本因坊文裕 掲載ページ

役割は変わらないと思う。もっといろいろな分野を結びつけて記事を書いてほしい」と期待した。このほか、毎日新聞社主催の囲碁・本因坊戦で昨年、歴代 1位タイの 10連覇を果たした本因坊文裕(井山裕太九段

提供)山新愛の事業団子ども食堂を経済支援 5年間で約 1 0 0 0万円 10連覇の本因坊文裕就位式毎日新聞社・丸山社長らが祝福毎日新聞社の丸山社長(右)から賞金目録を贈呈された本因坊文裕エコ

28 2019. 1. 27大阪市の小学 4年生、仲なか邑むら菫すみれさん( 9)が囲碁で最年少プロデビューする。 10歳 0カ月となる今年 4月 1日付で日本棋院所属棋士となる。過去、最年少記録は藤沢里菜女流本因坊( 20)の 11歳 6カ月。仲邑さんは、日本棋院が小学生を対象に新設した「英才特別採用推薦棋士」の第 1号。複数のプロ棋士の推薦などで「世界一になれる逸材」を見いだす。近年、国際大会で日本は中国や韓国に分が悪い。中韓のような幼少からの徹底した英才教育が急務だった。仲邑さんは昨年 12月に張ちよう栩う名役所で憧れの井山裕太 5冠( 29・本因坊文裕)と最小ハンディの「先番コミなし

Gendai Tanka 110今夏、囲碁の第七十三期本因坊戦が行われた。本因坊戦は七大タイトルの一つ。今期は本因坊文裕(井山裕太)と挑戦者山下敬吾九段の七番勝負である。先に四勝した方が本因坊となる。その伝統ある本因坊戦と併せて山口県と福島県の歌人を含む総勢八人による交流会が行われた。題して「一五〇年の歴史と碁を詠む」という企画である。恩讐の彼方へ手をとり歩まむよ百五十年へて今がその時雁部貞夫敗者に

昨年 12月 5日、第 30期竜王戦で通算 7期目の竜王位を獲得した羽生は、渡辺明に続く「永世竜王」資格者となり、史上初の「永世七冠」を達成した。その偉業が評価され、囲碁の井山裕太七冠(本因坊文裕)とともに国民栄誉賞を受賞することになったのは、ご存じのとおりである。七つのタイトル(叡王戦を除く)すべてで永世称号制覇は、歴史的快挙である。ここでは、永世称号の歴史、そして、羽生永世七冠までの足取りを振り返ってみたい。【記】鈴木宏彦(将棋観戦記者)【写真】中野英伴、中野伴水羽生善治「永世七冠」への軌跡写真とデータで綴る

29 2017. 12. 17帽した。「世界戦出場の機会を多くもらいながら思うような成績が残せなかった。これ以上ない相手に勝てた。今年の勝利で一番うれしい」と語ったように、文裕は世界戦の制覇に並々ならぬ意欲を持つ。かつては日本が優勢だった囲碁の世界戦も、近年は韓国、中国勢に押され、日本の第一人者の戦いぶりが注目される。文裕と親しい若手の吉きつ川かわ一はじめ三段( 27)がこう話す。「韓国ではプロ