部日顕の意趣返しの疑いが濃厚である。更に甲野事件の背後には自民党亀井静香代議士、共産党がおり、甲野事件の弁護士を選任する際には山崎正友が登場する。」というものであり、甲野事件は